ダッジ・チャレンジャー（初代）。

アメリカのクライスラー社がダッチブランドで発売した「チャレンジャー」ですよ。

アメリカンマッスルカーの中でも代表的な1台です。

登場は70年からで、チャレンジャー6、チャレンジャーV8、

チャレンジャーR/T（Road/Track）の3バリエーションがありました。

特に「R/T」はナスカーのレースを見越して作られたマシンで、

特別限定として2,500台のみの販売でした。

時代背景としては、この手の大排気量車の人気は衰退への方向に向かっていたのですが、

それとは意に反して良く売れたクルマになるんですよね。

ライバル車としてはフォードのマスタングやトランザムなどが上げられます。

流線的な流れるラインがこの時代の特長で、

これを模倣して、当時の日本車もケンメリやローレルなどがデザインされたと、

考えられます。

開発段階では、スーパーチャジャーの搭載を考えてたようですが、

オイルショックのあおりもあり断念されたとも言われていまますね。

現在ではビンテージモデルとして、一部のマニアに受け入れられていますが、

エコブームの時代にはそぐわない1台ですが、

ボンネットから飛び出したエンジンなど、

思いっきりカスタムされたモデルは圧巻ですね！