単相50kVA変圧器のAC耐圧試験 2015年09月19日 | eつれづれ 単相変圧器50kVAのAC耐圧試験、10,350V.10分間印加。 この時に流れた二次側充電電流は10.5mA。 単相変圧器50kVAのカタログ静電容量は0.0022μFとあるので交流透過で流れたIc(対地静電容量成分電流)も近傍で同じとなるはずである。 0.0033μFと入力すると10.7mAとり、ほぼ一致するので耐圧試験合格と判断出来る。 当然tanδ値は0.02でカタログ範囲の3~4以下なので、これも合格、10分異常なく終了すればOKだが、数値的な根拠を確認しただけの話。
配電線停電の繰り返し事例があったので再掲 2015年09月19日 | eつれづれ 2015.5にUPした高圧6kVの間欠電圧事故で電力柱上のASチャタリングだった。 ASの操作回路がバカをおこした様だ。 結果的に事故系統の異常解消は電力対処で約50分程度、盛んにON/OFFを繰り返した。 約10分程度で行く事業所よりの緊急電話で高圧受電盤の電圧計が1秒間隔でON/OFFの繰り返し。本、事業所の変圧器容量は550kVAでOCRの動作は無かった。 動画を撮影して直ぐVCB開放、PAS開放した時の動画は下記にアクセス(ユーチューブ)。 https://youtu.be/__CVeXnr-P8 こちらの事故例ではOCR動作して真空遮断器が開放した様だが系統にある他のLBS設置事業所も数件確認のため出向いたが高低圧の異常は無かった。 この上の事例はOCR動作したが当、事業所の表にあるOCR整定が鈍いのか否かは不明、検証もしようがないが、再閉路の繰り返しより常識的に考えてショックは厳しかった感じだ。