四月下旬の連休前にやっと仙台市内の桜は満開になりました。広瀬川に架かる宮沢橋に咲き誇る桜は一段と輝いて。中学校の屋上で晴天の中を泳ぐ鯉のぼり。日本の春景色
秋保・里センターでは、秋保の歴史と文化を伝える展示があり、田上踊りはユネスコの世界文化遺産に登録されました。秋保電鉄の模型や昔遊びも懐かしく。里センターからは磊磊峡への遊歩道も続いている。週末には季節毎に様々なイベントも実施しています。同センターは仙台市で設置し、秋保地区の団体が指定管理者となって運営されています。
秋保 工芸の里は、仙台箪笥、こけし、漆器などの工芸作家が制作工房兼住居、店舗を構えた工芸家の集落。それぞれの職人が木細工の伝統を伝える里。伝統文化の伝承者(匠)は地域の宝なのです。
宮城県と山形県を分つ峰から降りてくる水を集めて落ちる秋保大滝。秋保温泉の宿泊客も足を延ばす観光スポット。太古の時代から涸れることなく滝が勢いよく落ち続ける自然のエネルギーを数値に換算すれば人智の及ぶところにあらず。
整えられた仙台市秋保大滝植物園も里山の新鮮な空気と自然空間を満喫する癒しの園。
大滝からさらに5㌔西に進むと 仙台市秋保ビジターセンターがあります。車両の相互通行道はここまで、ここから先は一車線となり二口渓谷・二口キャンプ場へ。ビジターセンターは自然公園の紹介とともにキャンプ場の管理と大東岳(1366m秋保の最高峰)の入山者カード記入所にもなっています。
館内には展示やパネルにより自然公園を紹介する展示ホールや写真や絵画などのギャラリー、「秋保の四季」をスライド映像で紹介するレクチャールームなどがあるのでした。
大滝の近くに起つ「慈眼寺」じげんじ。御住職は奈良県大峯山にて一千日回峰行と九日間無飲食寝臥の四無業を満行した塩沼亮潤大阿闍梨。現代の生き仏ともいわれる大阿闍梨の境内に足を踏み入れると表現のできない清廉で静謐な空気に身が包まれたように感じました。