eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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PASヒモ予備、早速つかうハメに!

2018年06月11日 | eつれづれ

本日、早朝の定期点検も終わりPAS投入したら本体下、1m当たりからプッツンと投入ヒモ(赤)が切れた。

落下した投入用ヒモ。

直ぐ施工した電気工事会社にバケット車の手配...現場へ出かける前で運良く程なく到着、PAS負荷側を検電器で電圧無しを確認。

当方が過日、予備として購入のヒモ(赤)を取付。

約5m分しか無いが、この下でまた切れても直ぐ交換可能な位置で安全。

本体に残ったPASヒモだが紫外線、劣化で赤が脱色...設置年は2008年で10年経過した事業所でのトラブル。
切の緑ヒモは同じ条件なのに何ともなし...メーカーも何も考えていない現実。
エスロンロープに変えないとダメなのか。
常にPASヒモ予備は車に入れておいた方が良い...業者は向かうにしてもヒモが無いのでは短時間に改修は出来ない、ものが有れば現場へ向かうダケ。

2009年に交換した写真帳データを検索UP...エスロンロープに交換した現場。












当方もバケット車に乗って撮影したものでPASは入で当然、負荷側も充電中。
当地区はPAS電源側に電力の開閉器は無いので無電圧とする事は出来ない、バケット車を頼む以外に方法は無いがマズ接近作業でも有り登って交換するバカもいない。
装柱が入り組んでいるヶ所は特に危険となり登って感電しても助けられない...マズやらない、工事会社手配バケット車のプロに任せる事だ。
バケット車カゴは絶縁となっているが素手で触っている様...カラスと同じ感電しない。
再掲載→

21本撚りのロープがさらに17本撚りになっている丈夫なロープです。
材質:ポリエチレン 金剛打ち
分径:8mm
編み方が違うが画像のポリエチレン金剛打ちが切れないのか?。