薬 の 名 前
「忘却とは忘れ去ることなり」なんて優雅な話ではありません。何か一つ物
忘れやポカをやらかさない日は無い毎日。そろそろ連れ合いから「なーんか最
近呆けて来たんじゃ無いの?」と言われるんじゃないか、と気にしています。
典型的な話が手書きの漢字。分かっているんだけれども書いて怪しい時はス
マホのメモアプリを使って確認しています。その痕跡がこれ!
ところで「物忘れ」=「認知症」の等式が成立しないことを知りつつも認知
症はコワイです。そんなところへテレビや新聞に認知症の治療薬と言うことで、
アメリカでアルツハイマー病の「認知機能の低下を長期間抑制する効果がある」
と薬剤管理当局から承認された、とのニュースが流れて来ました(6月9日)。
根本治療ではないが、それへの第一歩として期待されているらしい。
その薬の名前は「アデュカヌマブ」
なんとも舌を噛みそうな、舌が回らない、言い難い名前です。
でも、名前よりも1年間の薬代がなんと約610万円と目玉が飛び出るお値段
には驚きです。やっぱりおちおち物忘れやポカ三昧は出来やしない!と落ち込
んでいたら、元気が出そうな話が目に入りました。大阪府の川上由起さんの川
柳です。
アデュカヌマブ ソラで言えれば大丈夫
大阪府の川上由起さん
これで大丈夫ならそんないいことはない!是非そうありたい、との一念で懸
命に憶えました。アデュカヌマブ、アデュカヌマブ、アデュカヌマブ、・・・。
舌を噛まぬように、舌がよく回るように、と呪文の如く何度も何度も何度も繰
り返しました。さぁーもう大丈夫です。
では、テストです。
Q:認知症の新しい薬の名前は?
A:ハイ!「アデュカヌマブ」でぇーす!」
うぅーん、これで本当に大丈夫かなぁー?
以上
2021.06.24 米田書き込み
次回更新は7月9日の予定です。
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