初めてライブを演るアルマナックハウスは千葉県市川市の京成市川真間駅のすぐ目の前にある。しかし乗り継ぎ方法がよくわからないのでTXみらい平~南流山武蔵野線~西船橋総武線~JR市川のルートで現地へ乗り込んだ。駅から徒歩10分ほどだ。
2階がアルマナックハウス。まだ灯りが点っていない
何より一番の特徴は店の建物の向かい側が京成市川真間駅の駅舎なのだ。
左アルマナック 右 市川真間駅
店の窓からも駅がよく見える、というより駅舎しか見えないっ。そういったロケーションの店内にギターケースを背負い入っていった。
お店のご主人はマイスター鈴木氏。オレは昨年12月にたつのりのライブを観に訪れているので見覚えはあるがあちらは記憶に無いはず。名を名乗りあいさつをしてここへ来る的確な鉄道の乗り継ぎなどを教えてもらいながら軽く音出し。オレのギターを見てマイスターが「マーティンのD35は久々に見た」と話も弾んでいった。
そうこうしているうちにたつのりも合流。今夜の出演者はオレの他、吉川 誠・たつのり・マジマロ(敬称略)の4組だそうだ。
しばらく談笑、飲食ののち19時45分すぎステージが始まった。
初出演の私、前田直弥がトップバッターで登場です。
ほの暗いカンジが弾き語りにはよく似合う
初めて演るハコはやはり緊張しますな~、様子を探りながら定番の・・・
1.ここまでやって来た 歌詞中にお店の名前を入れたが反応ウス~か
2.時の流れ 明かりを落とした店内は老舗のそれを思わせる雰囲気。
自己紹介を何やら話ながら曲の紹介へと結び付けた。
3.ひまわり
4.二人で行こう
静まりかえったのでここは元気よく
5.蒼
6.LIVESONG
普段の活動の話と「地道」にやる仲間はここにもいた。
7.旅はまだ続く
今回の撮影はたつのり氏
これで名刺代わりのステージは終了。みなさん暖かくこの見知らぬオレを迎えてくれたようだ。また新しい出会いになったかな、ありがとうございました。
続いては吉川 誠さんのステージ。フォーク世代の只中にいて今もその頃のアーティストの方々と親交があるそうでマネージャーとして活動する傍ら自分の作品もCDやライブで発表しているまさにフォークロアな方のようです。
スリーフィンガー系のリズムの曲を中心に井上陽水(ゼンマイじかけのかぶと虫)・吉田拓郎(祭りのあと)などカヴァーを交え、フォークの世代の話をしながら・・・
マイスターも加わり「くるまやさん」歌う
オリジナル曲も聴かせてくれました。オリジナルの曲にはさわやかでやさしい、それでいてこの世代の方らしく強いメッセージが込められていると思った。フォークな話をいろいろ聞かせていただきました。
3番手はおなじみたつのり。都合がつかずこの日が今年初めてのライブということで(この前オレと酒場では歌ったが・・)緊張気味と言っていたがなかなかどうして
本日はヤマハのギターで歌うたつのり氏
堂々たるライブを展開してた。101・サイレン・SOLD OUTなどお馴染みのナンバーを中心に声もよく出ていたし歌詞の内容がよく伝わってきた、ひさびさなのによくコンディションを整えてきたな。
窓の向こうに列車と駅のベンチが見えるでしょ
たつのりが歌っている時も窓越しの駅に電車が往来する風景が見られる。かなり近いよ~、この店ならではの1コマだ。
そしてこの日最後を飾ったのがマジマロさん。
我々よりもかなり若いとお見受けしたがやさしくそしてハリのあるハイトーンボイスが印象的だった。オリジナルの作風も身近な暮らしを題材にしたカンジで聴き入りやすかった。帰り電車の時間の都合で全部聴けなかったのが残念、頻繁にここで歌っているようなのでまたの機会によろしくダッシュで帰路に着いた。
こうしてアルマナックハウスでの初めてのライブは無事終了しましたがお店のテーマ「音楽を友として彷徨うホーボー達の家」の通りの雰囲気をマイスターはじめみなさんから感じられた。これからもホーボーに散らばるホーボーのためにがんばっていただきたい。また機会があれば寄らせていただきたく存じます。
水上さん、「君はいつも」の録音でご一緒していらいのサポートです。次は5月5日12時半頃からつくばキュートでやります。
23日はまだ何とも言えません。
また 会いましょう。
では。