えーと、そういうわけで大晦日の開演前の発表というのを聞いていないんだが、どなたかのサイトのレポートで、MVP がチケットの半券 100 枚ってのを読んだ。ぉぃぉぃ(^_^;)。
推測するに、もともと 1 回の公演で約 100 人前後の客の中から 1 人、ということだったから「確率 100 分の 1」→「100 回通った場合に MVP がもらえる期待値が 1」みたいな「頭の良い」計算で決めたんじゃないだろうか。何と言うかそのあたり、生真面目過ぎるというか気が利かないというか、「遊び」を知らないような気がしてしまうのだ。
だけど、逆の計算はしてみただろうか。1 箇月に何回の公演があり、100 回達成するまでにどれだけの月日がかかるのか。そしてそれまでに、あるいはその時に、チケットの入手がどれだけ難しく、回数を重ねることが困難になっており、そしてこの「最初期」を愛したファンのどれだけが、そこまで達することなく去っているかということを考えてみただろうか。
もし「今のファンとの間で」何かを共有したいなら、本当に今劇場に来ている人から選べば良いのだ。確率は平等なのだから、抽選で何の問題もない。回数を重ねていれば可能性は高まるのだから、文句はないだろう。むしろ「俺はこんなに回数来ているのに運が悪い」という不満を救済するセーフティネットとして「××回達成祝い」を別枠で用意する程度で良いのではないか。そして、その回数も、100 などという一般的な数字でなく、AKB48 なのだから 48 回にすれば良い。48 とか 96 とかいう数を「おお、きりのいい数ですね」などと言うようになるのが「遊び」というものだ。
あるいは、最初期の伝説を作りたい意図であるなら、12 月中の 20 回余りしかなかった劇場公演のうち、半分以上 (12 回程度) 来ていたら MVP でも良いんじゃないか。いつまでも同じ基準で続ける必要はないのだから。そして今月からは、月々ハードルを上げていけば良いのだ。今月中は累計 18 回なら MVP、来月中は累計 24 回、再来月には累計 30 回というように。その数字が 48 に達したら、以後は固定、という形でどうか。「最初は 12 回通っただけで MVP もらえたんだよ」ってのは、最初期を知る人たちの伝説としては、充分楽しいと思うのだが。
プロジェクト側の人たちがいそがしいのは分かる。その中でファンに対して生真面目に、気持ちのいい仕事ぶりをしてくれているのも大変うれしい。だが、そこにもう一つ遊び心が加わると、なお良いと思うのだ。そしてその遊び心を、単なる思い付きにとどめてしまうか、プロの仕事としての「仕掛け」に変えて行くかの分かれ目は「客の側の楽しさ」の構成と論理をどこまで理解しているかにかかっているのだ。
推測するに、もともと 1 回の公演で約 100 人前後の客の中から 1 人、ということだったから「確率 100 分の 1」→「100 回通った場合に MVP がもらえる期待値が 1」みたいな「頭の良い」計算で決めたんじゃないだろうか。何と言うかそのあたり、生真面目過ぎるというか気が利かないというか、「遊び」を知らないような気がしてしまうのだ。
だけど、逆の計算はしてみただろうか。1 箇月に何回の公演があり、100 回達成するまでにどれだけの月日がかかるのか。そしてそれまでに、あるいはその時に、チケットの入手がどれだけ難しく、回数を重ねることが困難になっており、そしてこの「最初期」を愛したファンのどれだけが、そこまで達することなく去っているかということを考えてみただろうか。
もし「今のファンとの間で」何かを共有したいなら、本当に今劇場に来ている人から選べば良いのだ。確率は平等なのだから、抽選で何の問題もない。回数を重ねていれば可能性は高まるのだから、文句はないだろう。むしろ「俺はこんなに回数来ているのに運が悪い」という不満を救済するセーフティネットとして「××回達成祝い」を別枠で用意する程度で良いのではないか。そして、その回数も、100 などという一般的な数字でなく、AKB48 なのだから 48 回にすれば良い。48 とか 96 とかいう数を「おお、きりのいい数ですね」などと言うようになるのが「遊び」というものだ。
あるいは、最初期の伝説を作りたい意図であるなら、12 月中の 20 回余りしかなかった劇場公演のうち、半分以上 (12 回程度) 来ていたら MVP でも良いんじゃないか。いつまでも同じ基準で続ける必要はないのだから。そして今月からは、月々ハードルを上げていけば良いのだ。今月中は累計 18 回なら MVP、来月中は累計 24 回、再来月には累計 30 回というように。その数字が 48 に達したら、以後は固定、という形でどうか。「最初は 12 回通っただけで MVP もらえたんだよ」ってのは、最初期を知る人たちの伝説としては、充分楽しいと思うのだが。
プロジェクト側の人たちがいそがしいのは分かる。その中でファンに対して生真面目に、気持ちのいい仕事ぶりをしてくれているのも大変うれしい。だが、そこにもう一つ遊び心が加わると、なお良いと思うのだ。そしてその遊び心を、単なる思い付きにとどめてしまうか、プロの仕事としての「仕掛け」に変えて行くかの分かれ目は「客の側の楽しさ」の構成と論理をどこまで理解しているかにかかっているのだ。