会派6名で、午前中は横浜市みなとみらい地区にある「横浜アンパンマンミュージアム」を視察調査。同ミュージアムはJR仙台駅東口地区に23年度開設の計画で奥山市長も動いている。
佐藤慶夫館長に説明をいただき、ミュージアムとモールを視察。平日だが、午前10時開館前から親子連れの列。首都圏からの親子連れを中心に年間100万人の入館者数を誇る。
モール部分は無料入場だが、アンパンマンのいろんな店が連なり滞在型になっている。仙台に開設されれば、東北全域から相当数の親子連れが来場するだろうと思われる。
人気のパン屋でパン2個と飲み物で1200円也
名古屋にもこの春から開設されるが(三重県桑名市)、仙台では市が出資金の一部を出す話となっている。お金を出すならば「あすと長町」地区への誘致はできないのだろうか?同地区の付加価値づくりに有効な装置になると思われる。
午後は仙台市東京事務所佐藤副所長同行により、小学生の児童たちに大人気の「キッザニア東京」を視察調査。
2004年に株式会社キッズシティージャパンを設立。CEO住谷栄之資氏 2006年10月にららぽーと豊洲内にオープン。本家はメキシコシティ。営業本部高田マネージャーにより、館内パビリオンを説明いただく。
パビリオン60社あり(一業種一社制)、職業体験は80種あり、
1パビリオン体験平均1時間であり 、1回の来場で利用できるのは5種から8種程度。
したがってリピート率は高い。
昨年、関西・甲子園に国内第2号が開設している。韓国ソウルにも今年開設したばかり。経営企画室長・上林氏より資
料にもとづいた説明もいただく。
実際の社会をこのパビリオン内で体験する。夜の設定。
子供たちにはすべて大人同様の立場にたった「大人の役」を演じる。各担当スタッフも子ども扱いはせず。独自の通貨キッゾを使って習い事や買い物等を体験できる。
リアルな職業体験、経済活動体験ができる。免許証の作成、電子マネーもあり。
入場料は、3400円から3950円の価格帯が高いかどうか。年間来場者数91万5000人。年30億円超の売り上げ。スポンサー契約は5年程度、更新交代する。会員制度も導入し、体験データーの蓄積も始めている。
関東甲信越からの来場者が多い。
運営会社では国内に6ヶ所程度の展開を考えている。甲子園の次には、九州や中部地方を想定。東北地方への声は今ひとつ。キッザニア東京のスタッフ人員は800人の大所帯。他地区への開設時には、既存スポンサーに第一優先権あるとのこと。
東北・仙台に誘致できた場合、地元企業が入ることは可能だろうか。仙台にキッザニア誘致応援団を設立したばかりの原芳道氏も同席。市内中心部に事務所も開設しているとのこと。市内小学校修学旅行の人気施設のひとつになっているキッザニアを東北/北海道地区の施設として仙台市内に誘致できないだろうか。
夜は仙台市東京事務所が入っている「都市センター」にて「仙台・首都圏交流会」に出席。市議会議員も30名以上が参加。
かつて仙台市に局長級/課長級で出向していた官僚も多数出席。また私は本市の環境施策の展開においてお世話になっている方々や名古屋市・福岡市の東京事務所所長など、またメキシコ大使館や台北駐日代表処職員と交流しました。
仙台市・宮城県内選出国会議員も来場、今野東参議院議員(民主党副幹事長)と。新年度の仙台市予算要望への回答内容が気懸かりなところです。泉岳少年自然の家改築工事はできるだろうか?
これまでは、ホテルのコンベンションホールを会場として毎年行ってきたが、今回は仙台事務所が入っているビルのホールで開催。経費は半分以下に抑えられたが、交流の成果が今後出てくることを期待したい。担当職員の皆さんもお疲れ様でした。