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ヤマハ・SRの謎。(番外編vol.304)

2013年08月01日 09時11分01秒 | Weblog
国産バイクでカタチを変えず長く売られてるバイクは珍しいです。

多分、一番長いのがホンダのスーパーカブ。

で、その次に長いのが実はこのヤマハ「SR」だったりします。

あのホンダ・モンキーだって生産中止されてた時期がありましたからね。

「SR」の販売開始は78年からで、これまでの大きな変更点はブレーキとインシェクションぐらい。

約35年間、他はほとんど変えず売られています。

これは時代を超えて常に一定の人気を保っているからですが、

ホイールをスポークからキャストに変更した80年代初頭に一度大きな転機が訪れてたようです。

落ち込む販売台数に対して生産中止を検討したと言われた時期があったんですよね。

しかし、結果的には販売は続けらることとなり現在に至っています。

では、なぜ「SR」は長く売られ続けているのか?

普遍のデザイン?扱いやすい単気筒エンジン?400ccの存在?多彩なカスタム?

理由はいろいろ推測出来るのですが、

ボクが思うに、この全てが要因じゃないかと思えます。

さらに言えば高性能、優れたバランスなども上げられそうです。

いわゆる「ザ・国産バイク」って感じでしょうか?

なものだから魅力が多方面に渡って豊富に取りそろってるため「SR」を求めるユーザーも

時代を超えていろんな人がいるってことになってるのでは…。

で、圧倒的な理由がカスタム出来るバイクであること。

これが人気を支える上で一番の大きな役割を果たしてる気がします。

かつて80年代でもアルミタンクにセパハン&バックステップといった

カフェレーサー仕様はすでに流行っていました。

90年代になるとそのカスタム範囲は一気に広がりチョッパー風からボバー風や、

足回りの移植で高性能レーサー風なども人気のカスタムとなっています。

この現象は現在も続いており、それを専門とした雑誌もあるほどです。

カスタムが支える人気!

ここが「SR」の今だ衰えない人気の最大の理由だと言えそうです。

改造が楽しいバイクは長く売れる。逆に言えば完成されていない魅力。

現在、人が後から大幅に手を入れることが可能な新車は限られています。

「SR」はそれが未だに可能なバイクで、長く愛されてる理由なのかもしれないですね!