大分県国東半島産のムラサキヤマイモ。ムラサキ色も独特だが、コンテンツの密度が高いせいか粘りが凄くて、摩り下ろした山芋がおろし器にへばりついて器に移すにも
ひと苦労する。その苦労のかいはもの凄い旨さで十分に報われる。何とも他に比べようがない旨みが口の中に広がり、すぐには飲みこみたくないほどだ。
頂いたムラサキヤマイモの種は鹿児島産と伺っているが、ムラサキヤマイモは元々台湾や沖縄経由で日本に入ったのでは。ルーツのもっとその先は何千年前の
ポリネシアやメラネシアからカヌーでもたらされたイモだろう。アウトリガーの小舟で島々を移り住んだ太平洋の海洋民は、タロイモなどを食料や保存食にして何百キロも小舟で移動した。
今自分が食べているこのムラサキヤマイモのルーツを思い浮かべるだけで、南太平洋の太陽の輝きや潮の香りまで感じてしまう。今回は半分を摩り下ろしたが二人分としても
十分すぎる量だった。H川農園さんの丹精のお蔭で、神戸の市場では買えないムラサキヤマイモを今年も楽しませて頂いている。
ひと苦労する。その苦労のかいはもの凄い旨さで十分に報われる。何とも他に比べようがない旨みが口の中に広がり、すぐには飲みこみたくないほどだ。
頂いたムラサキヤマイモの種は鹿児島産と伺っているが、ムラサキヤマイモは元々台湾や沖縄経由で日本に入ったのでは。ルーツのもっとその先は何千年前の
ポリネシアやメラネシアからカヌーでもたらされたイモだろう。アウトリガーの小舟で島々を移り住んだ太平洋の海洋民は、タロイモなどを食料や保存食にして何百キロも小舟で移動した。
今自分が食べているこのムラサキヤマイモのルーツを思い浮かべるだけで、南太平洋の太陽の輝きや潮の香りまで感じてしまう。今回は半分を摩り下ろしたが二人分としても
十分すぎる量だった。H川農園さんの丹精のお蔭で、神戸の市場では買えないムラサキヤマイモを今年も楽しませて頂いている。