eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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秋晴れ定期点検の1日

2010年09月26日 | eつれづれ
継電器単体による試験は簡単だがVCB等の遮断器連動試験は、ここでは操作用の別電源が必要となるので周りに作業員は入れず感電等十分注意しなければならない。

方向性地絡継電器(DGR)試験も単体試験で済ます。

全変圧器の油を採取...持ち帰り後日、絶縁油耐圧試験を行う。

各、SSの短絡接地は個別、高圧機器の全部に銅線で一括短絡...電工10名以上、配置しての定期点検なので完璧に安全作業??...操作も手順書に則り安全第一が基本。

先の感電死亡事故は思いこみの勘違い、検電無し、短絡接地当然無し、一人作業、系統回路の把握不足、これらが完全にスルー...1つでも欠ければ助かる可能性大。