AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

CD 発売イベント参加券問題での劇場側の対応について

2006-02-05 06:51:29 | Weblog
 今さらという気はするが、2/1 の CD 発売イベントの参加券問題について、特に劇場側の対応について総括しておくと、最終的に劇場スタッフが「誰に対しても誠実な」解決策を取ったことが、最も素晴らしかったと思う。しかもそれは、他に考えられる策に比べると、非常に手間がかかるものであったにも関わらず、だ。

 たとえば「表向きチケット当選だが、実は直前に劇場で買えば全員当たり」という方法を取っていたら ( 私個人はこのあたりが落としどころじゃないかと思っていたのだが ) 、それによって参加できた側はうれしいが、その一方で、もし参加できないと嫌だから…と思って、石丸やヤマギワで CD をたくさん予約購入してしまった人を軽く裏切ることになっていたはずだ。「だったら最後に劇場で 1 枚しか買わなかったよ」という人がいるかも知れないからだ。

 あるいは、重複を見越して、イベント参加券を数多く出しておく、という方法 ( 水増し当選 ) もあっただろう。しかしこれは、あまり手間がかからない反面、万一入場可能な数を上回る人が押し寄せてしまった場合に、あふれた人たちを裏切ることになる。実際問題として言えば、あの時点では、この方法を取っても、おそらく人はあふれなかったんじゃないか、と思う。しかし「もし」そうなってしまった場合に客を裏切ることになるのを避けようとしたのは、やっぱり誠実な対応だったと思う。

 また、欠番入場ありだということを事前に ( 直前ではあったが ) 告知し、ハズレ復活を単なる「粘り勝ち」にしなかったことも良かった。祝いに駆けつけた人たちに入ってもらいたいのはやまやまでも、最後の土壇場で無規範に「お祝いだから皆さんどうぞ」とやってしまったら、やはり参加券を確保したくて CD を複数枚購入した人を裏切ることになる。合理的なルールをきちんと設定したことで、誰にとっても納得できるものになったのではないか。

 そしてもちろん言うまでもなく、くじ運に恵まれなかったとは言え、わざわざ秋葉原まで来て CD を購入し、劇場で祝いたいと思って駆けつけたファンの気持ちを裏切らなかった。これは結果的に全員が入れたから、という意味ではなく、ハズレ復活の可能性を最後まで真摯に追求したということがすばらしいのだ。仮定の話になるが、もし欠番が足りなくて入場できない人が出ていたとしても、ここまでいろいろとやった上での結果だったら、きっと納得できただろう。

 強いて言うと、欠番入場の可能性ありの告知を見ずに当日イベントに参加し、チケットが当たらなかったから…と、劇場にも寄らずに帰ってしまった人がいた可能性があるくらいだが、まあそれはぎりぎり仕方ないところか。もっとも、あくまでも推測だが、実際にそういう人はいなかったんじゃないかという気もするし。

 あと、チケットの「どの番号が」欠番だったか、ということを厳密に取る必要はなくて、入場の実数だけをカウントして「どれくらいの」欠番があるかを把握しておけば足りたんじゃないか ( 手間が少なかったんじゃないか ) という気はするが、まあそれは客側がどうこう言うことではないだろう。ただ、あの劇場スタッフらしい几帳面さ、生真面目さを感じた部分ではあった。それとも、抽選会とお土産での重複防止もあったのかな。

あれこれと小ネタ

2006-02-05 06:42:39 | Weblog
 土曜はちょっと風邪気味なのでイベントも劇場も行かなかった。イベントはもともと CD 予約もしていないし、もし行けたら行こうかな、くらいだったのだが、劇場は行くつもりだったので、ちょっと残念。まあ公演中に咳き込んだりしても迷惑なだけだし、日曜また頑張ろう。とか思ったら夕方に時間のずらせない用事が入りそうなので、ちょっと焦っていたりもするんだが(^_^;)。

 で、これまでに書き漏らしていたことも含めて、あれこれと。

《星の温度について》
 すっかり書き忘れていたが、「先週末の」土曜、1/28(土)昼の部の「星の温度」は、ジュニアユニットに川崎希さんが混じるという逆パターンだった。言い方を変えると板野友美さんと川崎希さんのオリジナル側 2 人に、平嶋夏海さんと増山加弥乃さんのジュニア側 2 人の混成。ある意味、宇佐美友紀さんだけワリを食ったとも言えるか(笑)。ちなみにこの時の川崎希さんは、背中に紐合わせのある衣装を着ていた。ジュニア用に調整していたからだろうか。同日夜の部の衣装はチェックし忘れた(^_^;)。

 行けなかったが 2/4 の夜の部 ( って昼の部ないけど ) では、おそらくオリジナル 3 人と増山加弥乃さん、という組み合わせになったんだろうなあ。2/5 には大江朝美さんも戻って来るはずだから、その構成を見逃したことになるんだろうな。

 いろいろな偶然の結果とは言え、「星の温度」では、他のユニットでは一切発生していない代役ないしダブルキャスト状態が、4 人分すべてについて成立し、高橋みなみさん以外のサブ側 3 人については、誰か 1 人だけがオリジナルに混じるというパターンも一通り発生したことになる。今後は丸ごとサブユニット ( ジュニア 3 人 + ともちんパートに高みな ) というのも見てみたいし、いろいろな組み合わせの楽しみも出て来る。メンバーの欠席がマイナスになるどころか、むしろレアケースを見るチャンスになるという点でも、ユニット曲のダブルキャスト化は有意義かも。

《CD 発売イベントの参加券問題》
 5 枚買ったのに外れた、という人は案外多いと思う。確かに確率 5 分の 1 ということなら、5 枚買えば大体 1 つは当たるのでは…と思ってしまうのがごく普通の ( 日常感覚での ) 考え方だが、実はそこに大きな落とし穴があった、ということを、ちょっと言っておきたい。

 理系の人たちなら気付いていると思うのだが、確率 1/5 で当たる独立事象を n 回試行した場合に、1 つも当たらない確率は (4/5)^n だ。つまり 1 つ以上の当たりが出る確率は 1-(4/5)^n になる。n=5 の時は 0.67、つまり 5 枚買っても 3 分の 2 程度の確率にしかならないのだ。ちなみに 10 枚買っても確率は 0.89 と、まだ 9 割には達しない。

 もちろん「本当に独立事象か」とか、ツッコミどころはいろいろあると思うし、べき乗の計算はさすがに暗算では無理だと思うが、ただ 5 枚買って外れたからといって、とびきり運が悪いと悲観する必要はない、という小話。

 劇場側の対応については、長くなったので次のエントリに独立。

《AKB48 の歌詞関連》
 AKB48 の歌詞のうち、特定の 2 つの名前が使えなくなった件…の前に、ちょっと馬鹿ネタで恐縮なのだが、元のバージョンでの「俺コン」というところが、どうも私には「おでこー!」と聞こえてしまって、そのたびについ、増山加弥乃さんの額に目が行ってしまっていた、というのは、歌詞が変わった今だから言える話。「俺コン」は場所を移したわけだが、そちらではあまり「おでこ」には聞こえないようだ。

 しかし「ヨドバシ」が使えないというのは、ヨドバシカメラが文句言ったのか、はたまた別口から横槍が入ったのか(笑)。ヨドバシカメラというフルネームではない以上、商標権絡みで文句言うには弱い気がするし、逆に淀橋とだけ言うと、それは新宿の地名になってしまうよなあってことで。AKB48 が秋葉原オリエンテッドを標榜する以上、新宿の地名が混じるのも、確かにちょっと変ではあるか。

 一方「ドコモショップ」が入った件は…まあスポンサー様は偉いよね、うん。むしろ私としては、ドコモの企業体質から考えると、あちらから「ドコモショップは秋葉原にだけあるわけではないので」という理由で断られても不思議ではないくらいだと思うので、素直に歌詞に入れられたことの方が驚きかも。

《で、満員御礼か…》
 私は行かなかったわけだが、ついに満員御礼が出たのか…。先週あたりから予期して、十分感傷的になっておいたので、もう素直にお祝いだけで(笑)。やっぱり CD が出て、握手会があるとそうなるんだろうなあ、という印象。今のアイドルファンというものが、何を求めている / いたのか、という部分との兼ね合いもあるのかも知れない。

 ただ、ここで一気に増えた感のあるお客さんたちが、あの劇場で繰り返される公演の魅力に気付いて馴染み、リピーターとして定着していくのか、それとも握手会などが頻繁でなくなればまた離れていくのかについては、ちょっと注目したいところ。私の予測では、時間をかければ前者だと思うのだが、その熟成のペースよりも新しい客の増加が早いんじゃないか、という気もするので、五分五分か。

 ちなみに私は、別に握手会を批判したいわけではないので念のため。今の私自身はそれほど熱心に握手しようと思わないだけで、諸々の都合が合えば私も参加するし、その昔の経験からして、握手会がうれしい気持ちは良く分かる。ただ、これまでそういう営業をやっていなかった AKB48 が、握手会をやり始めたら一気に客層が増えたということになるのかどうか、そのあたりを興味深く見ているということで。

 公演を見たいけど満員で入れない、ということが増えて来れば、私も次第に消えていくことになるかも知れないが、無理をしないで入れるうちは、ぼちぼち見続けていたい。