北Qえれじー ~ 国分寺 編 ~ by Akira Io

写真家・ロシア語通訳あきらの日記。
南インド古典音楽の聖地チェンナイより帰国し、現在は国分寺に居住!

大島保克、鳩間可奈子、サンデー(仲宗根哲) LIVE in チェンナイ 11/18

2009年11月18日 23時55分00秒 | 日記:チェンナイ
いやはや、めんそーれですよ。
ようこそチェンナイへ!

今朝ヨメに叩き起こされたのです。
何やら興奮した声で、「大島保克のライブが今日と明日、チェンナイであるのっ!!」と。
おいおいおめーさん、朝から大声で何だよ、と思ったけれども、もう一度聞き直して、「何ぃ!!」
あがが、そりゃ目が覚めます。
しかも2DAYS!
面子は、大島保克鳩間可奈子サンデー
文句ないじゃないですか。

ということで今日一日ワシら二人ウキウキして過ごし、夕方いつもの電動スクーターで会場のラーニ・シータイ・ホールへ向かいました。
ここは常日頃カルナータカ音楽(南インド古典音楽)のカッチェーリ(コンサート)で通っている馴染みの会場。
席を確保し開演前はロビーでコーヒーをすする。
いつもの古ぼけた会場が今日は違って見える。
島唄がここに流れると考えるとチト不思議な感覚。



どうやら今回は国際交流基金の催しでムンバイ、チェンナイ、デリー、コルカタとインドをツアーをする模様。
チェンナイ日本総領事の挨拶の後、いやはや、ホントに出てきました。
やったー。
左から、大島保克、鳩間可奈子、サンデーのお三方。
ああ、めんそーれ。



大島保克。唄と三線。
石垣島のブエナ・ビスタ・ソシアルクラブとも言われる「白百合クラブ」のボーカルのあのヒバリさんの息子、なんて紹介はもはや野暮。
ザキール・フセインを説明するのに、あのアララカの息子というぐらいにね。
大島保克は大島保克。
しぶいおジィ声で唄い上げてくれました。
三線の音に胸がざわざわします。



鳩間可奈子。唄と三線。
いやはやキュートです。島唄の女性の唄い方は、インドの人にどのように聞こえるのだろうかと思ってましたが、インドの映画音楽(あのキンキン声)で慣れているのか(笑)、皆さん普通に楽しんでくれたようです。
ヨメは「三線」の左手の指さばきがとても美しかったと感心していました。



サンデー(仲宗根哲)。島太鼓と囃子。
ワシ、彼の叩き出す島太鼓の「音としてのたたずまい」にしびれました!
何と言えばいいんやろっか?凛としているというのではありきたりか。
音数は多くはないんやけど、曲に見事なまでにマッチした「音の配置」にいやはや参りました。


コンサートは、島唄のみならず琉球の宮廷音楽の曲もやってくれました。
さらには大島保克(イラヨイ月夜浜)、鳩間可奈子(太陽ぬ子)とそれぞれ自分が作曲した唄も唄ってくれたりと盛りだくさん。
今日はインド人の小・中学生も客席に多くいたのですが、やはりノリのいい曲では手拍子やら、
「サッサ」との囃子に呼応して客席から声を返したりとなかなか良い反応でした。
だが、逆に静かな曲では、集中力が切れてざわついてしまってましたが、良い意味でも悪い意味でもインドな客席でした(笑)
最後はカーチャーシーから唐船どーいへ。
立ち上がって踊りたかったのですが、それをやってしまうと会場中のタミルキッズ、レディース&ジェントルマンの目が全てこちらに向いてしまうので、席で踊りました。


明日は、どんなメニューかな。
楽しみです。

明日11月19日も午後6時半からラーニ・シータイ・ホールで公演があるので、チェンナイにいる音楽好きは集合!
コンサートは無料ですよ!!
場所は、アンナー・フライオーバーのそば!と言えば、チェンナイっ子は誰でも分かるので、バスやオートリクシャーでGO!



会場入り口には、ちゃんと看板があります。

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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
楽しんで (かべやん)
2009-11-19 22:41:37
お久しぶりです。
楽しんでますね。
あの時とやってることは同じですねー。
また土産話聞かせて下さい。
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Привет! (あきら)
2009-11-20 04:10:33
かべやんさん

やっほー!
棚からボタ餅よ。
まさかここで島唄を聴けるとは!
今日の公演も行ってきたよ。

モスクワのあの時間からもう12年かー。
さすがに髪も薄くなってきました(笑)
あの時は、マシーナ・ヴレーメニにヴェリジュヴィ・アットカースにトゥヴァやったね。
やってることというか、惹かれること・ものは確かに変わらん。
変えたくても(笑)

土産話はたっぷりあり過ぎて忘れてしまいそうなので、そのうちチェンナイに遊びにおいでよ。



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