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セシル・サンドフォード。(番外編vol.361)

2013年10月10日 09時07分57秒 | Weblog
50年代に活躍したイギリス人ライダー「セシル・サンドフォード」選手ですよ。

イギリスのスクランブルレース(モトクロス)・エリア選手権で頭角を現し、

50年よりAJSファクトリーチームからロードレース世界選手権350ccクラスに参戦。

52年からにMVアグスタ・チームに移籍し125ccクラスでチャンピオンに輝きます。

この勝利はMVアグスタにとってもWGP初の勝利になっています。

その後、様々なチームに移籍を繰り返しながら、

57年にモンディアル・チームから250ccクラスで2度目のワールドチャンピオンに輝きます。

しかし、翌年モンディアルがグランプリ撤退を表明したことで、

「セシル・サンドフォード」選手も引退してしまいます。

すでに40歳に近い年齢だったので良いタイミングだったのでしょう。

50年代のWGPは年間で約10戦、ヨーロッパ圏のみで開催されてしました。

しかもサーキットより一般公道がほとんどだった時代です。

ライダーやチームもイギリス人かイタリア人で、

日本や他の国のメーカーの参戦はまだありませんでした。

それだけに全体的なスキルが世界レベルであったかどうかは定かではありませんが、

今よりかなり危険な状態でレースをしていたことは間違いないです。

転倒すれべ即、壁という悪条件の中で戦っていたようですからね。

またマシンやタイヤ性能も今に比べ、かなり低く状況にあったのに対し、

スピードに関してはすでに200km以上出てましたから恐ろしい話しです。

昔だからと言って軽視出来ないですね!


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