AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

積み重ねた日々の意味

2007-04-15 17:01:51 | Weblog
 今日昼のチーム A 公演を見た。星野みちるさんが ( おそらく他の仕事のためだろうとは思うが ) とうとう劇場公演を欠席。そのせいか、ほとんどの曲で生歌だったようだ。私の勘違いでなければ、星野さんの絡まないユニット曲まで含めて、すべて生歌だったと思う。

 あれだけ動きの激しいフリの曲が続き、息も切れるだろうし、体力的にもつらいだろうに、しかしメンバー全員がそれを苦にする様子もなく、大外しすることもなく、ちゃんと歌えていた。数人を除いて「上手い」域ではないと言わざるを得ないが、しかし全員が、確実に「聴ける」範疇だったと思う。

 特に大島麻衣さんは、本来は星野さんとデュエットの「春が来るまで」を、何とソロで歌ったのだった。大島さんの声域にはかなり辛そうな曲であるにも関わらず、大過なく歌い切れていたと思う。ソロで臆した様子もなく、堂々と、そして情感をこめた歌い方ができていた。曲後の拍手は彼女の健闘を称えるように、一段と大きいものだった。

 こうしたことが、チーム A が積み重ねて来た日々の重さなのだろうと思った。彼女たちが劇場デビューして間もなかった 1 年数箇月前に比べ、何と言う違いだろう。声かぶせに頼らずに歌えるなんて、当たり前ではないか、と言うだけなら簡単なことだ。しかし、その当たり前を当たり前にできるようになっていることが、すばらしかったと思う。

 そして私は、やっぱりチーム A を見続けていたい、チーム A とともにありたいと、分かっていたはずのことを、改めて深く感じたのだった。