
2025年6月17日11時25分頃、上野駅発盛岡駅行きの下り回送列車(試運転列車)として単独走行中のE8系G11編成が宇都宮駅 - 那須塩原駅間で加速出来なくなるトラブルが発生し、その場で停車した。
現場修理の末自力走行で那須塩原駅に入線したものの、この影響で東北新幹線の東京駅 - 仙台駅間の上下線が約5時間半運転を見合わせた。
JR東日本は、補助電源装置(SIV)の故障に伴い、主変換装置内の冷却装置が作動しなくなったことによる回路保護機能の作動が原因としているが、同日には2024年11月以降納入の別のE8系3編成も補助電源装置の不具合があったことが判明しておりJR東日本では補助電源装置の故障原因が判明するまでの間、E8系による単独運転を取りやめるとしている。
その後の調査で、故障編成の補助電源装置内部にある半導体素子が物理的に損傷していることが判明したものの、原因の特定には至っていない。
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メーカーは川崎車両 日立製作所 とある。
車輌下部に設置されており、素人が考えても常に過酷な環境と判る。
走行時はフル稼働で、このパワーモジュールの初期不良?熱耐量も無かったか。
新幹線そのもののが大きな変電所が移動している様なものだか電子デバイスの電動機への供給電流も1輌あたり数100Aだろう。
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