AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

[ネタバレ注意]コンサートツアー初日の感想

2007-03-11 10:25:58 | Weblog
 昨日の3/10(土)、東京厚生年金会館でのコンサートを皮切りに、「ちょっとだけ全国ツアー」が始まった。その初日を見ての第一印象を、ざっくりと。文章全体のつながりを作っている余裕がないので、段落単位で話が飛ぶ部分があるが、ご容赦を。

 恒例のお断りだが、ネタバレ多数を含むので、実際にコンサートを見る前に内容が分かってしまうのが嫌な人は、このエントリは読まない方が良い。また、いつも書いている通り、このブログはあくまでも「私には」こう見えた、「私は」こう感じた、ということを書いているだけなので、それが「真実」であると主張するつもりはまったくない。事実関係についての記憶違いについて訂正していただくのは歓迎だが、印象や感想は他の方と違っていて当然なのだから、どれが真実だ、どれが正しい、といった不毛な議論をするつもりは毛頭ない。意見が違うことを逆恨みして絡まれても相手にしないので念のため。

 さて本題。今回は A-4th、K-3rd を中心とした選曲で、初日はほとんどシャッフルもなく、スタンダードな構成。衣装もおおむね劇場公演のものと一緒だったと思う。そういった意味で、劇場公演の内容を大きなホールでやるとこうなるのか、という楽しみ方ができ、全国のお客さんに AKB48 の劇場公演の内容をお届けするという意味でも良いと思う。シャッフルがほとんどない点については、意外性とか可能性の発見といった要素がない代わり、自分のお気に入りのメンバーがポジションを奪われた ( または、獲得できていない ) という小さな落胆を感じることもないという意味では安心して楽しめるだろう。

 ユニット曲では A-4th のうち「春がやって来るまで」がなく、代わりに星野さんソロの「ガンバレ!」があった。この結果、大島麻衣さんだけユニット曲の出番がないことになってしまったのは、やや気の毒だったが、まあ今回はチーム MART の盟友のために泣いてもらうといったところだろう。チーム B に移籍した浦野さん、平嶋さん、渡邊さんの 3 人もユニット曲の参加はなかったので、この 4 人による即席ユニットで何か 1 曲、というのも、あったらおもしろかった気はするのだが(笑)。

 なお、K-3rd 同様、大堀さんは「くるくるぱー」のほかに「MARIA」の梅田さんパートもやっているので 2 曲。ただし「くるくるぱー」は今井優さんが参加していないため 5 人構成。また「ほねほねワルツ」は TV 版ユニットのため、チーム A の板野さんと増山さんを加えた 4 人構成。従って板野さんと増山さんも 2 曲。それにしても板野さんは対象年齢の対照的な「Faint」と「ほねほねワルツ」の両方に参加しているわけで、振幅は最大かも(笑)。

 全体に、私自身はリラックスして楽しめた。席が最後尾だったので、正直なところ、始まる前から Overture あたりまではあまり気分が乗っていなかった。だが、ステージ上にメンバーが現れて歌い踊っているのを見たら、だんだん心もほぐれて来て、2 曲目「BINGO!」では、ここぞとばかり(笑)サビのフリまねをしてしまい、以後はもう夢中で見ていた。ただセットリスト自体も、ユニット曲の部分では「これで行くと次の曲は…」という想像がある程度つくし ( 特に A-4th 側 )、メンバーもオリジナルで意外性はないので、そういう意味では落ち着いて楽しめるといった感じだった。

 星野さんの「ガンバレ!」は、正直なところ、泣いた。やや涙もろい私ではあるが、「ライダー」を除けば、たいていの場合はじわっと涙がにじむ程度で、泣くほどのことはない。だがしかし、この場面は別だ。涙を流し続けながら見てしまった。くどいようだけれども、一度は AKB48 を辞めるとまで言った人だ。それが、自作曲を引っさげて、2000 人規模のホールでソロで歌っている。一推しが誰とかいったことじゃなく、メンバー全員が、それぞれの夢に近付いて欲しいと願うファンとしては、本当にうれしかった。

 やや残念だったのは、アンコールの「スカート、ひらり」だった。フロントメンバーは 9 人ほどで、概ね A・K それぞれで「スカート、ひらり」を歌っていた人たちだったと思うのだが、これまで同曲のユニットに参加したことのない河西さんがフロントのセンター付近にいる一方、成田さんなど「スカート、ひらり」のオリジナルメンバーが後ろに回っていた。ここまで、基本的にはあまりポジションの上げ下げがない構成だったにも関わらず、最後近くになって、どうしてこういう罰ゲームみたいな人事をするのだろうと、少し後味が悪かった。7 (チーム A、2nd ユニット)+ 5 (チーム K ユニット)- 1 (お休み中の梅田さん) という 11 人構成ではいけなかったのだろうか。もちろん、メンバーも成長し、状況も変化している以上、いつまでもオリジナルメンバーを固持するべきだ、というわけではないが、今回は他の曲でシャッフルがほとんどなかった分、この「スカひら」だけが突出して見えてしまったのは事実。

 またコンサート中、腹が立った出来事もあった。星野さんの「ガンバレ!」の歌い出しで、訳の分からない笑い声が客席から起きていたこと ( ただし星野さんは歌の力で会場を黙らせ、聴き入らせてしまった。見事 )。また、締めの渡邊さんの挨拶でも、チーム B 行きを命じられた時のつらさを語っているのを聞いて、笑っている馬鹿がいた。確証はないが、私の近くで笑い声が起きたあたりを見た限りでは、K ヲタだったのではないかという気がしている ( あくまでも私の勝手な思い込みだ )。どうしてああいう場面で、ああいうことができるのか、理解に苦しむ。そういう奴らに AKB48 に来て欲しくないよ。お前らみたいな馬鹿が客席にいるから、いつまでもチーム K は 2 軍扱いされるんだよ。

 夢に向かっての努力や頑張り、その中での小さな挫折や、そこから立ち上がっての晴れ舞台、そういったものに共感できないやつらは、人間として大切な何かが欠けているとしか言いようがない。そんなクズ野郎がどこでどう下らない人生を送っていても私の知ったことではないが、せめて他人に迷惑をかけるなと言いたい。「自分は K ヲタだからチーム A のことなんか知らない」というのは構わんが、せめて場を弁えて、空気を読んで言動を慎め。それができないなら、A・K 合同のコンサートになんか来るべきじゃないんだ。数多くの良心的なチーム K ファン、そしてチーム K メンバーにとっても、お前らの存在は邪魔なだけだろう。

 別の観点で、率直な感想として私が思ったことは「ああ、A・K 合同のホールコンサートは、これが最後なのかなあ」ということだった。もちろんイベント的なもので 30 数人が勢揃いすることは、今後もあるのかも知れないし、スタジアム級のコンサートなら全チーム合同はあり得るのだと思うが、今回の東京厚生年金会館のような、2000 人規模のホールであれば、もうメンバーは各チームごとのコンサートができるだけの力を備えて来ていると感じたし、客もそういうものを求める段階に来ているのではないか。30 数人がステージ上にいると、狭い気がしてしまったのだ。ちなみにセットリストについては、私は A-2nd の頃から言っているように、劇場公演のセットリストはもともと、ほぼそのままの形でホールコンサートくらいまで持ち出せるだけのものとして作られていると感じているし、今回のセットリストは、まさにそれを実証するものだった思う。

 ブログには書かなかったけれども、事前の私の予想としては、前回の青年館が大雑把に言って「1st の曲を中心に、2nd の曲をいくつか」といった構成だったことから、今回は A-2nd、K-2nd のいずれかをベースに、K-3rd や A-3rd の曲も盛り込む、といった構成を想像していた。そういう意味では、今回のセットリストは完全に予想が外れた。私自身は A-4th をゲネプロと初演の両方見ているのに加え、さらに公式サイトにアップロードされていたビデオクリップも繰り返し見て「予習(笑)」していたので、十二分に楽しめたのだが、A-4th をまだ劇場で見ていない、という大多数の人にとっては、戸惑いがあったようだ。アイドルコンサートの場合、仮に 1、2 曲は初見の曲があったとしても、たいていの客にとっては「知っている曲」で盛り上がるという部分があるだろうし、やや厳しい面はあるのかも。

 あと、わりあい多く聞かれる意見として「この内容だったら、あれだけ劇場公演を休んでレッスンする必要はなかったんじゃない?」というのがある。私も同じように感じた。というわけで、初日はごく無難にスタンダードバージョンで始めたが、実はまだ何か、隠し球を用意しているような気がする(笑)。それを楽しみに、今日もそろそろ、出かける準備をするので、この辺で。

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47 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (コロ輔)
2007-03-11 11:52:12
>K ヲタだったのではないかという気がしている
確証ないなら、Kのファンを貶めるような発言しないでほしいな。気分悪くなった。笑ってたファンとあなたは同列の人間ですよ。
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そうですね (カギ)
2007-03-11 12:08:01
 確かに、本人を捕まえて「あなたは K ヲタですか」と聞いたわけではないので、確証はありません。気分が悪くなったのでしたらお詫びします。
 ただ、チーム K ファンのすべてがそうだなどと書いてはいないはずなので、どうしてコロ輔さんが気分を悪くされるのか、私としては非常に不思議ですし、どういう論理で私を「同列」と結論付けられたのかもさっぱり分かりません。
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Unknown (Unknown)
2007-03-11 12:28:25
同じチームK或いはAKBのファンとして見過ごせないだろ?。同列と言うのは、歌やMCを邪魔するのも最低、証拠もないのに貶めるのも最低。と言う同列ですよ。
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Unknown (コロ輔)
2007-03-11 12:29:15
上の発言は私です。失礼しました。
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Unknown (あんちゃん)
2007-03-11 12:37:49
過去にA公演でKヲタが妨害とも言えるような行為をしたことがあることから、カギさんがそのように思われたのかもしれませんが、実際にはAヲタであってもKヲタであってもAK兼ヲタであっても本人に興味のないメンバーに関してはどうでもいいと考える人がいるのは事実だと思います。
そういう意味からも心の中で『Kヲタか?』と思っても確証がない時点でこういう場で『Kヲタ』と発言してしまうのはいかがなものかと思います。
どちらにせよ、MC中に談笑するのは控えてほしいですね。
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何だかおかしな話ですね (カギ)
2007-03-12 01:49:34
>コロ輔さん
 えーと。繰り返しますが、私はチーム K のファンがすべてそうだ、などと言っているわけではありません。ただ、残念ながら馬鹿がいて、その馬鹿どもがたまたま K ヲタだったように思われる、と言っているだけです。
 ちなみに、私は「確証」はない、としておきましたが、その前にきちんと「私の近くで笑い声が起きたあたりを見た限りでは」と書いてある通り、少なくとも私の近くで笑い声を上げていた連中が、コンサートの間、チーム A の楽曲の最中に雑談をし、チーム K の楽曲の時に盛り上がっていた、というくらいの観察はしています。それでも「確証」とまでは言えないので、慎重な書き方をしただけです。
 にも関わらず、文中の「確証はない」というところだけを取り上げて、あたかもコロ輔さん自身のことを悪く言われたかのように怒るのは、率直に言って、かなり変ではないでしょうか? それともコロ輔さんは、チーム K を好きだという人間なら、どんな馬鹿でも仲間のように感じて擁護するのでしょうか?

>あんちゃんさん
 K ヲタだろうと A ヲタだろうと兼ヲタだろうと馬鹿は馬鹿なのだから、たまたま見かけた馬鹿がどのヲタだと思われるかまで言及する必要はないだろう、という意味のご指摘でしたら、確かに一理あると思います。今後は留意したいと思います。
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Unknown (コロ輔)
2007-03-12 11:23:04
誰もマナー違反の奴を擁護するとは言っていない。それはAKBだろうが他の現場でも変わりはない。俺が言っているのは、証拠も確証も無いのに"Kヲタ"と言う指摘をすることはないだろ?って言っている。


>率直に言って、かなり変ではないでしょうか?

については、確証も証拠もなくKのファンを貶め、そのネタの後ろに

>前らみたいな馬鹿が客席にいるから、いつまでもチーム K は 2 軍扱いされるんだよ。

つけられたら、K寄りの人間なら看過できないだろ?
確証も証拠もなくKのファンを貶め、そしてそれをネタにKメンバーも貶める。AKB48は一軍も二軍も無いだろ?

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なるほど (カギ)
2007-03-12 13:07:53
 あくまでも「確証」にこだわるわけですか(笑)。私は私なりに見た限りのことを述べていますし、あらゆることの確証を得てから文章を書けるわけでもありません。そもそも、私の観察が真実だなどと言い張ってもいません。したがって、論拠が弱いというご批判は承っておきます、としか言いようがありません。ここはそういう前提のブログですので。ただ、それで気分が悪くなられるようでしたら、わざわざこんなブログをお読みにならなければよろしいかと思います。

 それにしても、私としては、コロ輔さんが「K 寄りの人間なら看過できない」と思われるのが、やっぱり不思議でなりません。「見過ごせないだろ?」とか「看過できないだろ?」と繰り返されるばかりですが、私は「なぜ」見過ごせないのかをうかがっているのです。くどいようですが、私はチーム K のファンがすべてそうだ、などと言っているわけではありません。それなのに、どうして見過ごせないとお感じになるのでしょうか? どんな馬鹿でも K ヲタなら仲間だから、悪く言われると気分が悪いのですか?

 ましてや、私の文章をどう読むと私がチーム K メンバーを貶めていることになるのか、大変驚きました。冷静に文章を読み返していただければ、そんなことはないと分かるはずなのですが…。むしろ逆で、大多数の良心的なチーム K ファンや、頑張っているチーム K メンバーにとって、こういう馬鹿の存在は迷惑で邪魔なはずだ、という趣旨のことを言っています。

 もしこれらの点をご理解いただけないようでしたら、何を言っても無駄なのかな、という気がしますが、いかがでしょうか。ちなみに、私から見ると、そういう誤読もしくは恣意的な解釈を基に、相手に「最低」と「同列の人間」などという言葉を投げつけるのは、実は鏡に映ったご自身を罵っているだけ、という気がしています。胸に手を当てて、ご自身の発言を省みられてはいかがですか。
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Unknown (コロ輔)
2007-03-12 13:56:39
まぁ、あなたも何言っても仕方が無い方のようですからどうしようもないてすね(哀)
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うーん (カギ)
2007-03-12 14:33:15
 的外れでない批判を、ちゃんとした言葉で書いてくだされば、私とは異なる意見としてきちんと聞くつもりなんですが…。

 勘違いで人に絡み、人を最低と決め付けたあげく、これだけていねいに対応してもトートロジーのような話しかできず、人を罵ったことについての反省もしないという方とは、まともなコミュニケーションができそうにありません。残念です。
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