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自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

8月10日

2009-08-10 | バイク
iPhoneカーナビ化計画を進めておりましたが、もう面倒になったのでアプリを買ってしまいました。
結局『全力案内!ナビ』にしました。
決め手は値段です。
だって、安い方だったら、使いづらくても『じゃあ高い方にしよう』って思えるじゃないですか。
高い方だと『何だよ、結局安い方でよかったんじゃん』って後悔するじゃないですか。
あとは、ゼンリンのアプリ販売方式が怪しいっていうのもあるんですけどね。

で、使ってみていろいろと不便なところがバッチリ。
そりゃあ、完全なカーナビではないので、妥協はしますけどね…。

操作方法は慣れなので置いておきまして、マニュアルの情報量が少ない。
バックライト設定について、もっと詳しく書いてくださいよ。

で、そのバックライト設定をオフにすると、ナビが中断する。
あれ?OS3.0からiPhoneのスタンバイ中でもアプリが動かせるようになったんじゃなかったっけ?
まぁ、これは仕様っぽいので仕方ないですが、マニュアルに明記しておいてくれよ…。
バイクだから運転中に画面を見ることはないので、ここが改善されて電池が長持ちすると嬉しい。

音声案内(というかGPSの精度)が微妙だなぁ。
これもiPhoneの仕様のせいなんですけどね。
普通のカーナビが1秒のうちに何度もGPSデータを取得しているところ、iPhoneは1秒1回が限度っぽい。
なので、どうしても遅れが出てしまうんですよね。
おそらくその遅れの対応のためだと思うんですが、細かく音声案内してくれるんですよ。
今のところ、700m、500m、300m、200m手前で案内がありました。
700mは手前と言うより、次のポイント案内かもわからんけど。
500mと300mの間はまだいいんですが、300mと200mでは音声が被ることがある。
『300m先、右方こ200m先、右方向です。』
みたいな感じで。
車と違って複数のアンテナがあるわけでもないから、精度も高いわけでもないしね。
そのせいで、ルートから外れた際のリルートも遅いんだよなぁ。

案内の音声が小さいのも困る。
音楽の方が音が大きくて、よく聞こえない。
音声のボリュームを上げると、音楽のボリュームも上がるので意味なし。
独立したボリュームの設定が望まれるなぁ。

これもiPhoneだと思うけど、案の定電池の消費が半端ない。
パねぇ。
たぶん、1時間ちょいしか使えないんじゃないなかなぁ。
仮に容量2倍の外付けバッテリーを入手しても、4時間くらいか…。
数キロ直進の場合は、GPSの取得タイミングを5秒に1回とかにしてくれないかなぁ。
あとは、どっかのゼンリンみたいに、目的地までの地図情報を一気にキャッシュして、通信を効率化するとか。
スタンバイじゃない画面オフモードとか。

あとね、時折フリーズするんですが…。
ルート設定時に、ルート検索中のまま固まっちゃうんですよね。
メモリ不足だとは思うんですが、そこんとこなんとかしてもらえないでしょうか。
アレか、3G[S]に買い換えろって話か。


とまぁ、こんな感じでございます。
いじり倒しきれてはいないけど、だいぶいじれたわ。
使い方はなんとなーく把握した感じ。
今週末に下道を長距離走るので、それで見極めたいと思います。
どうなることやら。

7月31日

2009-07-31 | バイク
Bluetoothを通勤で使い始めて一週間。
だいぶ慣れてきたので感想をば。

音のずれは、まったく気にならなくなりました。
人間の適応能力は凄まじい。
ケーブルがないのは、大変便利だなぁと思い始めております。

ただ、受信機がやはりデカすぎる。
バイク用だしな…。
持ち歩くにはちょっと不便なので、奮発してBluetoothヘッドセットを買っちゃおう。

やっべ、キャンペーンが今日までだったから買っちゃった!
\7,000也。
ボーナスが出たとは言え、Bluetoothだけで6万強も使ってしまった…。
Netbook買えたなぁ。
ま、元同居人には負けるけど。
いろいろと便利そうだから気にしない!


Bluetoothによるハッピーライフが私を待っているわけですが…まだまだやりたいことが残っています。
以前も書いた、iPhoneのカーナビ化です。
年に数回、必要になるんですよねぇ。
数回レベルだったらNAVI TIMEとかで問題ないのですが、残念なことに私のケータイはGPSついてやがらないのでございます。
SO903iTV、嫌いじゃないけど変換とか融通利かないしなぁ。

バイクの運転中に画面を見ることは出来ませんから、音声案内が必須でした。
そして音声案内を聞くためにはイヤフォンが必要で、今回のBluetoothヘッドセットで問題は解決。
万々歳かと思えたのですが…いい感じのナビゲーションソフトがない!
うわぁ…こりゃどうしたもんかなぁ。

ざっと調べた限りだと、音声案内をしてくれるのは『全力案内!ナビ』だけっぽい。
今までは音楽再生中のナビが出来なかったようだけど、バージョンアップで対応したっぽい。
けど、どうも道の検索の自由度が低いみたいなんだよなぁ。
もう少し調べて、いいのがなかったらこれをインスコするかね。
900円で1年間使用可能と。
んー、使用頻度によってはやっぱりNAVI TIMEのほうが安いなぁ。
ZENRINのヤツが音声対応してくれて、GPSが暴走するバグが直ったらなぁ…。
あとは海外の有名なカーナビメーカーが参戦を表明しているらしいので、日本版が出ることを祈るか…。

で、GPSをガンガン使うと心配なのがバッテリーでございます。
GPSってヤツは結構電池を喰うらしく、たぶんずーっと使い続けると2~3時間しか持たないんじゃないかなぁ。
長距離走行だと結構致命的ですよね。
山の中とか高速道路で『20km先を右折です』みたいになったら一度アプリを落とせばよいとは思うけど、それでも2時間は結構キツイ。
たしか、内蔵バッテリーの2倍近い容量の外付けバッテリーが、2万くらいであった気がする…。
それでようやく6~9時間かぁ。
んー…合計で約8万かぁ…。
アプリだってタダじゃないしなぁ…。
うーん…。

ここまできたら引き返せないよなぁ…。

7月29日

2009-07-29 | バイク
買っちゃった…。
バイク用のBluetoothインカム…。

私がバイクに乗るのは地元の移動がほとんどですが、この前の青森みたいにごく稀に長距離も乗るわけです。
青森とか、移動だけで片道8時間かかったわけで、一人カラオケとかしても時間を潰しきれないわけです。
で、ふと同僚がタンデムで会話できるBluetoothインカムを持っていたのを思い出しまして。
Bluetoothなら音楽とかも飛ばせるんじゃね?と、いろいろ話を聞いているうちに、非常に欲しくなってしまいまして。
これといってボーナスの使い道も決まってなかったので、購入内定です。
同僚『どうせ買ったって、一緒にツーリング行く人なんていないだろ』
余計なお世話です。


で、選択肢はこの3つ。
(1)B+COM SB213
(2)デイトナ クールロボ
(3)SCALA-RIDER Q2
日本だとこの3つしか売ってないんじゃない?というくらい、これ以外に見つけられなかった。
因みに、これはお値段の高い順に並んでおります。
どれもお高いんですけどね。
SCALA-RIDERが2万円前後、デイトナが2万5千強、B+COMが3万強ってところ。
B+COMとSCALA-RIDERは、1つ前のバージョンが比較的お手ごろな価格で出ているけれど、B+COMは電池の持ちが段違いだし、SCALA-RIDERは伝送距離が違うっぽいので、候補から外しました。

正直、スゲー悩みました。
安い買い物ではないので後悔はしたくないけど、情報が少なすぎる。
必死こいて情報を漁って、なんとかここまで集めることに成功。

(1)B+COM SB213
とにかく高い。
あと、ヘルメットへの固定方式が結構ちゃっちいらしい。

(2)デイトナ クールロボ
乾電池式なので、出先で電源が切れてもすぐに入手できるのは素晴らしい。
が、防水加工ではなく、防水用のシリコンカバーがついているけれど破れやすいらしい。

(3)SCALA-RIDER Q2
ヘルメットへの固定方式的に、脱ぐときに引っ掻いて怪我をしそうとのこと。
マイクが音を拾うとスリープモードから復旧するらしく、使い勝手がよさそう。
ただ、親愛なるきたみりゅうじ先生が使って見たところ、その機能はうまいこと動かなかったそうな。
使い勝手は良いって、きたみ先生が言ってた。

これだけの情報を集めるのに、どれだけ時間をかけたことか…。
B+COMは高いだけあって、それなりに使い勝手はよさそう。
デイトナは防水加工がなぁ…長距離だと雨は大前提だし、壊れたら泣けるよなぁ。
SCALA-RIDERは良くも悪くも海外メーカーって感じ。

きたみ先生には悪いけど、SCALA-RIDERは見送り決定。
海外メーカーなのでサポートが心配なのと、脱ぐときに怪我したくないし。
伝送距離500mは魅力的だけど、どうせ一緒に走る友達いないし。

デイトナとB+COMは本気で悩みました。
デイトナのお値段と乾電池方式は物凄く魅力的だけど、防水機能が甘そう…。
B+COMは無難にまとめているけど、いかんせんお値段が…。
結局、防滴機能つきのB+COMに決めちゃいました。
シリコンカバーもそうそう破れないとは思うけど、2万5千円だから万が一が怖い。
B+COMも『防水』ではなく『防滴』なので、そんなに凄くはないんですけどね。
公式に『普通に使っていれば、突然の大雨でも大丈夫』と書いてあったのを信じることにしました。


で、ついに手元に届いたのですよ!
何故か2台セットが。
たい焼きの『1台よりも2台セットのほうが、1台あたりの単価が安いよ…』という甘い囁きに負けました。
箱を開けてみて、2台セットのほうが安い理由がわかりました。
充電器は1つしか入ってないじゃないかよガッデム!

なんだかんだで念願の品を手に入れたわけで、もう超ご機嫌ですよ。
週末を待って、早速試験ですよ!

まずは購入の目的である、iPhoneとの連動。
私自身がBluetoothをPS3以外では触ったことがなかったので、かなりおっかなびっくり。
しかし、思ったよりもあっさりと接続に成功。
うぉー!iPhoneの音楽が聞こえるぞ!

続いて、ケータイとの通信なのだが…これには大変てこずった…。
B+COMのマニュアルには『パスコードの0000を入力してください』と書いてあるのだが、ケータイで何度入力しても『パスワードが違います』と表示される。
ムッキー!
5,6回試したところで、我慢の限界。
こうなりゃありえそうなやつを入れまくるしかない。
1111とか1234とか試した結果、9999で成功。
『なんで?』と思ったら、聞かれていたのはBluetoothのパスコードではなく、ケータイの端末ロックのパスワードだった。
端末ロックを通過後、0000の入力で無事に接続完了。
電話をしてみたけど、問題なく会話可能でした。
素晴らしい…。

そしてここで思わぬ副産物が…。
なんとコイツ、ワンセグの音声もサポートしてやがりました。
普段使っているイヤフォンを挿して、ワンセグを再生させたところ、普通に音が聞こえてビックリ。
買おうと思っていたBluetoothヘッドセットは、しばらく見送りでいいや。


で、早速の試験走行です。
SKY WAVEの小物入れにiPhoneを入れて、音楽を流しながら走ったのですが、超快適。
60km/hくらいでは音飛びも無くて、カーステレオで聴いているのとなんら変わりなし。
ただ、ちょっとボリュームが大きめなんだよなぁ。
最小にしても少しうるさい。
高速走行時の風切り音を考慮してのことだと思いますが、もう少しボリュームが小さいほうが、周りの音も聞こえやすくていいなぁ。
しかし、本当に快適でした。
あとは高速道路での試験だな…。

続いて、ケータイでのワンセグを試してみました。
普段と同じように、出勤中に録画した番組を見ていたのですが、ちょっと音の調整が不便だなぁ。
ケータイ側ではボリュームをいじれないので、いちいち受信機側の操作をしなくてはいけなくて…。
あと、これはBluetoothだから仕方ないと思いますが、気持ち音が遅れてくる。
基本的にはあまりきにならないのですが、やっぱり時折『アレ?』って思うことがある。
イヤフォンケーブルがないのが、スッキリしすぎて不安な感じ。


まだまだ使い始めたばかりですが、概ね満足です。
大きな不満もなく、使いづらくも無く。
あとは一度、インカム機能のテストをしてみたいけど…まぁ、おいおい出来ればいいかな。
もう少し使い込んでみようと思います。


そして次は、長距離走行用にiPhoneの外付けバッテリーが欲しくなると思います。
iPhoneには音楽再生とカーナビをやらせるつもりなので、下手すりゃ3時間くらいで電池が切れる。
ハードカバー型のバッテリーにするか、ワンセグも観られるTV&バッテリーにするか…。
またまた悩むなぁ…。

7月3日

2009-07-03 | バイク
そういうわけで、青森の旅が終了しました。
奥入瀬でデジャヴを感じましたが、案の定5歳の頃に行ったことがあるそうです。
んー、新幹線に乗ったのと、遊覧船でカモメにパンをあげたくらいしか覚えてなくて、どこに行ったかまでは覚えてないや。
再発見ということで、よしとしよう。

梅雨に入る前の時期を狙ったつもりが、梅雨真っ只中だったのも誤算です。
天気が悪いのは気にならなかったけど、寒さと霧だけはホント勘弁っす。
でもね、気温15℃とかでも、青森県民は普通に半袖だった。
見てるこっちが寒いので勘弁して欲しい。
ホテルで空調を入れたら、冷風が出てくるのも勘弁して欲しい。

しかしそれを差し引いても青森は素晴らしかった。
バラスーシですよ、バラスーシ。
観光地とは言え、自然が超豊か。
静かだし。
鳥の鳴き声と風の音しか聞こえないとか、素晴らしすぎる。

道路も弘前と青森の市街地を除けば非常に走りやすい。
意外と交通マナーが良かったし。
煽ったりする車が全然いないのよ。
ただ、黄色信号ではガンガン突っ込んでくるけど。
あ、ホテル竜飛のバスは死ね。

自称、『三方が海に囲まれた海産の町』らしく、結構海の幸がいい感じ。
特にホタテとイカね。
大間のクロマグロを食せなかったのは心残りかなぁ。
郷土料理だと、ホタテの卵とじとか、ニシンとニンニクの和え物とか。
美味しかったよ。
やべ、腹減ってきた。

基本、みんないい人。
宿の人とか、店員さんとか、フレンドリー。
ただ、青函トンネル記念館の受付のおばちゃんのやる気のなさは異常。

体調が悪かったのも悔やまれる。
天候(十和田湖近辺の霧とか)は、その地方の特性だから全然問題ないのよ。
ホントに、体調不良だけは勘弁。
ご飯が美味しく食べられなかったり、体が重いから観光も満喫できなかったりで…。

バイクだと、移動時間の暇つぶしがないのも難点かなぁ。
それを承知で行ったんだけどね。
次は一人カラオケリストでも作っとくべか。
複数で行くという発想はありません。
友達いないから。

楽しい時間は早く過ぎて、つまらない時間は長く感じるって言うじゃない?
青森旅行は楽しかったけど、時間は東京よりもゆっくり流れてたよ。
青森に行っていた1週間と、東京に帰ってきてからの1週間だと、帰ってきてからの1週間のほうが絶望的なまでに早い。
おかしいなぁ、睡眠時間も青森のほうが長かったから、実際の時間でも青森のほうが短いはずなのに。
楽しいとかつまらないとかじゃないのね。
地域ごとの空気の違いなのかな。
東京は時間に追われてるんだね…。

あ!アレだ!
笑っていいともが夕方放映してた。
信じられん。
大体宿に着くと、そろそろいいともが終わる時間って感じでした。
あと深夜アニメがなさ過ぎ。
青森県民のアニオタは涙目だな…。

バイクのお手入れが超大変だった。
高速道路を走ると大量の虫さんたちが投身自殺をされるわけですが、こびりついちゃってもう…。
ブラシでざっと洗う程度じゃ落ちないので、ずっと雑巾でゴシゴシしてた。
買ったばかりのヘルメットが…!!


とにかく、よかところでしたとばい。
今回は左半分を回ったので、機会があれば右半分も回って見たいかな。
その前に次の目的地を考えないとなぁ。
今回は本州の頭だったから、次は本州のお尻の山口県でも行くべかな。
……山口はさすがに飛行機だな。

7月2日

2009-07-02 | バイク
続きの続きの続きの続きの続き。

【6日目】晴れ。
最終日にして、最高の天気。
最終日はお土産購入日に当てているので、観光予定はなし。
ふざけんな。
クソが。

朝食を済ませて、お土産集めの旅に出発。
まずは津軽煎餅のお店『しかない煎餅』へ。
相変わらずの体調不良と、前日までとは打って変わった気温上昇にヘロヘロ。
お店の中で、一人フラフラしてました。
ここでとりあえず、会社や実家の『甘くないものが喜ばれる』方々用のお土産をゲット。
さっぱり塩味のゴマ煎餅と、ほんのり甘い豆煎餅がとても美味しゅうございますのよ。

続いては、結構有名らしい喫茶店でお茶でも…と考えていたのですが、食欲とかあんまりないのでパス。
予定を変更して、昨日も立ち寄った道の駅ひろさきへ。
ここではリンゴジュースとか甘いもの類を購入。
昨日のうちに目星をつけていたおかげで、迷うことなく物品をチョイス。

駐車場が混んでいたので、裏の第2駐車場にバイクを停めたのですが…おかげで新たな発見。
温泉施設があるじゃないか。
これは入って行くしかないってことで、荷物を積んで早速出発…したいのに、荷物が多すぎてトランクが閉まらない。
予想外です。
SkyWaveちゃんのトランクは容量が62Lらしいのですが、真ん中がボコンと膨らんでるのよ。
たぶん、タイヤ対策だと思うだけど…。
コイツが邪魔で、うまいこと荷物を詰められない。
煎餅とリンゴジュースの箱が四角だから、膨らみにうまく入らないのね。
んー、煎餅を箱から出すか?
でも割れそうだしな…。
手で抱えるかケツの下に敷くか…いや、これで高速走行は無理。
もうダメだ、ボストンバッグを抱えていくしか…ん?これは!
ボストンバッグの肩掛けが着脱可能なことを思い出しました。
肩掛けをSkyWaveのフレームに絡みつかせて固定。
肩掛けが切れたり外れたりしたらアレだけど…これがベターだろ。

30分も時間をロスしてしまったが、目と鼻の先の温泉へ移動。
入湯料は350円なので、碇ヶ関よりちょっとお高い。
ここも源泉かけ流しらしい。
青森、温泉多いな…。
ここはシャンプーとかボディソープはなし。
代わりにお風呂が広く、露天風呂まである。
風を浴びながらボーっと半身浴を楽しませていただきました。

気づいたらもうお昼。
今日の昼食ももう決めてあるんだぜ。
『焼き干しラーメン』なるものを食す!
焼き干しを使って出汁をとった、アッサリしたラーメンらしい。
焼き干しって、おそらくアゴとかその辺だろうと予想。
だいぶ期待。
残念ながら、温泉に併設のレストランには焼き干しラーメンがなかったので、道の駅いかりがせきへ移動。
ここのラーメン屋にはあったからね。

感想としては、ホントにアッサリしたラーメン。
普通に美味しい。
こうなると、十三高原で食べたシジミラーメンの美味しくなさが際立つな…。
ここでは、目はつけたけれどひろさきには置いてなかったお土産を購入。
やっぱりジュース系はいかりがせきのほうが高い。
ひろさきで買っておいて正解だったぜ。
バラ売りのリンゴジュースの飲み比べとかしてみたよ。
リンゴの種類や製法によって、結構味が違うんだね。

一通り本日の予定は終了。
この後はテキトーに日帰り温泉でも回ってみようかと思ったのですが、さっきひろさきで入っちゃったしなぁ。
そんなにいくつも入っても仕方ないし…。
そもそも温泉を回るのは、ETCで割引を使うための時間調整のためだったんだよなぁ。
車載機がないと割り引かれないのがわかったから、無理して時間を調整する必要はないな…。
よし、帰ろう!

行きは北風で超向かい風でしたが、帰りは南風。
やっぱり超向かい風。
クソが。
しかし気温が高いし、行きよりも風が弱いので超快適。
相変わらず恐ろしいほどに車がいないし。
大丈夫か、東北道。

秋田・岩手と進んで行き、盛岡の手前で会社から電話が…。
数年前の四国旅行を思い出すが…あの時は1時間に1回とか電話かかってきたからなぁ。
それに比べりゃ、最終日にかかってくるくらい許すわ。
電話が終わったら進み、次のSAでまた電話というのを繰り返す。
おかげで仙台で牛タン焼き(カリフォルニア産)を食べられたよ。

仕事も一段落したので進み続けるが、18時を過ぎると薄暗くなり、19時半ごろにはもう真っ暗。
で、なんで東北道には灯りがないの?
車もめっちゃ少ないから、普通に真っ暗なんですけど。
ウヒヒ、超怖い。
日が暮れると風も強くなってきて、めっちゃ走りづらいしね。
しかもトラックがバンバン飛ばすんだわ。
推定120km/hで追い越してくるから、横風が半端ない。
ウヒヒ、超怖い。
のんびり走っているジープを追い越すために追い越し車線を走っていたのですが、追い越し際にジープが突然追い越し車線に乱入。
あわや接触。
ICの合流を避けるために入って来たっぽい。
ウヒヒ、超怖い…じゃねーよボケェ!
殺すぞゴラァ!
っつか殺されるかと思ったぞゴルァ!
よくコケずに済んだな…コケてたら死んでるけど。

死にそうな目に合っても、腹は減る。
行きと同じく、那須高原SAでお食事。
頼んだのは、那須高原の牛を使った特製ステーキ。
お値段、200gで2,500円也。
この旅行で一番高い食事でした。
普通に美味しかったよ。

この時点で21時。
んー、ここでガソリン入れていけば、東京までは保つな。
もうノンストップでいいか。

気づけば道路は3車線で、灯りも完備されていました。
なんか都会に帰ってきたって感じ。
めちゃめちゃアンニュイなんだぜ…。

行きよりもかなり時間がかかってしまったものの、日付変更間際に無事帰宅。

走った距離:約1,910km。
使用したガソリン:約71L。
3日目の夜:15,000円
その他の思い出:プライスレス

なんか、長かったようであっという間の1週間でした。
旅行から帰ると我が家の良さを実感するといいますが、そんなことはまったくなかった。
全然なかった。

7月1日

2009-07-01 | バイク
続きの続きの続きの続き。

【5日目】雨のち曇り。
毎朝毎晩体調が悪かったのだが、今日は今まで最高に悪い。
熱っぽさと動悸がまったく治まらず…。
普通に会社休むレベルだぞ…。
まぁ、昼ごろになれば回復すんだろ。

なんか外から水音が聞こえてるけど、きっと気のせい。
朝食はバイキング形式だったのですが、周りがみんな団体さんなのでちょっと恥ずかしい。

チェックアウトすると、予想通りの雨。
水も滴るいいバイク。
とりあえず、昨日断念した十和田湖見学から開始。

乙女の像とか十和田湖神社とかが、湖の奥にあるらしいので、散策。
歩き始めて1分で体力の限界を感じる。
引退しようかしら。

気だるさにヒーヒー言いながら辿り着いた乙女の像は、乙女というよりおばちゃんという体型でした。
許すまじ…。
しかし、十和田湖は思ったよりもキレイで、浮かぶ島々がよく映えていました。
天気が良ければもっとキレイなのかもしれないけど、霧に浮かぶ島もなかなかのもんだのぅ。

熱っぽさがまったく治まらないので、さっさと出発。
バイクに乗っていれば風を浴びるから涼しいのよ。
同じく昨日断念した展望台に立ち寄るが、相変わらず霧しか見えず。
なんなの、十和田湖。

そのまま山道を走り続けること1時間ちょっと。
虹の湖なる道の駅に到着。
『虹の湖』なんて幻想的な名前がついていますが、ダムですな。
道の駅に併設されている公園を、のんびりお散歩。
あんまり広くない。
仕方がないので、800m先の『水神の森』まで足を伸ばす。
水神の森とか壮大なお名前ですが、ちょっとした林に祠があるだけでした。
期待させやがって。
水神様に道中の安全を祈願して、ダムをボーっと眺めてから虹の湖まで戻る。

のんびりしてたらもうお昼時だったので、昼食をとるべし!
先日『一日2食』とか言った気がするけど、『汁焼きそば』と聞いたら黙ってられない。
汁焼きそばは黒石周辺の名物で、太麺で甘辛いソースの黒石焼きそばを、ラーメンの汁にぶち込んだものらしい。
子供たちのおやつに、少しでも量があるものをって発想から生まれたらしいよ。
黒石焼きそばもそそるけど、とりあえず今日は汁焼きそばで。

んー、なんとも不思議な味わい。
甘辛いソースがガツンと来るんだけど、ラーメンの汁がそれをやわらかくしてくれてる感じ。
個人的には好きな部類だなぁ。
あんまりお腹が空いてなかったけど、普通に完食。

ちょっと体調が良くなった気がするので、次の目的地に移動。
次は同じく道の駅の『いかりがせき』。
津軽藩の関所があった場所らしい。
温泉施設が併設されているらしいので、一っ風呂浴びていきますかい。
ついでにお土産も下見したいしね。

虹の湖とは打って変わって、ちゃんとした町っぽい感じ。
お土産スペースも広めに取られているので、ガッツリと下見。
30分くらい本気でお土産を選んでいたら、どうも不審者に見えたらしく、店員さんにマークされる。
行くところ行くところに店員さんが現れるので、邪魔でしょうがない。

仕方なくお土産散策を切り上げて、目的の温泉へゴー。
ちょっと離れたところに、源泉かけ流しの温泉がありまして。
その手前に碇ヶ関がどんな関所だったかという小さな展示物があったので、ちょっと見学。
ジオラマがいい感じでした。
で、肝心の温泉の入湯料は300円。
なんという良心的金額。
浴場は狭いですが、ボディソープやシャンプーもちゃんと完備。
遠赤外線のサウナもあったり、コストパフォーマンスは上々です。
体調があまり優れないので、体に優しいという遠赤外線サウナで汗をじっくり流し、のんびり半身浴を味わう。

温泉で火照ったあとは、ソフトクリームでクールダウン。
この辺りでは、カリンの仲間の『マルメロ』という果実が特産らしい。
カリンと同じく、喉に優しいらしいよ。
そのマルメロを使ったソフトクリームがあるそうなので、これを食せば涼しくなるんじゃない?
マルメロソフトは、ほんのり果物っぽい香りがした。
甘さも控えめで、大変食べやすい。
意外と好きかもしれん。

温泉に入ってスッキリしたので、早々に出発。
次の目的地は『茶臼山公園』だったのですが、名物のつつじの季節も終わってるし、体調不良だから早く休みたいので予定変更。
宿への道中にある道の駅の『ひろさき』に行くことに。
アレ?今日の観光って道の駅しか行ってないんじゃない?

ひろさきは、地域の農作物とかお土産とかを扱ってました。
虹の湖やいかりがせきと比べて、純粋にお土産屋さんという感じ。
いかりがせきとはまた違ったラインナップだったので、ここでもお土産をガッツリチェック。
あれ…いかりがせきで3,000円だったリンゴジュースが、ここだと2,100円だよ…?
10km走るだけで、こんなに物価が変わるの…?
今日は下見なので、とりあえず喉に良いらしいマルメロジュースのみ購入して出発。
マルメロソフトとマルメロどら焼きが美味しかったし、相変わらず咳がひどいからね。

本日のお宿も、初日と同じく弘前。
同じホテルじゃ芸がないので、他のホテルをチョイス。
なんというか…やっぱりショボイ。
ツインだったから、広いことは広いんだけどね…。
ビジネスホテルといえども、やっぱりちゃんとしたところを選んだほうがよかったかなぁ。
荷物を置いて一休みして、弘前城へ出発。
ホテルの窓から見えるくらい近いので、歩いてゴーです。

知らなかったけど、弘前城の天守閣に行くには入場料が必要なのね。
時間が遅かったので無料で済んだけど、天守閣の中に入れる時間は近づくのに300円とかかかるっぽい。
中まで見るつもりなかったから、ちょうどよかったわ。
あとね、弘前城ってデートスポットなの?
なんでこんなに学生カップルが多いの?
クソが。
世界とか滅びろ。

弘前城を出る頃には、辺りは真っ暗。
夕飯は、非常食として持参していたパンの賞味期限が切れたので、それで済ませよう。
もったいないもんね。
飲み物を買うためにローソンに入って、パンだけじゃ足りなかったら嫌なのでおにぎりも購入。
東北のコンビニでは、おにぎりを買うと『温めますか?』と聞かれるらしいのですが、本当に聞かれたよ。
テンパって『いえ、大丈夫です』って言っちゃったけど、せっかくだから温めてもらえばよかった…。

因みにこの日は『体調が悪いからどうしようかなぁ』と悩んでいたのですが、ホテルの入り口に【発見したら警察に通報する】と書いてあったので、断念しました。
結局、青森では3日目に泣いたのみで終わってしまいました…。

食事がてら、マルメロジュースを飲んだのですが、なんつーか美味しくない。
良薬口に苦しって言うよね!
薬を買った覚えはないんだけどね!
クソが。

6月25日

2009-06-25 | バイク
続きの続きの続き。

【4日目】曇りのち雨。
この数日間で、青森は信号が少ないから移動時間が少なくて済むと学習しまして。
予定より30分もホテルでのんびりしてから出発。

洋菓子屋『赤い林檎』に到着。
ここのアップルパイがハート型で美味しいらしい。
せっかく長野と並ぶリンゴの国にいるのだから、是非賞味しないと…ってアップルパイは土日限定かよ!
もう入っちゃったよ!
仕方がないのでチョコバナーヌで我慢。
いや、美味しかったけどね。
あとイタリアかフランスの学生っぽい4人組みを、スーツ姿のおじさん2人がもてなしていたのが気になった。
どういう関係なんだろ。

出鼻を挫かれたけど、気を取り直して出発。
萱野茶屋なる峠のお茶屋を目指す。
ここのお茶を飲むと寿命が延びるらしい。
食事も出来るっぽいので、お昼はここで。

天候は一気に悪化したけど、特に何も問題なく着いたのですが、お腹が空かない。
普段朝食を食べないのに食べたうえに、10時半とかにケーキ食ってりゃ腹も減らんわ。
長寿のお茶だけもらって出発。
これで寿命が3年延びたわけで、つまりこの旅行中に死ぬこともないわけだな、ハッハッハ!

続いては田代平湿原。
湿原なんて行ったことないからちょっとドキドキ。
前後にも反対車線にも車がいないから、別の意味でもドキドキ。

いやー、湿原って凄いね。
見渡す限り草原…いや、湿原。
これは気持ちいいや。
写真を撮りまくってしまいました。
3つのルートすべてを無駄に歩いたし。
ミニ白神と同じく、聞こえるのは鳥の鳴き声のみ。
十三湖もそうだったけど、この時期の青森はウグイスがおるのね。
ここも静かでいい場所や…あの団体のおばちゃんたちがいなければね。
周りが静かだから、笑い声が遠くまでよく聞こえるのよ…。
まぁ、賑やかで結構なことです。

失言を出発する頃には、さらに天候が悪化。
国道に戻ったところで霧に包まれる。
うわー、300mくらいしか視界がないよーとか余裕ぶっこいてたのですが、200m、100mと徐々に視界が狭まって行き、最終的には50mくらい先しか見えない。
超怖い。
カーブの出口が見えない。
どこまでが直線なのかも見えない。
カーブの手前に看板があるので、それを頼るしかない。
黄色いバイク、黄色い合羽、さらにはハザードランプで相手からの視認性を上げて、もらい事故を防ぐが…。
いかんせん、国道とはいえ峠道なので車通りがめちゃめちゃ少ない。
だからみんな飛ばしまくり。
超怖い。
途中でたまたまバスが前に入ってくれたので、その後ろに付くことに成功。
バスはデカイから対向車から良く見えるので、その後ろを走ってれば、もらい事故は防げるでしょう。
しかし、ものの数キロでバスは別ルートへ…。
わかるかなぁ、結構絶望的なのよ。
霧で視界はほとんどなし、そしてソフトバンクは圏外。
iPhoneで地図を開こうにも、nomapと表示されるのよ。
あのね、旅をする人は絶対ソフトバンクにしちゃダメ。
ドコモはミニ白神でも田代平湿原でもバリ3だったけど、ソフトバンクは圏外。
もしものときに連絡つかないよ。
旅をする人は絶対ドコモ、お兄さんと約束だぞ。
つか、ソフトバンクは反省しろよ、クソが。
あらかじめ転送しておいた地図でなんとか進むが…展望台とか霧しか見えないっつーの。

この辺りは奥入瀬という、まぁ清流らしい。
せっかくなので、要所要所で写真を撮ったのだが…なんかここ、見たことある気がする…。
デジャヴ?
幼稚園の頃の旅行かなぁ…。
確かに新幹線に乗ったのは覚えているんだけど…。
気のせいだよなぁ。

そのまま十和田湖へ向かったのだが…もう何も見えません。
こりゃダメだ、宿に行こう。
温泉入ってゆっくりしよう。
というわけで、仕方なく予定を早めて宿へ。
一昨日みたいに床が傾いてたらどうしよう…とか思ったけど、しっかりした宿でした。
部屋とかも、よくあるホテルと言い張る旅館の造り。
とてもいい感じです。
お風呂はちょっと古かったけど温泉だし、露天風呂もあったし。
2日目の温泉と比べて、ぬるぬる感は弱かったなぁ。
そのかわり広かったけど。
食事も美味しく、量も丁度よかった。

あ、言い忘れたけど、今日は昼飯食べてません。
普段2食しか食べないので、3食だと満腹すぎて美味しく感じないのよね…。

しかしあれだね、2日目もそうだけど、広い部屋にポツンと1つだけ布団が敷いてあるのは滑稽だね。
自由でいいけど。
今日は雨と霧で疲れたので、それはもうグッスリでございました。

6月24日

2009-06-24 | バイク
続きの続き。

【3日目】晴れ時々曇り。
ん?昨日は右の鼻が詰まっていたのに、今日は左の鼻が詰まっているぞ!
そのおかげか、昨日より味がわかる。
味がしないご飯はもういやだお…。

今日の目的地は竜飛崎。
津軽海峡冬景色でございます。
ごめん、違った。
津軽海峡梅雨景色でございます。
幸いにして、3日目にして初めて太陽を拝めました。

北上する前に、温泉のおばちゃんにものっそい薦められた『立佞武多(たちねぷた)の館』なる場所へ寄り道。
寄ってみて、なんでおばちゃんが猛プッシュしたのかがよくわかった。
青森市の『ねぶた』や弘前市の『ねぷた』と比べて、五所川原のねぷたは歴史が浅い。
戦後しばらくは歴史が途切れていたらしく、10年くらい前に復活したみたい。
ずーっと続いていた青森と弘前への敵対意識がビンビンに伝わってきた。
ねぷたのサイズは土台が約10m、人形が約12mの計約22m。
人形だけでF90以降のガンダムよりちょっと小さめ、土台を含むとZZガンダムくらい。

軽く30分くらい眺めて帰ろうと思ったのに、じっくり1時間も観てしまった…。
予定よりも大幅に遅延したけど、竜飛とか見るとこないだろうから取り返せるだろ。

続いては霊験あらたかな『川倉賽の河原地蔵尊』。
レビューによると、ものすごく重い空気を感じられるらしいのですが…霊感ゼロな私には特に何も感じなかった。
つか、もともと有名なお坊さんが拓いて、地元の人たちの憩いの場的な場所だったみたいだし。
そこへ、大飢饉で食料を求めて南下してきたけれど亡くなってしまった人たちを大量に葬ったことから、こういう場所になったみたい。
もともと良い場所なら問題ないでしょう。
竜神様も祀られていたので、旅の無事を祈願しておきました。

さらに次は十三湖。
シジミが超有名らしい。
ここのシジミラーメンを一度は賞味すべし!と聞いていたので、道の駅で食してみました。
美味しくなかった。
しょっぱい塩ラーメンにシジミが乗ってるだけ。
出汁とか出てない。
やっぱりちゃんとしたところで食べないとダメか…。

ここから一気に登山。
竜飛崎は山の上にあるらしい。
地元ライダーさんたちに追い抜かれながら、展望台に到着。
青い海、超綺麗。
風、超強い。

そこから山を一気に降って、そしてまた登山。
竜飛崎ってどこなのよ?
よくわからん青函トンネル記念館とかに迷い込んで、受付のおばさんのやる気のなさと、広大な駐車場にポツンと止まっているSkyWaveに哀愁を感じた。
この駐車場が埋まる日はあるのだろうか…。

迷いに迷って、やっと竜飛崎の灯台に到着。
しかし、目的地は灯台ではなく竜飛崎の先端。
早々に灯台の観光を終えて先端を目指すが、iPhone先生の地図がどうもおかしい。
いくらうろうろしても、降りるための道路が見つからない。
仕方がないので観光がてら道を探す。
日本唯一の階段国道とか歩いたよ。
往復は超疲れた…って待てよ、もしかして…。
あいふぉ~ん先生、階段国道は国道だけどバイクは走れません。
そりゃいくら探しても道がないわけだわ…。

大きく迂回して先端に到着するが、大して見るべきものはなかった。
無駄に時間をロスしただけな気がして、なんか損した気分。
でも北海道らしきものは見れたので許す。
天気が良くてよかった…。

あとは一路青森市を目指す。
その途中で東京から1000kmを突破したよ。

青森市についたら、目指すは『青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸』。
青函連絡船って、電車も運んだって知ってた?
私は初めて知りましたよ。
これは見てみるしかないでしょ。
やっぱり迷子になりつつもなんとか到着したんですよ。
受付のお姉さんに説明してもらって、実際に八甲田丸の中を見学したわけですが…。
上映しているシアターは微妙でした。
展示物は興味をそそる物も多かったのですが、説明してくれる機械とかが壊れすぎ。
船のパネルをじっくり見すぎると後のほうの展示物まで集中力がもたんわ。
ブリッジとか初めて見たけど、ちょっと古臭いもののグッとくるものがあるね。
ちゃっちい操舵体験機みたいのがあったけど、あれもどうかと思うよ。

煙突の中に入ったり、無線室・機関室・電気室を通って、ついに車庫へ。
実際に列車が入ってたよ。
何十トンもある列車をいくつも積んで走るとか、ちょっとロマンじゃない?
線路と接続するためには、かなり高度な接岸技術が必要なんじゃない?
要は海の上の線路だろ?
とかちょっと興奮した。
興奮してたら思ったより時間が経っていたらしく、出口に立ち入り禁止の札が立ってた。
あれ、パンフの最終入場時間まであと30分あるんだけどな…。
つか出ていいの?出るけど。

夕食はアスパムなる観光物産スポットで、郷土料理を。
だいぶ鼻も復活しており、味が良くわかる。
味わえるって、幸せなことなんだなぁ…。
お値段の割には微妙な味だったけど、この地方の味を味わえたわけだから文句は言わぬ。
夕闇の青森港は、なかなかに幻想的でした。

食事からホテルへ帰る途中にもイベントがあったのですが、泣きながら帰る羽目になったよ。

今日は観光よりも走っている時間のほうが長かったかな。
特に竜飛崎に行く途中で何度も迷ったのが痛かった。
あと、ホテル竜飛のバス、氏ね。
ゆっくり走るのはわかるよ、お客を乗せてるだろうし。
だったらせめて前に行かせろ。
こっちは貴様の排気ガスを吸い続ける羽目になるだろうが。
追い越そうとすると加速しやがって…クソが。
もう一度言う、ホテル竜飛のバス、マジで氏ね。

6月23日

2009-06-23 | バイク
昨日の続き。


【2日目】曇り時々雨。
近くの部屋の扉の開閉音で目を覚ます。
これだから安宿は…もう少し寝ていたかったのに…。
喉の調子は昨日よりかはだいぶ好調。
咳もかなり減ったぜ!

朝食をとり、出発の準備を行う。
んー、何か忘れてると思っていたのだが…まさか髭剃りを忘れていたとは…。
カミソリは肌が荒れるから好きくないってか、ほとんど使ったことないんだよなぁ。

案の定、血が出るわヒリヒリするわで散々です。
何を血迷ったのか、横に滑らせて綺麗に切ったし。

そんなトラブルにあいつつも、出発。
目的地はミニ白神。
お手軽に白神山地気分を味わえるらしい。

走り出してしばらくして、再び雨に襲われる。
雨っていうか、霧っていうか、そんな感じ。
そして相変わらずの寒さ。
なんなの、このバッドコンディション。
とはいえ、信号もなく、車も少ない道路はめちゃめちゃ走りやすい。
信号が5kmとか10kmとかないんだよ?
前にも後ろにも反対車線にも車がいないんだよ?
事故っても気づかれるまでに時間がかかって、手遅れになりそうな勢い。
これで国道なんだぜ…。

岩木山のふもとを気分よく走っていて気がついた。
鼻がめっちゃ詰まってる…。
鼻呼吸が出来ない。
口呼吸しか出来ない。
喉の次は鼻かよ、クソが。

ミニ白神は2kmちょっとの山道。
ほとんど手付かずのブナの原生林を散策できる、思ったより素敵な場所でした。
『深呼吸して森の空気を味わってください』と書かれていたが、鼻が詰まっていてよくわからなかった。
とにかく山の中は静か。
鳥の鳴き声と、川のせせらぎと、風に揺れる葉っぱの音だけ。
ぱらついていた雨粒が葉っぱを叩いたり、突然太陽が出て木漏れ日が差したり…。
都会じゃ絶対に味わえないな…。

1時間かけてのんびり散策していたら、もうお昼時。
移動に時間がかかりすぎるのが難点だなぁ。
でももうお店はピックアップしてあるんだぜ!
ってことで、山ど真ん中のミニ白神から、鯵ヶ沢なる場所へ移動。
目的のお店付近に着いたものの、一向にお店が見つからない。
つかウェブで調べても場所がマチマチだし、お昼時のSoftBankのウェブ制限のせいでiPhoneが使い物にならない。
ファッキン、ソフトバンク。
30分ほどさ迷った結果、お店はお休みでした。
ナンテコッタイ/(^o^)\

しかしこんなときのあいふぉ~ん、『鯵ヶ沢 食事』でググって一発検索。
あっさり別のお店をチョイス。

海鮮がオススメらしいので海鮮丼をチョイス。
お値段の割りに結構豪勢な内容でビックリ。
喜び勇んでがっついたのですが、味がほとんどわからない。
鼻か…!鼻詰まりかっ!
クソが。

お次の観光地は千畳敷海岸。
意気揚々と出発…のはずが反対方向へ進んでいることに気づいてUターン。
そしてコケる。
遠出すると、1回は必ずやるんだよなぁ…。
心なしか、ハンドルの右からカラカラと音がする…。
へこむわぁ…。

意外と迷うことなく千畳敷海岸へ到着。
正直、観光予定からはずしていた場所なので、期待はしていませんでした。
が、予想以上に素晴らしい場所でした。
広い岩場と綺麗な水、岩場を縫うように流れる海水。
沈む夕日が素晴らしいらしいのですが、残念ながら曇天だったので、それは見れず…。

千畳敷から宿を取った五所川原までの間、国道101号沿いは通称『イカのカーテン』と呼ばれるらしい。
付近で獲れたイカを干して、一夜干しにしているのよ。
イカが好物の私としては見逃せない。
なんか良さ気なお婆ちゃんから色々と話を聞いたり、お土産用のイカを買ったり。
せっかくだけど、満腹感と鼻詰まりでイマイチ美味しく感じなかった…。
超もったいない。

で、ようやく五所川原に着いたのですが、宿が一向に見つからない。
市街地を通り越し、ずんずん山へ入っていくと、ようやく目的の宿が見つかったのですが…恐ろしいことに砂利道。
タイヤの小さいSkyWaveちゃんは、非舗装路に泣けるほど弱い。
目的の宿まで250m、高低差もあるし、曲がりくねっている。
このままここでバイクを放置して行くべきか、無理をしてでも進むべきか…。
でもここでコケたら、滑るから絶対にバイクを起こせないよな…。
そうしたら放置して行くしかない…。
2日目にしてそんな危険は冒せないよなぁ。
よし、とりあえず行けるとこまで行ってみっか!
ホントにバカだコイツ。
コケてたらどうするつもりだったんだろ…。

無事に宿に着いたのはいいんですが…ボロイ…。
この旅で一番値の張る宿なのに…。
部屋に通してもらったけど…床傾いてるし…。
広いんだけどねぇ…。

お風呂もボロかったけど、湯元と言うだけあって温泉は凄かった。
超ぬるぬる。
これが汚れでぬるぬるだったら死ぬけど、お肌もいい感じにシットリしたので泉質だと思う。
昨日がビジネスホテルで味気ない風呂だっただけに、感慨もひとしお。
長距離運転でバリバリの肩に、いい感じに沁みてくるわぁ…。

食事は豪華だったけど、鼻が詰まってて味はまったくわからなかった。
コーラをただの炭酸水としか感じない。
カニとか、水っぽいけどパサパサしてるんだなぁとか意外な発見。
美味しく感じないからスゲーもったいないし、食も進まない。

とはいえ、温泉とフカフカの布団でいい夢が見れた気がする。
相変わらず咳のせいで寝付くまでに時間がかかったけど。

6月22日

2009-06-22 | バイク
今年のはじめに人生目標として『47都道府県すべてを1泊以上して観光する』というのを立てました。
既に行ったことのある場所もあるので、1年に1箇所としても、まぁ40年くらいかければ実現できるだろうと予想。
結婚とか8割方諦めているので、時間と金にはさほど困らんだろうし。

手始めとして本州最北端のブルーフォレスト県に行ってきました。


【初日】晴れのち曇り。所により一時雨。
前日から体調が悪かったが、喉が絶望的なまでに痛い。
咳と興奮から、ほとんど眠れず。
しかし睡眠不足感は特になかったので、普通に出発。

高速に乗るまでの道がよくわからなくて不安だったものの、意外となんとかなるもので、予定を大幅に遅れたけど無事に外環道にIn。
あとはそのまま東北道に入ればOK!
首都高を銀座方面に分岐しそうになったり、関越方面に向かいそうになったりしたものの、川口JCTから東北道に突入。
あとはひたすら北へ進むだけだぜ!とか甘いこと考えてた。

SkyWaveに乗り換えてから、高速を全力で突っ走るのは初めてですが、正直予想外でした。
まず、とにかく風に弱い。
ZRXと比べて外装がたっぷりなので、とにかく横風・向かい風の影響を受けまくりんぐ。
バランス取りづらいのよ。
トラックを追い越すときとかもう最悪。

そして風の影響を受けまくるせいで、予想以上に燃料消費が上がる。
一般道と違って信号待ちがないから燃費が下がると思ったんだけど、むしろ上がってる。
排気量が小さいっていうのも原因かも。

なにより、高速走行時の加速性が悪すぎる。
250ccって、あんなに高速走行時の伸びが悪いものなのかね。
追い越し車線に入ろうと加速しても、なかなか速度が上がらない。
初めてフルスロットルを経験したさ。
それでも思うように加速できずに周りに迷惑かけたし。

あと、暇すぎる。
運転以外にやることがない。
車だったらカーステレオとかでいろいろできるのかもしれないけど、バイクってそういうのがないじゃない。
さすがに2時間も3時間も運転したら飽きるっちゅー話ですよ。
一人カラオケとかしたけど、喉が痛いし。

そんなこんなで走ること3時間。
那須高原SAに到着。
早くもヘロヘロ。
まだ半分も来ていないのに…。
体力が心配なので、食欲がないけど無理矢理流し込む。
那須高原豚、美味しかったよ。
食欲あるときに食べたかった…。

徐々に涼しくなってくる気温に不安を感じていたが、福島あたりで雨にやられる。
パラパラっと降ってすぐにやんだので悩んだのですが、念のためPAに入って合羽を装備。
その直後に本降り。
珍しく当てが当たったので喜んでいたのですが、気温の低下と雨のダブルパンチにげんなり。

山形に入る頃には、普通に寒い。
岩手に入る頃には強風によってさらに気温が低下。
どっかのSAで美味しいソフトクリーム食べよう!とか言ってた数日前の自分が憎い。
もう梅雨時期だってのに、この寒さは春先のものだぜ!?
さらに強風によって燃費も悪化。
なんでこの時期に北風なんだよ…。
もう泣きたいってか半泣きでした。
ようやく青森に入ったころには、日も暮れきっておりました。
料金所で道路利用料をお支払いですが、ここでETCカード様の出番ですよ。
ご存知のように、ETCを利用すれば休日は1,000円で乗り放題なわけですよ。
大都市近郊は1,000円じゃないけど、それでもだいぶ割安になるはず!

『料金は10,500円です』

目と耳を疑った。
全然安くないじゃん!

係員「お兄さん、車載機ついてないの?あれは車載機での支払いのみなんだよ」

絶望した。
ETCカードで支払えば安くなると思ってたのに。
今までETCの品薄にも耐えてきたけど、これには怒髪天ですよ。
政府の対応が甘すぎる。
クソが。

この時点で既に10時間以上走ってますよ。
ヘロヘロになりつつようやく予約したホテルに到着。
フロントで名前を告げるが、予約が入っていないという。
んなわけあるかい!と確認したら、別のホテルでした。
泣ける。
プラザホテルのフロントのお兄さん、バイク置き用のスペースまで作ってもらったのに、申し訳ございませんでした。

で、今度こそようやくホテルに到着するが、ボロい。
さっきのホテルとは雲泥の差。
プラザホテルに戻りたい気持ちが湧き上がるが、予約のキャンセル料は払いたくないのでそのまま宿泊。
部屋も狭かった。
いわゆるビジネスホテルだから仕方ないかな…。

夕食を探しに出かけたけれども、弘前市の9時というのは、すでに深夜みたいな感じ、でございまして。
お店が全然開いてNEEEEeeee!!!!
やむを得ずマクドナルドで夕食ですよ。
泣ける。

なんかちょっとよくわからないんだけど、アレックスは色んなところに電話したみたいよ。
でも、どこも満員御礼で、やっと見つかったところも微妙だったらしく、この日は諦めたってさ。
時間も遅かったしね。

そのまま弘前の夜は更けていきましたとさ。
案の定、咳のせいで寝付くまでに時間がかかったんだけどね…。