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B級グルメ道189 寿司の旨さが光る「御旦弧(おたんこ)」

2013年09月14日 20時58分31秒 | Weblog

 昨日の夕刻は、仕事で遅くなったので、会社の友人(肝臓の悪い)と近場で飲んで帰ろうということになった。そんな時は、あまり混まない日比谷シティの地下飲食街が良いのである。新橋駅近隣は、金曜日ということだけで相当な賑わいになってしまうため、あまり遅くの時間から行くことは得策ではなく、避けたい。ということで、新橋とはほとんど正反対の閑散とした日比谷シティB2Fにある、かねてから気になっていた寿司屋に行くことにした。店構えからすると、相当に高そうな感じだったのでこれまで入らなかったが、今回思い切って入ることにした。屋号は「御旦弧(おたんこ)という、寿司・海鮮の店なのである。店先に握りの値段表が出ていたので見ると、100円程度のものが多かったので、これなら安心ということになった。
 入ってみると、実に綺麗な店内。寿司のカウンターにテーブル席があるが、ちょっと高級そうな感じ。椅子やテーブルがちょっと良いものを使っている。しかも、店内は明るく清潔な感じなのである。ひょっとして高いのでは・・・・?という不安な気持ちになってきた。メニュー表をみると、寿司御膳(3,000円)というものがあり、先付・刺身四点盛・焼物・揚物・おすすめ握りの5品の内容。これにしようと決めた。飲み物は、生ビールを注文。お通しがまずやってきた。貝の薄煮込みであるが、実にうまい。素材の新鮮さがよくわかる。お通しでこれなら、それ以降のものも十分に値するという感じになった。刺身の盛り合わせが到着。赤身、鯛、はまち、玉子焼きが乗った、実にうまそうな刺身である。醤油にわさびで頂く。そして、刺身にはやはり日本酒ということで、冷酒のメニューから宮城の地酒を選択(名前は忘れた)。その後、この店との提携の冷酒「御旦弧」を注文。これが中々いけるのである。実に味わい深い。この店、妙に落ち着くし、中居さんの応対も良いので実に緩やかに酒が飲め、しかも、刺身等がうまいので、感激である。焼き魚、フグのから揚げを堪能し、いよいよ握り寿司に突入。さっぱりとした寿司飯にネタが新鮮で、これまたうまい。あまりにうまかったので、追加で握りを注文してしまった。
 近くにも、良い店があるのである。有名店ばかり足を伸ばすのではなく、近隣のちょっと良い店を、「孤独のグルメ」風に探訪するのも、また、楽しいものなのである。