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クォーターマルチ、ホンダ・CBR250FOUR。(番外編vol.790)

2015年12月17日 08時28分03秒 | Weblog
80年代に入りオートバイブームが高まる中、

1985年に、ヤマハから「FZ250フェーザー」が登場したことから、

250ccスポーツにも4気筒エンジンが搭載されたモデルが登場し始めます。

ホンダからも、初となる4気筒250ccスポーツとして、

1986年にこの「CBR250FOUR」を発表。

ホンダの4ストレーサーレプリカの先駆けとなったモデルでもありました。

エンジンは水冷式4スト並列4気筒DOHC4バルブで排気量は248cc。

最高出力が45psで6速MT、機械式キャブとの組み合わせです。

このエンジンはのちに登場する「CBR250R」「CBR250RR」にも搭載され、

さらに「ジェイド250」や「ホーネット250」にもこのエンジンが使われることになります。

「CBR250FOUR」のデザインはまだレーサーレプリカと言えるほど

レーサー仕様に近いものではありませんでしたが、

乗り味はマイルドで速く、旋回性や取り回しがしやすい仕上がりが特長でした。

また、新開発されたエンジンは高回転型で、簡単に1万回転に到達するものでした。

ただ、進化が著しかった2スト250ccに遅れをとってる感はあり、

世間の需要から翌年の1987年にはよりレーサーレプリカに近いデザインの

「CBR250R」に移行してしまいます。

結果、たった1年で廃盤車となってしまうんですよね。

人気がなかったというより登場が遅かったという印象です。

ホンダはこのクラスを「VT250F」で長く補ってたためそうなった気がしますね。

もう1〜2年早く登場してれば、もっと売れたバイクだったと思います。

現在、中古市場をを見ると、少ないながらも売られており、

程度の良いもので25万円から30万円あたりで購入可能です。

ほとんど見かけることのない「CBR250FOUR」ですが、

80年代のホンダテイストを感じたい人にはオススメの1台です!(笑)












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