eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

キャンペーンのご案内

2010年09月04日 | eつれづれ
周波数変更による絶縁監視装置の買い換えキャンペーン案内が届く。
古い装置は2012年3月末、以降使えなくなりアナログテレビ同様、ゴミとなる。
該当する台数を入れてみたら31台あり仮に全部、一括切替した場合の経費は1,627,500円となり半年後のキャッシュバックは1台当たり20,000円なので投資額は1,007,500円となる様だ。しかも20,000円の恩恵をうけるためには今年の12月末まで申込みしなければならない。

監視王Ⅱより進化したIgr(対地抵抗分電流)方式は税込み57,750円+電圧アダプター26,250円かかり、一人親方のボランティア保安管理の域を既に逸脱している様だ。

「主任技術者制度の運用通達」にベストマッチ...真の50mA漏電(漏洩電流)監視...うたい文句は良いのだが。この絶縁監視装置、何も付けてないで毎月、出向き適当な時間のB種接地クランプ測定、50mAだろうがmAだろうが異常ありません。
Ic(対地静電容量成分電流)が多いのでの理屈。本当に漏電しているのなら漏電警報器動作もしますので...。

100V.(0.1MΩ)1mA管理には、ほど遠い50mA管理なのだが常時監視している数値では限界か。結論的には無いより有った方が良い程度の安心感、隔月点検を認めているシステムなので。Igr(対地抵抗分電流)検出でないIo=合成電流方式でもタイムラグを10分もみれば、関係なし...この辺は性善説に則り法も明確にしていない運用次第。
法は最低守るべき基準...本来は10mA管理程度がベターこうなって来るとIgr(対地抵抗分電流)でも誤作動多発、不確定設備の個々の事情、演算不能??出来ないか。

メーカーのPRだけではツマラナイので...
下の画像エクセルは平成22年1月にUPした(株)明電舎のIgr(ここではIor)方式絶縁監視装置の計算式をエクセルで作り検証したもの。単二、単三、三相の検証だが既にキッチリ、サッパリ忘れ忘却の彼方。


以上、三途の川近くウロウロ??お年もあり多額の設備投資に悩む言いたいホーダイの土方電気ヤでした。



欧州のスマートメーター事情、他

2010年09月04日 | eつれづれ
スマートメーターの欧州での現況レポートだが計量器は屋内、検針スパン、盗電多発これでは日本とは全く異なる考えられない事情の様だ。こちらに当てはめても何のメリットが有るのか...特に今でも何も問題なく我々の便益も無い。

4F仕様エレベータデモ機の運転回数、ナント60万回突破しました。この間、位置決めエンコーダによる着床パルス制御他、トラブルも無く完璧に動作しました。