eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

ドラゴン泡を吹く

2015年09月08日 | eつれづれ
中国の政策当局は4月下旬から6月中旬にかけて、「ITバブル」崩壊の穴埋めを住宅バブルという別のバブルの助けを借りながら行ったアラン・グリーンスパンFRB(連邦準備制度理事会)議長(当時)の戦略や、住宅バブル崩壊の後始末を3度にわたる量的緩和(QE)で株価上昇を促しながら行ったベン・バーナンキFRB議長(当時)の戦略を参考にして動いたように見える。すなわち、住宅など不動産のバブルが崩壊して信用不安が広がりつつあることへの対応策の一環としての、株価上昇促進策である。
だが、実体経済・企業業績の改善という裏付けを伴わないまま上海総合指数の4000という水準は「ブル(強気)相場の入り口」として株式購入を国民に事実上促した4月21日の人民日報掲載の論説を最大の原動力にして形成された中国株の「官製バブル」は、意外に早いタイミングで一気に崩壊した。
上記の論説が掲載された後、株価上昇は当局のお墨付きだと判断した人々が預金を引き出したり借金をしたりして株を買う中で、上海総合指数は急騰し、6月12日に終値で5166.350になった。

日本では爆買いが話題だが、その内下火となるのか?!。

変節、野田立候補断念

2015年09月08日 | eつれづれ
民党離党2005年4月27日に政府提案(閣法)で上程された郵政民営化法案に反対したため、民営化反対派の急先鋒と見なされたが、雑誌『経済界』2005年4月号のインタビューでは「民営化に反対と言ったことはありません。今の竹中プランでは駄目だと言っているのです。改革という言葉に酔うのではなく、将来を考えた本当の改革をしてもらいたいと訴えているのです」と答えている。
自民党岐阜県連(会長:古屋圭司)は8月10日、岐阜市内で執行部会・常任総務会合同会議を開き、県連規約を改正し、党公認がなくても第44回衆議院議員総選挙で支援することを決定した。会議の席上、法案に賛成した金子一義が異論を唱えたが、これに対し「県連は一致して法案に反対している。地方の声を聞くのが国会議員だ」とする反論も出た。
同年9月の第44回衆議院議員総選挙では、郵政民営化法案に反対票を投じたため、自民党の公認を得られなかったが、小泉主導で送り込まれた刺客候補の佐藤ゆかりを退け、5選。
同選挙で与党が圧勝すると、後援会幹部や岐阜県の自民党所属の地方議員らから法案に賛成するよう強い要望が出たため、野田は再度提出された郵政民営化法案に賛成票を投じた。同年10月、自民党党紀委員会により野田に対し離党勧告がなされたため、自民党を離党した。
自民党復党後2006年、首相・安倍晋三の意向により郵政造反組の復党が検討され、同年12月に復党(郵政造反組復党問題参照)。復党にあたっては、「郵政民営化法案に賛成する」等の念書が取られ、「踏み絵」と呼ばれた。また、郵政民営化法案に反対から賛成へと立場が正反対に替わったため、その行為が「変節」と呼ばれ、様々な方面から批判された。
2007年、福田康夫が自由民主党総裁に選出され、福田執行部で党広報局長に就任する。野田の前任の広報局長は小泉チルドレンの1人片山さつきであり、片山の更迭による野田の広報局長就任は、直前に発足した安倍改造内閣における今村雅弘や森山裕(いずれも郵政造反組)の副大臣起用同様、郵政造反組復権の象徴的な出来事であった。
福田康夫改造内閣で、内閣府特命担当大臣(科学技術政策・食品安全)に就任した。さらに、「消費者行政を統一的・一元的に推進するため企画立案及び行政各部の所管する事務の調整」と「宇宙開発利用に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため企画立案及び行政各部の所管する事務の調整」も国務大臣として兼任。

◆首相は“嘆き節”
とはいえ、野田氏が出馬にこだわったのは、「首相に政権運営のあり方をただす」という表向きの理由だけではないようだ。
野田氏はもともと、盟友の石破茂地方創生担当相に出馬を促していた。石破氏といえば、平成24年の前回総裁選で惜敗した首相の“政敵”。野田氏は「次々回の総裁選に向けた存在感を示すためにも、閣僚を辞任する覚悟で手をあげるべきだ」と口説いたという。
安倍内閣の支持率は春から夏にかけて安全保障関連法案の国会審議などを通じ下落傾向にあった。首相の「万一」を見越し、今のうちに党内議員が結集できる「旗」を立てておく。たとえ総裁選後に党内で冷遇されても結果的には「ポスト安倍」に最短距離で届く-。「石破氏が出馬しないならば自分が…」。こんな皮算用をはじいたようだ。
さらに総裁選が首相と野田氏の一騎打ちとなれば、テレビはこぞって2人の討論番組を流すだろう。街頭演説会では自民党の選挙カーの上で両氏が並ぶ。
党幹事長経験者は「当選回数を重ねるより、総裁選に1度出た方がはるかに知名度は上がる」と指摘。ましてや今回は首相と対等な存在をアピールできる。野田氏にとっては出馬するだけで得の多い構図だ。
ただ実際に野田氏が出馬して総裁選となれば首相交代の可能性を理由に野党が安全保障関連法案の審議拒否に転じる可能性が高い。首相サイドは「出馬は無理だと見込んでいたが見通しが甘かった」(側近)として、今月以降、推薦人に浮上した人物と個別に接触。うち数人は野田氏への支援をやめさせた。


誰もついて行かない...変節の経歴では次の次ぎも無いだろう。