eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

立ち寄った温泉にラジウム玉子

2011年10月27日 | eつれづれ
あのラジウム騒ぎはと...ここの温泉で販売しているのは全く放射能とは関係ないラジウム玉子です。温泉玉子なのでラジウム温泉で半熟にしているのか。

大正ロマン風の鄙びた旅館が多くある奥座敷の小野川温泉でした。

残したい建物部門に選ばれた亀屋万年閣で120年前の建築当初の面影が残る外観に戻された建物。


AC耐圧試験無事完了

2011年10月27日 | eつれづれ
2時間の停電で増設切替工事を実施。高圧ケーブル、SC盤一括のAC耐圧試験も何事もなく終了。計算値は10.1mAで実際流れた充電電流は18.1mA当然、SC.SRも入っているので、その分多くなるので近傍値で問題無し。

高圧コンデンサ盤内よりAC耐圧試験の三相短絡ヶ所。

検電器で10,350V確認(電位あり)、音声でお知らせするのでロープ無しでも...バカでも近寄らない。

追加した高圧コンデンサ開閉器盤の内部で下部にVCBがある。

今年入社した若い女性の電工がいた。重い腰道具をしてテコをやっていたが普通高校出なので会社が訓練所へ半年やって電工免許を取得...工業出はマズ入らないそうだ。ただ、結婚すると、皆それで終わりだと嘆いていた。


TVD-1000KとOCR-50CK

2011年10月26日 | eつれづれ
明日の浄水場、高圧受電関係試験のためAC耐圧試験機器(左:耐圧トランス+右:リアクトル)を組みあわせた動作の確認を行う。

検電器で印加電圧を確認する。

二次側の印加電圧は10,350Vのメーター指示。

一次側の励磁電流は2.61Aのメーター指示。

二次側の充電電流は26.1mAのメーター指示。

この時の予想充電電流エクセル計算値は26.52mAの近傍値で一致している。この時に必要とする電源容量は0.27kVAとなる。

テスト用に使用した高圧ケーブルはCVT38sq*13mのもの。耐圧試験機器の左はTVD-1000KとOCR-50CKの組みあわせ。

アパート火災その後

2011年10月26日 | eつれづれ
過日の火災現場だが次の日、実況見分も終わり韓国籍の女性1人が入院した新聞記事。

内部は2階床も落ち全焼状態で以前にもボヤ騒ぎが数回あった様だ。(犬との散歩コースなので側より撮影)

昔は短大専用のアパートだったが最近は東日本大震災で被災者も居た様だ。手前の空き地は以前に住宅火災で全焼、更地となった。

道路はさんで以前に隣家も火災がありセシウムスポットでは無いが火事が多い場所ともっぱらの話しだ。


原発コストの再試算結果

2011年10月25日 | eつれづれ
原発事故の損害額は東京電力の経営状況を調査する政府の第三者委員会が、福島第一原発事故による周辺住民らへの賠償や除染、廃炉などの費用を積み上げて導き出した事故後2年分の損害額(3基分で5兆5045億円)を使用。さらに小委員会が独自に算定した3~5年目の損害額を加えて、1基(120万キロ・ワット級)あたりの額に換算した。
日本の原発が事故を起こす確率は、全国の原発がこれまでに延べ時間数で1400年あまり稼働してきたなかで福島第一原発1~3号機が過酷事故を起こしたことを根拠に、「500年に1回」と算定。これをもとに事故に伴うコストを計算すると、1キロ・ワット時あたり0・9~1・2円となった。標準的な稼働率70%の場合は1・1円。こうした事故が起きる確率として国際原子力機関(IAEA)が新設炉に求める安全目標値は、「10万年に1回」だった。また、使用済み核燃料の処理に伴う費用は、すべてを再利用する「再処理」だと1キロ・ワット時あたり1・98円、一部を再処理して残りを中間貯蔵する「現状」だと同1・39円、すべて地中に埋める「直接処分」だと同1・00~1・02円と試算された。

コメント:
1円UP程度では、他の発電システムより今までとサッパリ変わりなく一番安いコストの結論だ。この結果では脱原発論者は到底受ける事など出来ず猛反発。そして自然エネルギー発電コストのマァ数倍高い事。これでは電力会社は買電も渋り、国民も料金UPもイヤだし...今後、どの様なエネルギーシフトを考えるのか。もっとも現政権も何時まで続くのか、まともな仕事もせず、お遍路する税金ドロの記事もあったし、団塊世代の完全大量受給間近...合わせて年金支給時期更にUPをもくろみ、若者希望も無し。ストレス多く変な世の中となった。