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エディ・ローソン。(番外編vol.318)

2013年08月21日 10時29分03秒 | Weblog
カリフォルニア州ロサンゼルス出身の「エディ・ローソン」選手ですよ。

80年からカワサキよりアメリカンスーパーバイク選手権(AMA)に参戦し、

81年にシリーズチャンピオンを獲得します。

この歳、優勝を記念してカワサキよりローソンレプリカ「Z1000R」が販売されます。

このことで同じアメリカ人のケニー・ロバーツ選手に目を付けられ、

83年からマールボロ・ヤマハ・チームと契約しWGP500に参戦することになります。

デビューイヤーはケニー・ロバーツ選手のチームメイトとしてロバーツの優勝のため、

サポートする役割を命じられますが、なかなかそのポジションで走れなかったため、

瞑想する時期を送ることとなります。

しかし、84年にロバーツが引退したことにより、ローソンの運気は上がり、

チームのエースとして参戦、その実力を発揮し始めます。

当時の最大のライバルは天才フィレディー・スペンサー選手。

しかし、この年のホンダNSR500は設計ミスもあり、シリーズチャンピオンは、

「エディ・ローソン」選手が獲得。

その後も86年、88年、89年と合計4度のチャンピオンに輝きその速さを

実証することになります。

「エディ・ローソン」選手の走りは教科書通りの確実なライディングにあります。

常に冷静に走り、感情やフィーリングに流されないのが強みでした。

当時、新たな走法としてスライド走法が始まりますが、

「エディ・ローソン」選手に関しては昔ながらのグリップ走法です。

それでもこれだけの実績を上げた背景にはステディ(安定性)があったからこそ。

常にトップグループで走り、勝てないレースでも確実にポイントを取り、

最後は勝つと言った具合ですね。

見た目は地味でしたがより多くの結果を残した秀才ライダーでしたね!