おすすめ国産カー。vol.29

今日は三菱の「ギャラン-VR4」ですよ。

36年間、造られてきた「ギャラン」シリーズ8代目で

事実上、国内生産では最後のクルマです。

販売開始は96年で全くの売れなかった7代目から引き継がれます。

「ギャラン」は三菱のスタンダードセダンとして長く愛されてきましたが、

6代目までがピークで後は衰退する一方でした。

理由はデザインセンスの悪さと世間でのセダン離れが進んだことが考えられます。

その中で唯一良かったのが「ギャラン-VR4」なんですよね。

6代目から登場した「ギャラン」のスポーツモデルです。

この8代目に搭載されてるエンジンは

世界で初めて量産車にガソリン直噴エンジンのGDIを搭載したもので、

2.500cc、V6ツインターボで馬力は280ps。

ランサーエボリューションと重なるカタチで最強でした。

しかし、結局のとこ販売に関してはこの「ギャラン-VR4」も

ランエボの存在が要因で、あまり売れなかったんですよね。

個人的にはなかなか良いスタイルになってると思っていたのですが、

残念です。

しかし、同一のワゴン車の方は、まぁまぁ売れていましたね。（笑）

中古市場ではあまり球数はありませんが、

あれば50万円から80万円あたりで、程度の良いもになると100万円以上します。

海外の方が出回りは多いようですね。

一時期を華々しく飾ったクルマですが、「ギャラン-VR4」は02年に生産中止、

「ギャラン」シリーズも05年で生産中止になってしまいます。