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富士QHA-OC1過電流継電器(OCR)を使い内部、変流器(CT)出力電圧と制御電圧Vを確認。

2023年05月13日 | eつれづれ

富士電機(株)QHA-OC1過電流継電器(OCR)を使用して、継電器の仕組みの講義を行う。

試験電流を1A~20Aまで流して継電器内部の変流器(CT)二次側電圧と電源電圧Vのデータを採取する。

変流器(CT)二次電流と自己制御を理解する。

左は変流器(CT)二次電圧読み、右は、その時の制御電圧読み。

変流器(CT)二次電圧は、先にゴミ処分した三菱MOC-E1V-R過電流継電器(OCR)のものを使用したが、これは電流に対して、どの程度の出力電圧が発生するのかを確認するだけなので、当然メーカーの違いは有ると思われる。

最後に変流器(CT)二次側と15/5A変流器(CT)の1.2次電流の変流比を実際に確認してみる。

二次電流5A流して一次側15Aとなるのかをクランプ電流計で確認。

二次電流トリップ、コンデンサトリップ方式の継電器仕様の違いと他....3 時間程度の実技での確認だったが本物の技術者の道は、まだまだ遠い。

AIチャット君の回答。

三端子レギュレータは、入力電圧の変動に対して安定した出力電圧を提供するために設計された電子回路です。

この回路は、エミッタ接地されたトランジスタ、抵抗器、ジオードなどの要素から構成されています。

入力電圧を回路に加えると、トランジスタとジオードが回路をうまくバイアスし、出力の安定性を維持するためにトランジスタのベース・エミッタ間の電圧が一定に保たれます。

その結果、出力電圧は変動に対して安定して保たれます。

三端子レギュレータは低コストかつ小型で、広く使用されています。

一般的な使用例として、ポータブル電子機器や自動車の電子装置での使用があります。

☆ 

変流器(CT)からの電流変化で継電器内の自己電流で制御電源を得るには、こんな基本的な素子が入っている事が想定出来る。

継電器は変流器(CT)電流1A以上から動作表示灯点灯しデジタル電流表示は1.5A程度にならないと表示しない様だ。

初期の機械的円板継電器からデジタルに変化したが、実に別電源無しを円板式と同じに考えたものだ。

 

 


富士QHA-OC1、電圧トリップ使用の過電流継電器(OCR)をバラして見る。

2023年05月13日 | eつれづれ

富士QHA-OC1過電流継電器(OCR)は系統連系CGS発電所では、保護協調とれない理由で別のタイプの同じ富士のものに交換。2022年の新同品だが撤去のゴミ処分となった。本、継電器は電圧トリップ仕様。OC2は二次電流引外し仕様。

 富士電機マルチメータの場合、過負荷耐量は「定格電流(5A定格)の40倍1秒、20倍4秒、10倍16秒、1.2倍連続」となっている。

過電流継電器(OCR)試験で、数秒だけ過大電流がかかる試験は、何ら問題無し。(メーカー回答)

 

上が電源トランス、右下2つが変流器(CT)。

 

トリップリレー。

設定基板、CPUチップも小さくなった。

これで変流器(CT)電流を試験器から流して制御電源等の検証をやってみる。