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雨ですね・・・・。

2007年10月16日 23時33分36秒 | Weblog

 最近、本当に寒くなってきましたね。今年、猛暑だった夏がうそみたいですね。しかも、秋が無く、一足飛びで、もう冬が来たような感じがします。朝晩が、寒くてこのままでは、かなり寒い冬が訪れる事になるのでしょうか?しかも、今日は雨です。寒い上に、雨では、「弱り目にたたり目」ですね。嫌なものの追い討ちの感じです。雨が降れば、異常気象の影響でしょうか、集中豪雨のようになるのも嫌な感じですね。
 雨の映画といえば、ジーン・ケリー主演の「雨に唄えば」1952年アメリカ制作)が代表作品でしょうね。映画がサイレントからトーキーに移る時代を描いたバックステージ(舞台裏)・ミュージカル映画。ハリウッドを代表する名作のひとつであり、今なお、色あせることなく輝きを放っている。とくに、ジーン・ケリーが土砂降りの雨の中で、主題歌を歌いながらタップを踊る場面は、映画史に残る名シーンとされている。元々はアーサー・フリード(作詞)とナシオ・ハーフ・ブラウン(作曲)のコンビの過去のヒット曲を集めたミュージカルとして企画された。よって楽曲のほとんどはこの映画のために書かれたものではなく、特にタイトルナンバーはこの映画の前にも後にも度々MGMの映画で使われ、ジュディ・ガーランド等多くのスター達が歌っている。
 そして、もうひとつ、
『レインマン』Rain Man)は1988年公開のアメリカ映画。制作会社はユナイテッド・アーティスツで、監督はバリー・レヴィンソン。原作のバリー・モローはロナルド・バスと共同で脚本を執筆した。主演はダスティン・ホフマン、トム・クルーズ。第61回アカデミー賞と第46回ゴールデン・グローブ賞、さらに第39回ベルリン国際映画祭においてそれぞれ作品賞を受賞。自由奔放な青年と、重度の自閉症を患った兄との出会いと人間としての変化を描いたヒューマンドラマである。また、ロードムービーとしての側面を備えた作品でもある。レイモンドのモデルはアメリカやイギリスでその驚異的な記憶力が話題となったサヴァン症患者のキム・ピーク氏である。
 
【ストーリー】
 26歳の中古車ディーラー、チャーリー・バビット(トム・クルーズ)は、恋人スザンナ(ヴァレリア・ゴリノ)とのパーム・スプリングスへの旅の途中、幼い頃から憎み合っていた父の急逝の訃報を耳にし、葬儀に出席するため、一路シンシナティへと向かうのだった。そしてその席で、チャーリーは父の遺言書を開封し、自分に遺されたものが車1台と薔薇の木だけという事実に衝撃をうける。同時に300ドルの財産を与えられたという匿名の受益者の存在を知った彼は、父の管財人であるウォルター・ブルーナー医師(ジェリー・モレン)を訪ね受益者の正体を聞き出そうとするが、医師はそれを明かそうとはしなかった。諦めて帰ろうとするチャーリーは、スザンナの待つ車の中にいたレイモンド(ダスティン・ホフマン)という自閉症の男と出会い、やがて彼こそが受益者であり、自分の兄であることを知るのだった。記憶力に優れたレイモンドをホームから連れ出したチャーリーは、スザンナも含めて3人でロスヘ旅することにした。ところがある日、チャーリーが遺産を自分のものにするためレイモンドの面倒を見るつもりでいることを知ったスザンナは愕然とし、チャーリーのもとを去る。兄の後見人となることで遺産の半分を所有しようとするチャーリーは、飛行機嫌いのレイモンドとともに車で旅をすることになったが、ある日モーテルに泊まった夜、彼こそがチャーリーの幼い頃の辛いばかりの思い出の中で、唯一心なごませる存在であった“レインマン"であることを知り胸つき動かされ、スザンナに電話で兄の本当の後見人になる決意を伝えるのだった。こうして兄弟の熱い絆で結ばれた2人は、ラスベガスに立ち寄り、レイモンドの抜群の記憶力でカードで大金を得る。またチャーリーは、レイモンドが好意を抱いた娼婦アイリスとのデートのセッティングをしたり、ダンスを手ほどきしたりするが、結局彼女は姿を現わさなかった。落胆するレイモンドをスザンナは優しくなぐさめ、彼と一緒にダンスをし、2人は静かに唇を重ねるのだった。しかしロスに到着した2人を、現実の荒波は容赦なく押し寄せ、やがてレイモンドとチャーリーは、兄として弟として、それぞれの路を歩み始めることになるのだった。

 
当時、ダスティン・ホフマンとトム・クルーズの共演は注目されました。2枚目の二人が、これまでの演技とは大幅に違う役に挑戦した映画でしたもの。重度の自閉症の兄を演じるホフマン、クールにしてダーティな弟役のクルーズが、面白い共演でした。しかし、ホフマン演じるレイモンドの記憶力は驚異的なものでした。分厚い電話帳を眺めていたレイモンドは、レストランに入ったとき、注文を取りにきたウェイトレスの名札を見るなり、即座に電話番号と住所を口にするのです。眺めていたと思った電話帳を、実は全て記憶していたのです。本当にビックリですね。この映画の題名であるレインマンとは、英語で書くとrain man、つまり「雨男」です。クルーズ扮するチャーリーは、自分に兄がいるなんて全然知らなかった、という設定で物語が始まります。ところが、幼い頃に「雨が降ると雨男が来る」と信じていた記憶はあります。それが実は「雨男」でなく兄の「レイモンド」のことだったのです。「雨が降るとお兄ちゃんがやってくる」
つまり、幼い頃に兄の存在を、しかもワクワクしながら認識していたんですね。このことで、深い兄弟愛に気づいていくのです。