丁度一年前になるが、
稲沢で使わなくなった農業ハウスをいただくことになって、
雪の降る日に皆で解体し一部の骨材を、
部会員が耕作している扶桑の畑横へ置いていた。
今年はそれを使って秋に2棟目として組み立てる計画です。
骨組みとなるパイプは長尺で軽四トラックに積める代物でない。
部会員で唯一3トン車を保有し仕事に使っているT君が、
体と車が空いた昨日駆けつけてくれ、
長尺パイプを塔野地にある共同畑横まで運搬してくれた。

通常5.4m×25mの農業ハウスを建てるとなると、
簡易なパイプ方式でも100万円かかると言われている。
個人ならエイヤーで投資も出来るが共同物となるとそうもいかない。
行政に農業発展のためと一部でも応援してと頼んだがそれもかなわず。
そこで要らなくなったハウスを探していたところ、
縁あって稲沢の方から解体を条件にいただいた物です。
更に建設には土地の土壌改良も含め50万円程かかると試算しており、
研修畑での売り上げを毎年少額だが積み立てている。
土木工事もやるT君が来てくれたつでに土壌改良の見積もりを依頼した。

建設予定地の土を掘り返し新しい畑土に入れ替えるのがメインだが、
竹林が迫っている周辺の整備も必要で、
労力は部会員が無料奉仕するとしても20万円近くかかるのでは。
部会と言っても営利ではない任意の研修親睦団体です。
本来JAや行政から金銭的支援があってしかるべきだが、
政策の無さを嘆いていても前へ進まない。
先ずは自力で課題を切り開いていきます。
< 難多くとも心合わせ一歩前へ >