今さらという気はするが、2/1 の CD 発売イベントの参加券問題について、特に劇場側の対応について総括しておくと、最終的に劇場スタッフが「誰に対しても誠実な」解決策を取ったことが、最も素晴らしかったと思う。しかもそれは、他に考えられる策に比べると、非常に手間がかかるものであったにも関わらず、だ。
たとえば「表向きチケット当選だが、実は直前に劇場で買えば全員当たり」という方法を取っていたら ( 私個人はこのあたりが落としどころじゃないかと思っていたのだが ) 、それによって参加できた側はうれしいが、その一方で、もし参加できないと嫌だから…と思って、石丸やヤマギワで CD をたくさん予約購入してしまった人を軽く裏切ることになっていたはずだ。「だったら最後に劇場で 1 枚しか買わなかったよ」という人がいるかも知れないからだ。
あるいは、重複を見越して、イベント参加券を数多く出しておく、という方法 ( 水増し当選 ) もあっただろう。しかしこれは、あまり手間がかからない反面、万一入場可能な数を上回る人が押し寄せてしまった場合に、あふれた人たちを裏切ることになる。実際問題として言えば、あの時点では、この方法を取っても、おそらく人はあふれなかったんじゃないか、と思う。しかし「もし」そうなってしまった場合に客を裏切ることになるのを避けようとしたのは、やっぱり誠実な対応だったと思う。
また、欠番入場ありだということを事前に ( 直前ではあったが ) 告知し、ハズレ復活を単なる「粘り勝ち」にしなかったことも良かった。祝いに駆けつけた人たちに入ってもらいたいのはやまやまでも、最後の土壇場で無規範に「お祝いだから皆さんどうぞ」とやってしまったら、やはり参加券を確保したくて CD を複数枚購入した人を裏切ることになる。合理的なルールをきちんと設定したことで、誰にとっても納得できるものになったのではないか。
そしてもちろん言うまでもなく、くじ運に恵まれなかったとは言え、わざわざ秋葉原まで来て CD を購入し、劇場で祝いたいと思って駆けつけたファンの気持ちを裏切らなかった。これは結果的に全員が入れたから、という意味ではなく、ハズレ復活の可能性を最後まで真摯に追求したということがすばらしいのだ。仮定の話になるが、もし欠番が足りなくて入場できない人が出ていたとしても、ここまでいろいろとやった上での結果だったら、きっと納得できただろう。
強いて言うと、欠番入場の可能性ありの告知を見ずに当日イベントに参加し、チケットが当たらなかったから…と、劇場にも寄らずに帰ってしまった人がいた可能性があるくらいだが、まあそれはぎりぎり仕方ないところか。もっとも、あくまでも推測だが、実際にそういう人はいなかったんじゃないかという気もするし。
あと、チケットの「どの番号が」欠番だったか、ということを厳密に取る必要はなくて、入場の実数だけをカウントして「どれくらいの」欠番があるかを把握しておけば足りたんじゃないか ( 手間が少なかったんじゃないか ) という気はするが、まあそれは客側がどうこう言うことではないだろう。ただ、あの劇場スタッフらしい几帳面さ、生真面目さを感じた部分ではあった。それとも、抽選会とお土産での重複防止もあったのかな。
たとえば「表向きチケット当選だが、実は直前に劇場で買えば全員当たり」という方法を取っていたら ( 私個人はこのあたりが落としどころじゃないかと思っていたのだが ) 、それによって参加できた側はうれしいが、その一方で、もし参加できないと嫌だから…と思って、石丸やヤマギワで CD をたくさん予約購入してしまった人を軽く裏切ることになっていたはずだ。「だったら最後に劇場で 1 枚しか買わなかったよ」という人がいるかも知れないからだ。
あるいは、重複を見越して、イベント参加券を数多く出しておく、という方法 ( 水増し当選 ) もあっただろう。しかしこれは、あまり手間がかからない反面、万一入場可能な数を上回る人が押し寄せてしまった場合に、あふれた人たちを裏切ることになる。実際問題として言えば、あの時点では、この方法を取っても、おそらく人はあふれなかったんじゃないか、と思う。しかし「もし」そうなってしまった場合に客を裏切ることになるのを避けようとしたのは、やっぱり誠実な対応だったと思う。
また、欠番入場ありだということを事前に ( 直前ではあったが ) 告知し、ハズレ復活を単なる「粘り勝ち」にしなかったことも良かった。祝いに駆けつけた人たちに入ってもらいたいのはやまやまでも、最後の土壇場で無規範に「お祝いだから皆さんどうぞ」とやってしまったら、やはり参加券を確保したくて CD を複数枚購入した人を裏切ることになる。合理的なルールをきちんと設定したことで、誰にとっても納得できるものになったのではないか。
そしてもちろん言うまでもなく、くじ運に恵まれなかったとは言え、わざわざ秋葉原まで来て CD を購入し、劇場で祝いたいと思って駆けつけたファンの気持ちを裏切らなかった。これは結果的に全員が入れたから、という意味ではなく、ハズレ復活の可能性を最後まで真摯に追求したということがすばらしいのだ。仮定の話になるが、もし欠番が足りなくて入場できない人が出ていたとしても、ここまでいろいろとやった上での結果だったら、きっと納得できただろう。
強いて言うと、欠番入場の可能性ありの告知を見ずに当日イベントに参加し、チケットが当たらなかったから…と、劇場にも寄らずに帰ってしまった人がいた可能性があるくらいだが、まあそれはぎりぎり仕方ないところか。もっとも、あくまでも推測だが、実際にそういう人はいなかったんじゃないかという気もするし。
あと、チケットの「どの番号が」欠番だったか、ということを厳密に取る必要はなくて、入場の実数だけをカウントして「どれくらいの」欠番があるかを把握しておけば足りたんじゃないか ( 手間が少なかったんじゃないか ) という気はするが、まあそれは客側がどうこう言うことではないだろう。ただ、あの劇場スタッフらしい几帳面さ、生真面目さを感じた部分ではあった。それとも、抽選会とお土産での重複防止もあったのかな。