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短命!GSX-R250。(番外編vol.569)

2014年07月11日 10時18分42秒 | Weblog
かつて、2ストに比べて遅れをとりながらも進化を続ける250ccクラスの4ストレプリカ。

それが80年代中盤から徐徐に勢いづいていきます。

各社がスパルタンなレーサーレプリカを排出する中、

1987年、スズキもついに「GSX-R250」を送り出します。

当時のスズキは400ccでGSX-R400が戦陣を切って販売されてたこともあり、

期待の登場ではあったのですが、どこか不格好なデザインでした。

同時期に登場したホンダCBR250RやヤマハFZ250Rに比べ、

何となくカッコ悪く、性能とは裏腹に不人気車種となってしまいます。

エンジンは水冷式4スト4気筒DOHC4バルブで、

最高出力は当時マックスだった45ps。

一番の売りはクロスミッションで、これは当時盛んだった

SP-Fレースのベース車両を考慮して採用されたようです。

まだまだ峠ブームのまっただ中にあって、

1989年に生産中止。

最後に「GSX-R250R」という足回りをより強化したモデルを登場させますが、

人気カテゴリーだったにも関わらず、たった3年で姿を消す事になってしまいます。

他のメーカーはどんどん進化させながら90年代中盤まで生産していたことを考えると、

かなり短命に終わったことになりますね。

エンジンはその後の人気車種になるバンデット250などに流用されますが、

決定的な敗因は何だったんでしょうかねぇ。(笑)


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