おすすめ国産カー。vol.28

今日のオススメはトヨタの「ソアラZ30」ですよ。

まぁ、このクルマの場合スポーツカーとして見るのは多少違う感じもありますが、

近年になってドリフトのベース車となってたりするので、

その仲間として考えたいです。

この「ソアラZ30」はソアラの中でも3代目にあたりますが、

先代まで5ナンバーサイズだったものを完全な3ナンバーサイズとして

大型化されています。

ノーズが長く車幅も広いので、

高級ラグジュアリークーペとして位置づけられていますが、

素性はかなり速さも追求されたクルマだったんですよね。

見方を変えれば、結構面白いクルマだと思います。

愛称「クジラソアラ」とも言われていましたが、

搭載されたエンジンは2種類で、

1JZ-GTE型エンジン、直6・DOHC・2,500ccツインターボ（280ps）と

1UZ-FE型エンジン、V8・DOHC・4,000cc（260ps）です。

特にスポーツ思考が強いのは1JZ-GTE型エンジン搭載の方で、

このエンジンはマーク2などのツアラーVと同じものになります。

大型の車体を十分補えるエンジンだったと思いますね。

内装はあくまで高級ラグジュアリーで運転席、助手席は相当快適な空間になっていました。

登場したのが91年、4代目へのバトンタッチがちょうど00年でした。

この「ソアラZ30」、販売されたほとんどがAT仕様です。

しかし90年代後半から走り屋がこのソアラに目を付け5速仕様も増えていきます。

グレードにMTも存在していたんですよね。

元々、パーツ豊富なエンジンなのでタービンの交換などで500psあたりまで、

パワーアップされたものも多いです。

現在もよく街で見かけるクルマですが、

中古市場では初期型で30万円から80万円あたり、

後期モデルで50万円から120万円あたりまで程度の差で幅広い感じですね。

中にはかなりの改造車もあり、5速MTも多少存在しています。

一般道ではコーナーより高速道路をカッばす方が楽しいクルマだと思いますね！