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ホンダ・MVX250F。(番外編vol.128)

2012年12月25日 09時11分51秒 | Weblog
83年に登場したホンダ初の2スト3気筒V型エンジンを搭載した「MVX250F」ですよ。

当時のGPマシンであったNS500の市販モデルとして登場したのですが、

初期の2ストということもあり難点の多かったバイクです。

先方2気筒、後方1気筒のV型ですが後方のオイル不完全燃焼や、

高回転での焼き付けが起こる未完成のエンジンでクレーム続出でしたね。

しかも、2スト3気筒エンジンというのにパワーは最高で40ps。

これは同時期に販売されてたRZ250RやRG250Γが43psあったのに対して、

なぜか低い数値でした。

レーサー系が持てはやされた時期だったのですが、

あっと言う間に失敗作と世間に知れ渡り売れませんでしたね。

なものだから、たったの1年で廃盤になりNS250Rにその座を譲ることになります。

ボクもこのことはよく覚えてて、

たまに峠で乗ってる人を見ては「あのバイクはヤバイぞ!」って言ってたものです。

スタイルももっとNS500に近いデザインだったらよかったのですが、

初代のVT250Fに近いデザインで個性も無かったですね。

なんやかんやがダメだった「MVX250F」でしたが、

今になれば、そこそこレアな感じもあり逆に乗ってると珍しがられそうです。

ビンテージコレクションとしてはいいかもしれないですね!(笑)


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