feel.

レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

2014アイアンマン70.3 セントレア知多・常滑 その後編

2014年06月07日 | スポーツ

朝8時36分に海へ飛び込み、終わったら午後3時前
後から聞いたところによると最高気温は35℃あったそう。
どうりで暑かったわけだ…
完全に真夏コンディションじゃないか。
大したトラブルも怪我もなく、無事にフィニッシュが出来て心から安堵した。
こんな達成感はなかなか得られないなぁ。

色々と苦労して(今後の参加者がいらっしゃるかもなのであとで書こうかなと)
終了後は受付があったセントレアでアワードパーティーが行われた。
この時のために断酒をしていたので発泡酒が美味しかった~
飲み物の選択肢が非常に少ないのは残念であったが…
ジャネイロさん、和歌山から一緒に参加したジム友のおっちゃんと共に楽しい時間を過ごさせていただき、
すべが終わって安心あとは寝るだけ。
…と思いきや、翌日は朝からお仕事で
アワードパーティを途中で抜け出し9時には強制就寝し
翌朝(?)3時に起きて和歌山の職場に直行することになった。

これがしんどかった。^^;



今回かなり有意義なチャレンジで得られるものがたくさんあった。
競技全体をみれば様々な能力や暑さ対策などのノウハウを必要とするトライアスロンミドルはフルマラソンに比べて高度な能力を要求される。
しかしフルマラソンより体には優しいんちゃうかなと思わんでもない。
フルマラソンは42kmを走破する間ひたら同じ箇所だけ酷使するから。
それにフルマラソンは手を抜きようがない気もする。
今回僕は海に浮かんで空を眺めて休憩したり
バイクの上で普段食べられない甘~いスイーツを堪能したり
他の選手と会話して励まし合ったり
結構遊びが入っていたおかげで愉しかった。
ただバイクはおしりが痛くて割れるかと思ったが…
トライスーツに縫い付けられてるのパッドは薄いんですもの。

生涯スポーツの上限はどこだろうという自身の探究において、
このジャンルでほぼほぼ合点がいったのは大きな収穫
これからの人生にも仕事にも確実に活きてくると思われる。

トレーニング、節制など努力を重ねてチャレンジするプロセスに意義がある。
そして新たな境地を自らの力で切り開くことが出来たというのが何よりも嬉しかった。

2014アイアンマン70.3 セントレア知多・常滑 ラン編

2014年06月07日 | スポーツ
抑え気味でバイクを走りつつもやっぱり疲れは出ているなという感じで最後のランをスタート。
トラブルが怖かったバイクを無事にクリアできたので気分的には随分ラクチンだ。

とりあえず体の言うとおりに走ってみてペースを作ると5分半
速くない…
でもこのペースなら問題なく走り続けられる感じだったし
5分半でもどんどん抜いていけたから皆さんはもっとお疲れだったのだろう。

ランは海岸沿いのコースは絶景!
真っ青な空とそれを写した穏やかな青い海。
それはそれは清々しいパノラマで走っててめちゃめちゃ気持ち良いではないか(≧∇≦)
前半10km位までは暑さや疲れも忘れ、心から愉しみながら走っていた。

しかしこのコース、ちょっと難儀な点もある。
海岸沿いを選んで走っているとちょいちょいと走りを止めて階段を昇り降りする所が何箇所かある。
その度にしんどさが少しずつ増していって
そしていっとき海の見えない街中に入った頃から一気に修行モードに突入してしまった。
バイクと違ってスピードが遅いからか体を冷やしてくれる風も弱くなり兎に角暑く
容赦なく肌を焼いてくる日差しが更に暑さを感じさせた。
エイドでもらった水を含んだスポンジで体を濡らしてもすぐにからからになってしまう。
エイドの度に全身を濡らし暑さを凌いだ。
残り10kmを切ってからは名残惜しさのカウントダウンを始めていたが、7kmあたりから鬼のような苦行折り返しコース。
これがしんどかった…
ちょうどそのしんどい区間に入る頃、僕の名前を呼んでくださる方がいるではないか。
ジャネイロさんが立ってくださっていた。
とっさにハイタッチ!凄く嬉しい!その一瞬で沢山の元気を分けていただいた。


ジャネイロさんに撮っていただいた写真



ラスト3kmからの最後の折り返しがほんと面倒で…
体力的にはいけたけど、精神的にもうはよ終わってくれて感じ…
だからこそ?
フィニッシュゲートが見えたらうるっときてしまった。
ゴール手前え応援で並んでくださってるジャネイロさんや皆様とハイタッチしつつゴール!
いや~頑張った。頑張れた。
アスロニア代表の白戸太郎さんが「おめでとう!」と握手して下さりちょっと感動
意外にまだ体力が残っていたのは初の様子見のご愛嬌。
次の機会があればもうちょっとガソリンタンクが空になるまで攻められるかなと思う。

初のアイアンマン70.3。しんどいけれど愉しかった。

そしてなりより五体満足で走り終えることができて一安心。

つづく。

大阪マラソン2014

2014年06月06日 | スポーツ

大阪マラソン2014に当たった。

去年は当たったのに諸事情で走れなかったのでリベンジだ。

丁度トライアスロンミドルの目標を達成した直後だったので、次の目標ができてありがたい。

次は10月末。頑張るぞー



朝からメールを待ってカチカチカチカチやってるのに昼3時になってもメールが来ない…

どうなってるんだと公式ホームページに行ってみると”ログインしてマイページでも確認できます”と

おいおいおい

早速ログインしてみると明確に結果が書かれてある。

急いで宿の確保に走ってみると、紹介されてある宿で徒歩圏内の一番近いホテル群はほとんど満室になっている。

かろうじてモントレラスールに2部屋の空きがあったので心でガッツポーズしつつ入力してたら

最後の確認ボタンを押し終えた頃には既に満室になっていた…

グーグルマップで近辺の宿を検索し虱潰しにあたるとAPAホテルが空いていたので即確保

\15,000-とちょっと高いがやむなし。

もうひとつ見つけた部屋はベッド狭し、喫煙で\20,000-だったので良しとしよう。

以後はHPへ飛んで確認だ。いい経験になった。

2014アイアンマン70.3 セントレア知多・常滑 バイク編

2014年06月04日 | スポーツ
応援に来てくださったジャネイロさんが写真を撮ってくださっていた。ありがとうございました!

スイムを終えてからは急がず着替えを済ませ、二番目の競技、ライド90km
さぁここが本番。目標は”頑張り過ぎないこと”

30km/hだと多分最後まで脚がもたないので25~30の間で走れたらなと考えていたが
一般の車があまり通らない工場地帯は路面コンディションが良くてスピードが乗りやすく、気づけは30km/hが出てしまう。
しかもその速度域でもバンバン抜かれる結構なハイスピード戦が繰り広げられておりつられてスピードを上げてしまいそうになる。
自分は自分と言い聞かせ30km/hになったらペースを落とし、負荷をかけずケイデンス重視で終始27~29km/hくらいをキープし走った。
頑張り過ぎない努力をするのはなかなかに難しかった。

バイクパートでのお楽しみは補給。
ランの為にもしっかりと補給せねばという事で普段は食べられないハイカロリーなベルギーワッフルやスイートポテトを携帯しておいた。
2周めでワッフル食べて、3週目で芋を食べてとバイク上でのおやつタイムは愉しかったし美味しかった。
周回を重ねることをたのしめるというのは重要だなと実感
ほかはひたすらパワージェルを飲み込みおそらくバイク上で1000kcalは摂っただろう。
水分補給はボトル3本分かな。持ち込んだ2本とエイドで貰った1本。

62km地点でサイコンが死んでしまうトラブルに見舞われたが周を重ねたコースなのでもう慣れたもの。
負荷とケイデンスで大体のスピードは分かる為なんら問題なかった。
加えてiPhoneで平均ペースと心拍を知らせてもらっていたので尚安心だった(練習の時はアプリが何度と無く落ちよって面倒だったのに、今回は一度も落ちず)

肉体に関してゴールちょい前でなんだか左足の拇指に痺れが出た。
なんで?そんなに使ったかと不思議がってると、エイドで水をもらいそこね水分不足が祟り体が痺れてると不調を訴える選手と話す機会があった。
ほくもその類か?
たくさん食って飲んだのに。

でも程なく痛みも引き無事にバイクパートを終えることが出来た。

大したトラブルが機材にも肉体にも襲ってこず本当によかった。
お世話になった皆様や天に感謝感謝だ。

つづく。

2014アイアンマン70.3 セントレア知多・常滑 スイム編

2014年06月04日 | スポーツ
大会の朝は全然写真を撮ってなかったので。これは琵琶湖へ練習会に行った時に撮ってもらったもの

心地よく5時前に目覚めてみれば外はもう明るくなってきており快晴
いよいよ大会当日!
スタートの3時間前、5時半には朝食終了し
ストレッチや補給ドリンクの調製なぞしつつ7時ころまではホテルでのんびり
トイレもゆっくりしっかり済ませられるし(←胃腸ケアをきちんとしておきたい僕はここ肝心)
近くの宿を選んだメリットが出まくりだった。

のんびり歩いて現場まで行きトランジットに荷物を預けバイクに補給食をセット
マーキング、試泳を済ませ、さ~きたきた本番!めっちゃワクワク!

スイムは陸地と埋立地で挟まれた海を1.9km
波はないし、プールの中を泳いでる感覚で迷う事も少ないし正直かなり楽だった。
のんびりストロークで無理なく距離を重ねていけてる。
途中ラッコのように仰向けになって真っ青な空と元気な太陽を眺めながら夏の到来を感じつつ一時休憩してみたり。
タイムを狙うという目標を外しただけでこんなにもリラックスして愉しめるものかとびっくりしてしまった。
あ、水は汚かった。透明度はほぼゼロ。慣れてるけどね…
びっくりするくらいきれいな水でトライアスロンしたいよう

とにかくコースがシンプルで周回のような面倒臭さもないし
疲れを感じるでもなく1.9kmを泳ぎ切って無事スイムアップすることができた。

つづく。

2014アイアンマン70.3 セントレア知多・常滑 前日

2014年06月02日 | スポーツ





70.3ってトライアスロンのオリンピックディスタンス51.5kmとさして変わんないじゃないのと思いきや、単位が70.3”マイル”なので113kmとなるわけです。
スイム 1.9km
バイク 90km
ラン  21.1km
上記3種目を連続してこなす恐るべきメニュー
完璧クレイジーな領域に首を突っ込んできました。

今回の目標は完走。
初めてでペース配分が全くわからんし、タイムは二の次で。

練習で掴んだ個人的なコツは頑張り過ぎないこと。
バイク90kmで踏ん張っちゃうとそれだけで脚が売り切れてしまうので
良い意味で"バイクで手を抜くこと"
この仮説が活きてくるかがポイントかなという感じだった。

大会前日である土曜日はブリーフィングと選手登録、バイクチェックインがマストイベント。
セントレアではブリーフィングと選手登録を行い選手の証であるオレンジ色のバンドを腕に巻いてもらう。
バンドにはアイアンマン70.3と刻印されており、いよいよなんだとたまらなくワクワクしてくる。
次にセントレアから北に15kmほど離れた新舞子マリンパークまで移動し、バイクとヘルメットのチェックを受けた。
バイクチェックイン時にトランジションにおいておく荷物も預けることが出来たが
到着したのが遅くてクローズするまで30分ほどしかない。
バタバタするのも何なのでやめておくことにした。
宿はスタート地点から歩いていける所だったので自由がきくしね。

そこまで終わったら後はトランジット荷物の準備とメシ。
トランジット袋に入れるタオルを忘れていたので歩いてスーパーまで買いに行き
ついでに近くのインド人がやってるカレー屋でごはん大盛りをいただき大満足。
部屋に戻ったら荷物をまとめ上げ10時頃には就寝した。
後述するつもりだがゴール後の自転車をどうするか迷ってたら寝付くのが遅くなってしまった。

つづく。