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ホンダの出遅れ。(番外編vol.558)

2014年06月27日 10時02分16秒 | Weblog
80年代に入り中型400ccクラスの劇的な変化の中、

唯一ホンダが完全に出遅れてしまった時期がありました。

スズキのGSX400Rの登場に始まったレーサーレプリカのジャンルなんですよね。

これにすぐ反応したのがヤマハのFZ400R。

カワサキも、若干遅れながらもGPZ400Rを登場させました。

しかし、ホンダだけなぜか空冷式の「CBR400F」という中途半端なバイクで

停滞してしまってたんですよねぇ。

他が完全なレーサーレプリカとして、どんどん進化していく中、

なぜかホンダだけ86年のCBR400R登場まで出遅れる結果となります。

これは当時ボクの中で不思議でしかたありませんでした。

確かに「CBR400F」も良いバイクではありましたが、

大きく張り出した空冷エンジンは可変バルブを持ちながらもイマイチ。

かなり改造しないと峠を攻めるには戦闘力が弱かったように思います。

250ccクラスではNS250Rの存在があって、

ヤマハのRZ250を追従出来ていたのに、

400ccクラスに関しては違う性能アップに向かっていたように感じます。

とにかく気がつくのが遅かったとしか思えませんでした。

また、それを見て取れるかのように「CBR400F」に追加車種を送り出します。

カウル付きの「CBR400F Endurance」や、

足回りを良くした「CBR400F FORMULA-3」など。

これらは一見、レーサーレプリカに向かっていますと言ってる感じですが、

ベースが「CBR400F」なだけにやはりイマイチ。

実際、峠で走ってた「CBR400F」がエンジンブローを起こしてたりしてましたからね。

常に先を行くホンダにあって、

この時ばかりは完全に出遅れしてたことになってしまってましたね!


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