昨日も陽だまりが出来た時間を狙って、
竹と向き合っていました。
鉈で割り箸状に割っていくのだが、
1年軒下で置いてあった竹から竹クズと思われる粉と、
節々にいるわいるわ竹くい虫の幼虫です。
節ごとに巣くっています。
この食われた節がある竹を割っても、
表皮だけとなるため使いものにならない。
調べてみたらこの虫は「ベニカミキリ」の幼虫とのこと。
春に卵を放置してある竹に産み付け、
穴を開けて中に入り込み幼虫として年を越し成虫化するようです。
竹の中にあった粉は幼虫の排泄物とのことだが、
いっぱい出てくるってことは大食いなんだ。
(ネットでお借りしました)
製品化された竹細工にもこの虫は付くらしい。
竹粉がこぼれていたらアウトです。
駆除剤を使うのをためらう人は、
熱湯消毒が簡単で効果的とのこと。
昔のように毎日使っていれば虫がつく隙もないのだが、
偶にしか使わなくなった現代は竹くい虫の桃源郷かもしれない。
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