七技会の熊本大震災
「震度7の観測は史上5例目、同一地域を震源とする一連の地震で震度7が
複数回観測したのは初めて」と言わしめた「平成28年熊本地震」
4月14日に最初の震度7が発生してから既に十日が過ぎてもまだ熊本県大
分県は揺れ続けている。
さすがにテレビは通常の番組の合間合間に地震情報を流すようになったが、
被災地のニュースには気が滅入る。
今回の地震で七技会の会員諸氏は大丈夫だったのか?と名簿を引っ張り出し
たら、九州地区は、碇さん、桑原さんと田中さんの三人(田崎さんは既にお亡
くなりになった。)。
住所録では九州に土地勘がないのでそれぞれ被災かどうか見当が付かない。
電話することを考えたが、日頃の付き合いの程度を思うと躊躇する。被災な
さっているなら多分大忙しの真っ最中、猫の手も借りたい心地のおりに「どう
なさいましたか?」は間の抜けた迷惑な話。
よって取り敢えずハガキにした(4月16日投函)。
このハガキに対して4月18日午後、田中さんから「無事ではあるが地震警報
の度にびくびくしている」との返信をいただいた。
他の方はどうしたのか?
碇さんについては、田中さんより北の方にお住まいだから田中さんが大丈夫
なのだから大丈夫だろうと勝手に解釈。
問題は桑原さん。
合志市にお住まいである。テレビには「合志市」の地名がめったに出て来な
いので「多分たぶん」と思うことにして日を過ごしたが、地図を丹念にみると
「熊本城から北北東に約15キロ」であることに驚いた。
では、と被害速報をいろいろ探してみると次のことが分かった。
1 合志市は、14日は震度5強、16日は震度6強、と大きく揺れた。
2 合志市須屋には避難所が9箇所設けられている。
ここまで分かったので思い切って電話してみた(23日12時15分)。
応答してくださったのはご本人。
お話しの内容は以下のとおり。
1 家は大丈夫だったのでそのまま居住しているが、家具や仏壇が倒れてガ
ラスや陶器の破片が床に散乱、危険が一杯。
2 ご家族はご夫婦の二人住まい。
3 電気は回復したが、水道は濁った水は出るが飲めない。
4 揺れる度に家から飛び出ている。
5 近所のお店にはほとんど品物がない。
6 今はなんとかやっているしこれからもやってゆかねばならない。
等々を約7分間話が出来ました。
以上が七技会の九州在住者について現時点分かっている情報です。
さて、これから何が出来るか!考えよう。
以上
2016.04.23 米田書き込み
次回更新は5月9日の予定ですが臨時に何か書くかも知れません。
以下は、七技会の意思とは無関係に入って来るコマーシャルです。