羊飼いな日々

仕事も家庭も子育ても、
のんびり気ままに行きましょう~

吊るし飾りの出来上がりまで、その1

2008-02-15 19:31:36 | 作り方・小物

さて、いよいよ形になってきた、吊るし飾りです。

Img_6366 施設で利用者さんと作り始めていますが、結構できてきました。

今は、花のパーツ作りをしています。

   

   

   

   

   

Img_6250 桃の花びらは、全部で5個作ります。このように縫い、周りに切り込みを入れてひっくり返して・・

   

   

    

     

    

   

Img_6365 中に綿をきつめに詰めておきます。

これを5個ですね。

   

   

   

  

  

   

Img_6364 半分づつ、ずらしながら縫いつけて、花にします。

中央に丸く切った布の花芯を縫いつけて完成します。

後ろは、丸く切ったフェルトでヒモをはさんで縫いつけて、紐につけておきます。

   

  

   

Img_6362 こちらは、直径6センチの円を切り、周りをぐし縫いして中に綿を入れて縮め、糸で5分割するように巻いていきます。

真ん中に花芯の黄色の布をボンドで貼り付けておきます。

   

      

 

Img_6363 大きい桃の花は、この色のパターンもあります。

白いものが混ざるのも、綺麗ですね

    

     

 

  

   

あとは、黄色と紫の布で丸いポンポンを作り、ヒモにつけたら完成です。今は、このパーツづくりをみなさんとしているところ。少しづつ、吊るし飾りが出来上がりつつあります。

さて、完成が楽しみですね。

次回は、組み立てをします。


本日はティッシュカバーづくりです

2008-02-01 16:54:53 | 作り方・小物

勤め先の施設にて、今日はティッシュカバーづくりをしてきました。

A宮さんは86才の方。

足を怪我して3か月入院し、そのごセンターを利用することになりました。

両手にて杖をつきながら、ゆっくりと歩かれます。

耳は、ほとんど聞こえないくらいの難聴。ですので、大声と筆談で会話しています。

ですが、他はクリアーです。頭も言うことも、しっかりとしています。

で、必ず何か覚えて帰ろうとします。手を動かすことが好きなのです。折り紙・手芸なんでも。その作品は、大切に持って帰り、家で待つヒコ(孫の子ども)に教えてあげて一緒に作ったりするんだそうです。

昨年は折り紙の星飾りを一緒に作ったり、折り紙の箱を作ったりしました。そして、クリスマスリース作りもしました。

今年に入り、私が来る日を心待ちにしてくださるようになりました。ほとんどの作業は、私としているので、また何か教えてほしいというのです。

Img_6014 今日作った「洋服の形のティッシュカバー」は、利用者の方の奥様が手作りしたもの。それをお借りして型紙を作りました。

ね、素敵でしょ。この生地もいいんですよね。

それを、先週から布を切り、みなで一緒に下準備をしていたもの。今日はいよいよ縫う作業です。

   

    

Img_6222 さて、午後になりました。待ちかまえていたA宮さんと一緒に作りはじめましょう。

ではA宮さんモデルをよろしく。

       

    

    

      

さて、まずは先週の下準備・・・。写真の型Img_6018紙を写した布を、ぬいしろをとって切ります。

襟一枚、袖2枚。

本体の後ろ一枚、前2枚です。

      

      

    

Img_6217 こちらは、襟になります。袋に縫い、表に返して、両端を折り、本体に縫いつけるのです。

一枚。

   

  

   

   

   

     

         

Img_6219 本体前の部分は、片方だけを三つ折りにして、ぐし縫いしておきます。

これを2枚。

写真はありませんが、袖は一枚の布を半分にし、また半分に折ったものを、そのまま本体につけます。

    

    

      

Img_6220 後ろ布を上を表に置き、その上に、襟、両袖、前部分を2枚おき、マチ針でずれないように細かくとめて、

ぐるりと縫い、袖の余った三角部分を切り取っておきます。

             

     

     

Img_6221_2  袖の部分や襟のところが厚みがあり、縫うのが少し力がいります。

ずれないように、丁寧に縫っていきます。

縫い終わったところで、表に返して完成です。 

         

    

     

Img_6226 表に返すまで、みながドキドキでしたが、なんとか無事に仕上が り大満足です。

        

        

       

      

Img_6225 「うれしいわ・・」

大満足のようです。

「また作りたいわねぇ・・。また新しい布を持ってこようかしら。教えてもらって作りたいわ。」

         

      

とのこと。「Img_6224 お仲間にも見せましょう。」

「ね、いいでしょう?。」

「いいですねぇ。」

所要時間1時間半。

               

結構、簡単で、それでいてカワイイ、ティッシュカバーの出来上がりでした。

次はどなたと作りましょうか。順番に作ってます。

ぜひ挑戦してみてくださいね。


ポンポンのミニリースづくり

2007-12-04 19:46:51 | 作り方・小物

施設でのクリスマス会が20日にあります。

Img_5642 その際に、利用者さん一人ひとりにクリスマスプレゼントを渡すのですが、利用者さんも一緒に作っています。先月から作り始め、今日完成いたしました。出来上がりは、まずまず。

しかも、途中の作業は縫ったり、貼ったりする作業なのでお年寄りでもカンタンにできます。仕上げだけを職員が行います。

ミニリースの作り方です

まず、好みの布を直径13センチの円で切り取り、周りを縫いしぼり、中に綿を入れて丸いボールを作っておきます。一つのリースにつき6個必要です。

Img_5638 厚紙をドーナツ型に切ります。直径10センチ、真ん中に適宜穴をあけます。

2つ用意します。

   

     

Img_5643 2つとも折り紙でくるみます。

  

  

   

    

Img_5645 ボンドをつけて、玉を6個つけていきます。

     

  

  

  

Img_5649 金色のリボンを巻き、緑のリボンで作った飾りをワイヤーで止めつけます。

市販のパーツでもなんでもOKですよ。

  

  

Img_5653 後ろに、つりさげ用のリボンをつけます。

   

   

        

  

Img_5652 もう一つのドーナツ型を張り付けて完成です。

   

  

   

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こんなにたくさん作りました。ぽんぽんが可愛いミニリースの完成です。ツリーの他、どこに飾ってもいいですね。

施設の利用者さんとぜひ作ってみてください。

今からプレゼントする時が楽しみです。


折り染めを作ってみませんか

2007-08-17 22:44:59 | 作り方・小物

今日、羊飼いが勤める施設にて、利用者さんと子どもたちで「三原色折り染め」をいたしました。前から少しづつ、準備をしてきたものです。

職員の子どもたちと利用者さんと一緒に、和紙を染める、それは楽しい時間でした。そして、思い思いのきれいな模様が出来上がりました。

今回は、シュトックマーの透明水彩絵の具を使用した、ひだまり工房オリジナルの折り染めをご紹介いたします

Img_4485 Img_4486 材料・障子紙(なるべく普通のシンプルなもの)・シュトックマーの水彩絵の具(赤・青・黄)絵の具はそれぞれに水に適宜といておきます。

そして、三色を別々に入れるための小さい容器をたくさん。

これだけです。

作り方

Img_4472 1.障子紙を15センチ間隔に切ります。横長の形になります。

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2.長いほうを横にして半分に折ります。そして手前と向こう側にそれぞれ半分に折Img_4474ります。(蛇腹にします。)

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Img_4477 3.端から三角形(二等辺三角形と、正三角形があります)に折っていきます。この時、巻き込まないように、外側に折ってください。

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Img_4480_1 4.最後に余った分は、内側におりこみます。下準備は完成です

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5.いよいよ染めます。

Img_4500 三角の頂点を、好きな色に浸し、上をむけてギュッと押さえます。すると中まで色が染みます。そして、また違う色をつけて同じようにします。この重なりが、思いがけないような色彩をうむのです。

Img_4499 6.三つの角をそれぞれ染めたら出来上がりです。開くとアラアラ♪とっても素敵に仕上がって、みなさんビックリですよ。

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Img_4495_1 このように、最初は、みな三色がキッチリとバラバラの作品を作りますが、だんだん色の重なる綺麗な色が出せるようになってきます。特に子どもはどんどん作っていきます。

ドイツ製のシュトックマー社の絵の具は、シュタイナー教育で水彩画で使用しているもので、色の発色は素晴らしいものです。今回はそれを折り染めで使用してみたのです。

もし、手に入らない場合は、普通の絵の具だと色がにごって汚くなるので、かならず透明水彩にしてください。

Img_4483 さて、こちらは昨晩、利用者さんと試しに作った折り染めです。色がきれいに出ていますね。

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Img_4501 Img_4498 そして、こちらが本日、みなさんと作ったもの。子どもと一緒に作ったエネルギーに圧倒されそうです。

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Img_4505 これらの折り染めは、折り紙などに加工して、9月に小瀬公園で開催される老人作品展に出品し販売予定です。きれいな紙です。お近くの方はぜひ買いに(見に?)来てくださいね。

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Img_4508 折り染めが終わったあとは、一緒におやつの時間です。楽しいひとときでした。利用者さんも子どもたちとの触れ合いに笑顔が一杯です。

夏休みの一コマでありました。

さて、この紙で何をつくろうかな?楽しみが広がっています。


ペットボトル編み機の作り方

2006-10-08 14:46:00 | 作り方・小物

Img_0220_1  本日は月3回行っている、特養での講師の日です。本日の参加者は8名。風邪などで少なめです。

毎回、ペットボトル編み機にて、マフラーを編んでいるのですが、この編み機は、非常にすぐれものです。リリアンの大きいものと思ってくださいね。

ペットボトル編み機の作り方です

1。ペッImg_0044_2トボトルを半分に切ります。底も切り、筒にします。切り口が危ないので、ビニールテープで保護します。

2.そのまわりに割り箸を11本、間隔をあけてとりつけます。この時に上の方、2㎝ほど箸を出すといいようです。とれないように、しっかりとゴムテープでつけておきます。

この箸11本がちょうど編みやすいです。それからあまり細い毛糸だと、細いマフラーになってしまうので、しっかりした太目の毛糸で編みましょう。

また、市販の編み機ですと、逆にやわらかすぎて、力の加減の難しい麻痺のお年寄りなどだと、編むのが難しいのです。これだとお金もかからずに、力をいれても大丈夫です。

次は編み方です

1.編み機につけた箸に、まず一周、箸一本づつ毛糸を波のようにかけます。2周目も波にすると、互い違いに箸に毛糸がかかっていると思います。

2.3周目はそのまま外側だけになり、いよいよ編み始めです。最初にかけた毛糸を3週目の毛糸の上から箸の内側にリリアンのように編みます。

この時、最初はゆるくてお年寄りには難しいので、一周編んでおきます。

3.あとは、どんどん編み進めていくだけです。そのままペットボトルの内側に編まれていきます。

4.最後は、編み目に毛糸を通して、ぎゅっとひきしぼり、ここに毛糸のぽんぽんをつけるなどして完成です。

こんな感じです。この単純な作業が、意外と普通の人には出来ない!!忙しいのもあるのでしょうが、非常に根気がいるのです。手伝いのボランティアさんがいなければ、だいだい1本編むのに3ヶ月~半年はかかります。昨年からは市販の大きい編み機で帽子に取り組むお年よりも出てきて、バラエティもひろがりました。

大変な作業ですが、お年よりは、出来上がりの楽しみと手の機能訓練もかねて、懸命にとりくまれています。出来上がったマフラーや帽子は、クリスマス展など作品展で販売するほか、ご自分の毛糸を買ってきて知り合いにプレゼントしたり自分用にしたり。

今は、羊飼い一人で全員をカバーできますが、編物を始めた当初はお年よりも全く手が動かず、何も出来ない状態でした。パーキンソンの方は、まったく何をしたらいいかわからず、手伝いの人がかかりきりで不安そうでしたが、現在はなんと、お一人で編むまでになっています。また、認知症のお年よりも、継続するこの作業がいいのか、作業を始めるとリズム良く編んでおられます。とても落ち着いているので、他の日常作業が困難な方とはとても思えないくらいです。どのようにしたら編みやすいか、一人ひとり手探りで模索していったのです。そんな積み重ねでここまで編めるようになりました。

このようにして編んだマフラーや、作品は、毎年9月の第一週にK公園で開催の年輪ピックの老人作品展で展示販売します。この作品展、実は知る人ぞ知る、非常にお買い得品がたくさんあります。お近くの方はぜひ、一度ご覧になってください。県内の施設から沢山の出展がありますよ。

さて、最後に毛糸の種類ですが、Img_0574_1 単純かつシンプルなマフラーなので、毛糸に一工夫あるといいですね。純毛の質のいいものにするとか、変り毛糸にするなどです。くれぐれも、編みやすいものにしてください。

   

こちらは工作クラブの様子です。ペットボトルを使って作業をしています。

今年の仕事はじめ

アンデミルミルの帽子つくり

アンデミルミル初挑戦

最後の工作クラブ