近鉄の潮風満喫 鈴鹿コースで伊勢若松駅を起点に、海岸を目指し塩浜街道を横切って住宅街に入ると、地元の豪農が建立した西運寺がある、そこに大きなイチョウの木がある、冬場で葉は全くなかったが、見上げると乳根(ちちね)もあり樹勢も素晴らしく今後素晴らしい巨木になっていくであろうと期待し見上げることができた。
玉城町の国束山かた女鬼峠への尾根を進むと 鎮峯王桜 天然記念物 の表示板に出会う近くには桜の木はあるが普通のヤマザクラの古木のようである、鎮峯王桜とはどんな花が咲くのであろうか?解らないが、写真を撮って残しておこう。
玉城町にある国束山への登山、国束山山頂から少し尾根を進むと鳴子山二等三角点山頂につく、「天然記念物 大赤樫50m」と書かれた表示板が目につく、行ってみると枝を大きくのばし巨木の風格を感じさせる赤樫がそびえていた。赤樫はブナ科で常緑高木、本州中部以南の山地に生える、葉は楕円形。材は赤色で堅く、船具・農具に用いるそうである。
雲母峰の麓に位置する、水沢は杉、檜のよく茂るところ「杉沢の荘」といわれ、村名も杉沢が水沢に転訛したといわれる、その水沢に弘法杉があると知り訪れた、「弘法杉」は水沢谷町を登りつめた、鎌谷川の南側の茶畑の中にある、弘法杉は根元で二本にわかれ、両方の幹を合わすと周りは四メートル余、樹高は目側二〇メートルほどの巨木とは言い難いが古木である、その昔弘法大師が巡錫の折に杖を突き立てられたら不思議に清水が湧出した、という大師信仰から生まれた伝説から弘法井と名付けられた。その場所に杉を植えて目印としたので、その杉は弘法杉とよばれるようになったようだ、又弘法大師が杉の枝で作った箸を食事後、地面に突き刺したところ根元に芽が吹き成長したので弘法杉と呼ばれたというが信じられない。