ラーメンのおいしい店に出くわすと、心が温まるのは何故なんでしょうね?今日は、赤羽の「はせべえ」で家内とラーメンを食べたのですが、初めて入った店なのに、最高の味でした。つけ麺が主のラーメン屋なのですが、しょうゆラーメンと味噌ラーメンがメニューにあったので、注文したのです。私も家内も、つけ麺というのは、あまり好きではないので、兎に角、ラーメンにしました。Wスープと銘打っていたので、どんなものかと思っていたら、最高の味なのです。「かつおだし」と「とんこつスープ」のブレンドのようで、こってりとした感じのスープですが、味は、大変コクがあって、しかも、さっぱり味。麺は、中太直麺で、歯ごたえもあるしっかりとした麺でした。赤羽には、「ゆうひ屋」という有名なラーメン屋(やはり魚介系スープ)がありますが、どうして、ここに匹敵するくらいの味なのです。いいだしをとっていますね。さすがに「いい仕事してますね~!!」という事になるのでしょうか!!今度は、前々から気になっていた「冬馬」というラーメン屋に入ってみようと思います。池袋の有名ラーメン店をほぼ食してきましたので、今度は、赤羽あたりを開拓してみようと思います。
本日、追加で観賞した映画は、ジェニファー・ロペスの『ウェディング宣言』です。2005年アメリカ制作のロマンティック・コメディ映画。昨年、試写会で観たものを、今回は、スターチャンネルで放映された。ジェニファー・ロペスのお色気と1990年以降初めての出演となるジェーン・フォンダの共演で、話題となったものですが、残念ながら、日本では劇場未公開となってしまいました。題名は、「Mother-in-law(姑)」が表題なのですが、タイトル・シーンで、このMotherが、Monsterに切り替わってしまい、表題は「Monster-in-law」となる。要するに、恐ろしい「姑」をイメージしての表題なのです。この映画の中での、嫁になるロペスと姑になるフォンダの女の戦いは、激しく、見ものなのです。
【ストーリー】
理想の彼を待ち続けていたチャーリー(ジェニファー・ロペス)の前に現われたのは、優しくてハンサムなまさに完璧な男性ケビン(マイケル・ヴァルタン)。恋に落ちた二人は結婚することに!すべては完璧に進むはず!だったのに…。しかしケビンの母親ヴァイオラ(ジェーン・フォンダ)は二人の結婚に大反対。なんとしてでも二人の仲を引き裂こうとするヴァイオラは、あれこれ作戦を考えてはチャーリーへ嫌がらせをする。チャーリーはヴァイオラの企みを知り、ヴァイオラへ反撃に出るのだった!
チャーリーは、派遣社員で、犬の散歩や病院の受付、調理屋のウェイトレス等奔走して仕事に励むのです。そんなある時、海岸で犬の散歩をしていると上半身裸のジョギングしている男性ケビンに一目ぼれ。彼も好意を寄せ、その後のコーヒーショップや後日、パーティ会場でも出くわすのです。運命なのでしょうか?ケビンは、純朴な男性で、気に入ったチャーリーに電話するんです。「もしもし、僕です。今度、犬の散歩をお願いしたいんだが・・・、あ!犬は飼っていなかった。ところで、僕の散歩はどう?」・・・、なんとも純真なプロポーズだと思いませんか。犬の散歩のアルバイトをしているチャーリーは大笑い。こんなほのぼのとしたやりとりが、絶妙の映画なのです。母・ヴァイオラは、TV界でも有数のジャーナリストで、あまりにも低俗な人間には、ストレスが爆発し、とんでもない行動をとってしまう失態を演じてしまうのです。ヴァイオラは、知性的なものしか許せない人なのです。そこに、明るいだけの、内容の無い女が、息子の嫁になることに、大変憤りを抱き、恐ろしい嫁(になるひと)へのいびりがはじまります。でも、最後には、チャーリーの優しさに感銘し、意気投合するハートウォームな展開となります。
ジェニファー・ロペスのお色気と、ジェーン・フォンダの知的な、しかし、とぼけた演技がたまらなく良い味を出しています。観衆を、温かい気持ちにさせてくれます。ロペスは、なんか、キャメロン・ディアスに演技が似ていますね。
【ストーリー】
時は荒廃した近未来。巷では暴走族による凶悪事件が多発していた。暴走族専門の特殊警察「M.F.P」(Main Force Patrol)所属の警官マックス・ロカタンスキーは、追跡専門に改造されたパトカー「インターセプター」で警官殺しの凶悪犯ナイトライダーの車を追いつめたが、インターセプターに恐怖を感じたナイトライダーのミスで事故現場に突っこみ即死したため生きたまま逮捕する事は出来なかった。マックスはナイトライダーの復讐のためにトーカッター率いる暴走族に命を狙われる身となってしまう。僚友のジム・グースが彼等に焼き殺された事にショックを受けたマックスは、上司のフィフィ・マカフィーに辞表を出し家族と共に逃亡するが、妻のジェシーと息子スプロッグは逃亡先に現れたトーカッター達に轢き殺されてしまう。全てを失ったマックスの怒りは頂点に達し、パトカーを更にチューンナップしたスーパーチャージャー搭載の特殊追跡車、「V8インターセプター(ブラック・パーシュート・スペシャル)」を無断で持ち出し、トーカッターの一味を見つけては次々と血祭りにあげていく。そして、ついにトーカッターとの壮絶なチェイスを迎える…
この映画は、予算を抑えるために、危険なシーンのスタントマン以外は、本物の暴走族(映画としては素人)を使っていたため、多くのマスコミからの反響がありましたし、撮影現場では、危険な雰囲気が流れていたそうです。この映画を観れば、そんな状況が感じられますよね。なんか鬼気迫る感じがあります。しかし、映像は、本当に迫力がありますね。買い物をして帰ろうとするマックスの母子をライダーたちが追いかけるシーン、母子をオートバイでひき殺すシーン等目を疑いたくなるものです。しかし、グロテスクな映像は、一切表れません。結末を連想させる映像シーンによる迫力は、相当なものですね。題名の「MAD MAX」の意味は、「怒りの頂点」という意味でしょうか。最高に頭にきた事を意味していますね。最愛の妻や子供を殺された、大きな怒りでもあります。
先ずは、落語から。坊さんが、子供の名づけに苦心し、全てのおめでたい事をかき集めた名前を付けようとしたお話し、ご存知「寿限無(じゅげむ)」。
じゅげむ じゅげむ ごこうのすりきれ
かいじゃりすいぎょの すいぎょうまつ
うんらいまつ ふうらいまつ
くうねるところに すむところ
やぶらこうじの ぶらこうじ
パイポパイポ
パイポのシューリンガン
シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの
ちょうきゅうめいのちょうすけ
<解説>
・寿限無:無量寿経というお経の中に「無量寿」という言葉があり、「量り知れない寿命」という意味。ごろをよくして「寿限無」。
・五劫の擦切:三千年に一度、天女が巨大な巌を衣で撫で、それを繰り返した結果、岩が擦り切れた状態が「一劫」。これが五回繰り返されることが「五劫」。つまり、限りない「永遠」という意味。
・海砂利 水魚:海砂利とは海の砂利(じゃり)、水魚とは水に住む魚。どちらも数え切れない、捕り尽くせないほど多いということから「無限」を表す。
・水行末 雲来末 風来末:水の行く末、雲の来る末、風の来る末で、これもやはり「果てしないこと」を示す。
・食寝処 住処:食うところ、寝るところ、住むところは生きていくのに必要で、人間は三つのうち一つ欠けても生存することはできない。「大切なこと、無限に必要なこと」を表す。
・藪裏柑子:植物。百両金を表す印として用いられ、非常に丈夫で長持ちする木。春に若葉が出て、夏に花が咲き、秋に実を結び、冬に赤くなり霜をしのぐ、めでたい木。「長持ちしてめでたいこと」を示す。
・パイポ シューリンガン グーリンダイ ポンポコピー ポンポコナー:パイポとは昔の唐土(もろこし)にあった国の名前。
その国の、長生きしたことで有名な王様の名前が「シューリンガン」
これまた長生きしたお后の名前が「グーリンダイ」
二人の間には二人のお姫様があり、彼女たちも長生きをした。名前は「ポンポコピー」と「ポンポコナー」。長寿だった人の名前をあやかろうということ。
・長久命 長助:「天長地久」というありがたい文字から。それからとって「長久命」。また、命名した和尚が「わしに男の子ができれば長助という名前がいい」と言ったことから「長助」も追加。
落語における前座の小噺として、用いられる「寿限無」には、こんな意味があったのです。落語家を目指す若い人は、この話を最初に覚える事が、修行となるようです。中々含蓄のあるものですね。落語の噺(はなし)には、本当に色んなものがあり、しかも、笑わせるために、磨きが掛けられている。「大工調べ」「搗屋幸兵衛(つきやこうべえ)」「目黒のさんま」「阿弥陀が池」等面白いものが多いのです。
加えて、「なぞかけ」を2題。
1、坊主と掛けて、日刊新聞と説く・・・その心は「けさきて、きょうよむ」
①今朝来て、今日読む
②袈裟着て、経読む
2.頑固おやじと掛けて、ズボンのチャックと説く
・・・・その心は「うまく閉めないと、
息子が飛び出る」
*意味は、頑固おやじの家庭では、
うまくしつけを強制しないと息子が
飛び出るとの意味と、うまくチャック
を閉めないと、自分の○○○○が
飛び出ちゃうの掛けになっている。
(アホか??)
第一生命が募集したサラリーマン川柳から。
1.昼食は 妻がセレブで 俺セルフ (一夢庵)
2.「課長いる?」 返ったこたえは 「いりません!」 (ごもっとも)
3.デジカメの エサはなんだと 孫に聞く (浦島太郎)
4.『ゴハンよ』と 呼ばれて行けば タマだった (窓際亭主)
5.まだ寝てる 帰ってみれば もう寝てる (遠くの我家)
笑いとは、大変重要な行動であり、脳年齢を若くするものです。宮沢賢治の詩に
「雨ニモマケズ」があります。
雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ 慾ハナク 決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラツテヰル
一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ アラユルコトヲ
ジブンヲカンジヨウニ入レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ陰ノ 小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ツテ看病シテヤリ 西ニツカレタ母アレバ
行ツテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ 行ツテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクワヤソシヨウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒデリノトキハナミダヲナガシ サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボウトヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ
サウイフモノニ ワタシハ ナリタイ (原文)
こんな気持ちを持って、生きていきたいですね。