Movieな空間

映画大好き人間の気ままな空間です!!

ボクシング!?

2007年10月13日 00時25分26秒 | Weblog

 昨日のボクシングを多くの方が見たと思いますが、誠に残念な試合という他はありませんね!WBC世界フライ級タイトルマッチ(東京・有明コロシアム)で王者・内藤大助VS亀田大毅(daiki)戦の最終ラウンド・・・・。タイトル戦入場映像>>http://jp.youtube.com/watch?v=V0_LHvR8VaE&NR=1あれは、ボクシングなんですかね。サッカーで言えば、ハンドしてゴールしたような試合ですね。頭突きあり、投げあり等まさに格闘技(まあ、ボクシングも格闘技のひとつですが・・。)であり、K-1かPRIDEかと間違うほどでしたね。亀田は、試合に負けたら、「切腹する!」と言っていましたが、どうするんでしょうね?やはり、30歳代とは言え、チャンピオン・内田大助選手の方が、上手だったのでしょう。これまで、亀田家を必要以上に持ち上げてきたTV(TBS)に、翻弄されてきた感が、あったようですね。そんなに素晴らしいスーパースターは、本当はいないのであって、マスメディアによって創られた偶像だったのかもしれませんね。これまで、随分、応援もしてきたので、本当に、心の底から残念な気持ちで一杯です。亀田兄弟のオフィシャルサイトがありますので、ご参考に!>>http://sports.nifty.com/kameda-bros/
 過去、スーパースターは、ボクシングには多かったのではないでしょうか?「蝶のように舞い、蜂のように刺す」といわれた世界ヘビー級ボクシング・チャンピオン:モハメッド・アリ、黒い巨漢:ジョージ・フォアマン、騒動を起こしっぱなしのマイク・タイソン・・・。凄まじく強力なファイターが多いですね。
 映画にも、ボクシングのスーパースターはいますね。シルベスタ・スタローン主演の『ロッキー』シリーズ、モハメッド・アリの自伝的映画『ALI』、アカデミー賞に輝いた、クリント・イーストウッド主演・監督作品『ミリオン・ダラー・ベイビー』、そしてなんといっても、私のお気に入りの映画『シンデレラマン』Cinderella Man)
は、2005年のアメリカ映画で、ラッセル・クロウ、レネー・ゼルウィガー主演作品。大恐慌時代のアメリカで、絶望的な貧困の中で家族のために必死にチャンスをつかもうとする 伝説のボクサー〈ジェームス・J・ブラドック〉の実話を基に描いた感動の人間ドラマなんです。栄光のファイターが、敗戦によるどん底の境遇から復活し、チャンピオンの栄冠を勝ち取る、感動のヒューマン・スポーツドラマなんです。殴られた状況の、実にリアルな感じは、映像の中に深く入りこんでしまいます。
 【ストーリー】
 何度か描かれるボクシングシーンは、画面から汗が飛び散ってきそうなほどの迫力だ。しかしそれは、ボクシングの激しさから来る迫力ではなく、主人公の強い思いが持つ迫力なのだ。あまりの強さに圧倒され、どうしようもなく、胸が熱くなる。『ビューティフル・マインド』のロン・ハワード監督とラッセル・クロウが再び手を組んで贈る人間ドラマ。大恐慌時代のアメリカ。実在し、人々から“シンデレラマン”と呼ばれたボクサーの人生の断片を、カメラは寄り添うように見つめていく。家族と幸せに暮らすジミーは、前途有望な若手ボクサー。右ストレートを武器に、次期チャンピオンになれると目されていた。だが、右手を故障。勝利に見放された彼は、ライセンスを剥奪されてしまう。失業者のひとりとなり、日雇いの肉体労働に就けることすら難しい日々。困窮の中、彼が守りたかったのは愛する家族だけだった。そんなとき、かつてのマネージャーから一夜限りの試合復帰を持ちかけられる。ラッセル・クロウがボクサーを演じると聞き、「そうですか、肉体美を誇るんですね、肉体派の作品なんですね」と単純に思ったことを反省。彼の演じるジミーはとても穏やかな男。妻を愛し、子どもを愛する夫である。飛び散る汗に、彼の家族への思いが見えて、苦しくなるほどに胸をいっぱいにする。ジミーは貧窮の時代、アメリカの国民に希望を与えた英雄である。
 
この映画は、男の強靭な強さと優しさを見事に映像で見せてくれる。実在だった「シンデレラマン」と称されたブラドックの半生を見事に描いた作品である。ほとんど勝ち目の無い強力な対戦相手との1回だけの試合が組まれた時、ジムは妻に言う、「人生を変えられると信じたい」。生死を掛けた戦いに挑む、-子供のため、妻のため、家族のためにー。生き方や不屈の闘志は、学ぶところが大きい。 「シンデレラマン」HP>>http://www.movies.co.jp/cinderellaman/

 【ジム・ブラドックの経歴】
ジェームス・J・ブラドックまたはジム・ブラドックJames J. Braddock1905年6月7日 - 1974年11月29日)はアイルランドアメリカ人プロボクサー。本名はジェームス・ウォルター・ブラドックといい、リングネームのJジェームス・J・コーベットジェームス・J・ジェフェリースという2人の元世界王者の名前からきている。史上最も大きな番狂わせをおこして世界王者になったとして知られており、2005年にはそれを実写化したシンデレラマンという映画が作られた。

  • 1929年 - トミー・ローランの持つ世界ライトヘビー級王座に挑戦するも、15R判定負けし失敗する。直後から戦績に負けが込むようになり、しだいに王座挑戦の最前線からフェードアウトしていく。
  • 1934年 - ライセンスを失効され引退したが、試合をするチャンスを掴みコーン・グリフィンとジョン・ヘンリー・ルイスに勝利を収め、世界王座挑戦の機会を得る。
  • 1935年6月13日 - マックス・ベアーの持つ世界ヘビー級王座に挑戦。絶対不利の予想を覆し、15R判定勝ちを収めて世界王者になる。
  • 1937年 - 初防衛戦でジョー・ルイスと対戦。8RKO負けを喫しタイトルを手放す。
  • 1969年 - ニュージャージー州ボクシングの殿堂入り。
  • 2001年 - 国際ボクシング殿堂入り。