eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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B種接地抵抗値提示の根拠

2010年09月02日 | eつれづれ
過日、自家用受電設備地点における電力へ各種整定値を照会した回答だが短絡容量他PAS整定、B種接地抵抗値75Ωとある。75Ωの根拠は電力でしか判らないが配電系統の増減によって変化してくる。頻繁に変わるものでは無いハズと思われるが、こんな条件の所に変圧器B種接地線に付加抵抗を挿入、やるだけムダの様な感じか。

配電線系統が絡む%RL.%XL他、判らないとエクセルの入力に数値を入れようが無い...。今は大口径、長い線路亘長の高圧ケーブルが増えてIc(対地静電容量成分電流)が大きく20A以上になっている所も有る話。よってB種接地抵抗値はΩ則により年々低くなる??。本、画像のB種接地抵抗値は110Ωとなっている。