Movieな空間

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FSXの素晴らしさ『ファンタスティック4-超能力ユニットー』

2007年09月15日 23時47分11秒 | Weblog

 何度観ても、FSXの素晴らしさが目を引き付けてしまいますね。『ファンタスティック4-超能力ユニットー』(2005年アメリカ制作)は、アメリカン・コミックが発祥の映画。(映像>>http://movies.foxjapan.com/f4/)「スパイダーマン」や「バットマン」と同様なのです。当時のアメリカン・コミックからも、多数のアニメーションが作られましたし、MGMスタジオを中心に「カートゥーン」(漫画アニメ)がアメリカで全盛期でした。「ポパイ」「トムとジェリー」「宇宙家族ジェットソン」「原始家族フリントストーン」「大魔王シャザーン」、そして、今回の映画の原型になった「宇宙忍者ゴームズ」。このゴームズは、F4の原型を当時すでに構築していました。キャッチフレーズは「伸びろ!ゴームズ、消えろ!スージー、燃えろ!ファイヤーボーイ、砕け!ガンロック」でしたので、すでに、披露される超能力を身に付けていたのです。「XーMEN」でも感じましたが、FSXの画像構成は、素晴らしいものがありますね。その場で、本当に起こっているかのような現象を映像で、観せてくれるのですから!!興奮も最高潮に達してしまいます。現在、公開されている「F4-銀河の危機ー」も、さぞかし素晴らしいFSXを駆使した映像展開でしょうね。


過去へのタイム・スリップ!!

2007年09月15日 20時11分05秒 | Weblog

 安倍政権が、自身の病気により崩壊し、政局は混沌としてきた感があります。人間というもの、安定した、長い時間をやはり好むものなのでしょう!あまりの急激な変革には、どうしても着いていけず、躊躇してしまうものなのです。ゆっくりとした安らぎを求めてしまうものなのでしょう。時として、愛おしい過去に帰りたい気持ちを誰もが持っています。こんな苦しい時から離脱し、あの時の幸せな時間に戻りたいという切なる願い。時間をタイム・スリップできたら、どんなに素晴らしい事なのでしょうか?
 時間や時代をタイム・スリップ出来たとしたら!!そんな映画が多く作られました。「バック ト ザ フューチャー」「時をかける少女」「戦国自衛隊」等時間や時代を超越し、現代のものが過去にそのまま移動してしまったら・・、こんな事象は本当に面白い事になるのでしょう。『ファイナル カウントダウン』1980年アメリカ制作)(映像>>
http://jp.youtube.com/watch?v=oyjNInIH4Hw)も、そんな思いを描いた映画なのです。大きな磁気嵐に飲み込まれてしまう原子力空母ニミッツとその艦載機F-14トムキャット。そして、タイム・スリップした時代は、日本軍が、まさに真珠湾攻撃を翌日に控えた1941年12月6日だったのです。ハワイ沖に浮かぶクルーザー、偵察の日本海軍零式戦闘機2機が、発見されるのを恐れ、このクルーザーを攻撃。そんな中、原子力空母ニミッツから発進していたF-14戦闘機が、零式戦闘機に攻撃を仕掛ける。1979年と1941年の新旧両機の戦闘は、当然の結果をもたらす。エアーバーナーによるジェット推進力の新鋭アメリカ海軍戦闘機とプロペラ式の単発戦闘機では、あまりに格の違いがありすぎる。しかし、真珠湾攻撃阻止に動くも、ここで大きな過ちを犯す。「時代における現象を変えてはならない」という、重要なルールを破ろうとしてしまうのです。主人公が「真珠湾攻撃を食い止めれば過去40年の過ち(これにはトルーマン大統領による原爆投下も含まれるのか?)を修正できる」といってみたり、「生きていればルーズベルトの死後大統領になっていた」といわれる、真珠湾攻撃を予見したものの行方不明となっていた議員を救出したりと、面白く話が展開しそうなシーンが出てくるものの、それらをすべてサラッと流し、「戻れてヨカッタ」で終り、ラストのとってつけたような「あなたが大統領だったのか!」というオチで小さくまとまってしまう。監督はドン・テイラー、カーク・ダグラス主演のなんとも面白い映画。航空ファンにとっては、必見の映画である。 


渋谷もパリ風に?!『ビフォア サンセット』

2007年09月15日 11時30分07秒 | Weblog

 昨日は、久々の懇親会でした。場所は、よりによって「渋谷」なのでした。何でこの金曜日に・・、の思いはあるものの、種々の状況からして、やむをえない選択となったのです。渋谷パルコの8F「美食 米門(まいもん)」ご紹介>>http://www.maimon.jp/bishoku_maimon/bishoku_maimon.html)は、非常にしゃれた和食のお店なのですが、どっこい、店内は高級ラウンジ的なシックなたたずまいであり、また、料理や器に凝っているのです。コース料理なのですが、どれも、ちょっとした工夫やアクセントが効いていましたので、申し分なく、おいしく頂きました。前菜、てんぷら、串もの等どれも、なるほどの一品であり、粗塩・柚子胡椒等お好みで味付けして食べれるのです。串焼きの自家製マヨネーズは、うなるような美味しさでしたね。渋谷というと、若者のの町?ですが、さすがに金曜日は、ハチ公前の広場は、待ち合わせの人たちで、寸分の隙間もないような状況でしたし、交差点も渡るのに、何クルーか待たざるを得ない混み具合でした。どっから、これだけの人たちが、湧いて出てくるのか?と思うくらいでしたね。2次会は、いつものパターンで、ラーメン屋にGO!でした。あの混みあっている「渋谷センター街」を直進すると、「九州ラーメン はしばやん」ご紹介>>http://mk-kaz.hp.infoseek.co.jp/shibuya/hashibayan/hashibayan.html)があります。ここのラーメンは、さっぱりとんこつスープにちじれ麺なのです。トッピングの半熟卵が、また、最高の出来栄えで、ラーメンのおいしさを引き立てるのです。カウンターしかない、屋台風のお店なのですが、色んなラーメン屋を食している私でも、とっても美味しいと太鼓判を押せる九州ラーメンなのです。近くに、「かむくら」「桂花(けいか)」等名の通ったラーメン屋もありますが、ここは独特の存在感を出しているお店です。ラーメンが美味しいと、何故か嬉しい気持ちになるのは、日本人だからですかね!「たかがラーメン、されどラーメン!」(池田高校監督のパクリか!)ですね。
 渋谷の町を歩いていて、ふと、『ビフォア サンセット』(2004年アメリカ制作)
映像>>http://trailers.warnerbros.com/web/player.jsp?client=HomeVideo&group=GeneralPublicUS&trailer=before_sunset_tlr1_
trailer&format=real&speed=300000
という映画を思い出した。この映画は、二人の男女が、9年ぶりに再会し、パリを歩き、そして、カフェでお互いのことをずーっと会話している映画なのです。この時のパリが非常に美しく、また、二人が会話したカフェも非常に心地よい空間だったのを覚えています。渋谷にも、こんな町の表情があればなあっと感じましたね。
 
【ストーリー】
 
日の出前までの行きずりの恋模様を描いた『恋人までの距離(ディスタンス)』(原題はビフォア・サンライズ)の続編。今回は「日没前」のひととき。バルセロナからパリ行きの列車で出会い、ウィーンで下車して恋に落ちた米国青年ジェシーとフランス女性セリーヌ。再会を約束したふたりのその後、9年前の再会を描くロマンチック・コメディである。一夜の行きずりの恋から9年。作家となったジェシー(イーサン・ホーク)はあの恋の顛末を描いた小説を出版し、パリの書店でキャンペーンをしていた。そんな彼の前に彼女、セリーヌ(ジュリー・デルピー)が現れる。ジェシーは電話も聞かなかった彼女に再会したくて、本を出した。目論んだことだったが、その偶然に驚く。一方、セリーヌも思いは同じ。ふたりが9年の時を経て、過去を引きずり、しまいこんでいた想いを少しずつ吐き出しはじめる。最後のシーン。ジェシーはセリーヌのCDからニーナ・シモンのライブを選んでかける。セリーヌはニーナ・シモンのライブを見に行ったときのシモンのふるまいを再現してみせる。シモンは歌の途中、歌を中断、舞台のセリまで歩いてきて「愛してるわよ」と囁き、また歌にもどっていく、と。デルピーが心情をクールにコントロールしながら、心で「愛」を歌う感じの佇まい。そのステージの身振りを真似たステップを含め、軽妙にして洒脱な振る舞い。これがたまらなく格好いいのです。ニナ・シモン調のリズムと歌声ででジェシーに囁く。「ベイビー、飛行機に遅れるわよ」。

 二人の会話のみで軽快に進行していく映像物語。こんな映画もあるのです。二人の思いを、会話の中に凝縮しての展開は、映像に頼らない、どこか古典的な映画手法のように思えるが、それが返って、新鮮に映る。風景は、単なる二人の背景でしかないが、その風景が、妙に心に焼きつく、そんな素晴らしい映画なのです。