昨日の記事の続き・・・ライブが無事早めに終わり、流山の唄うたい「たつのり」と待ち合わせたのは昨年ライブを演らせてもらった新松戸の居酒屋『以心』であった。
以心の入り口・・暗くてよく見えないっ。
たつのりはやや遅れるとのことで一人で先に暖簾をくぐった、ざっと4ヶ月ぶりだ。するとお店のお手伝いをしている「あっちゃん」さんが「あっ、前田さんだっ」と気づいてくれた。憶えていてくれたんだね~。マスターに挨拶をして生ビールをぐびりとヤリながらたつのりを待つことにした。ライブの時に来てくれていたお客さんもいて話ながら約30分ほどしてたつのりがやってきた。昨年暮れに会って以来だから結構ひさしぶり・・・近況などを語りながら杯を重ねていった。しばらくして帰りの終電の時間(23時35分には店を出たい)を気にし出したオレをよそにマスターが「それじゃあ、前田さん、ここいらで1曲!」えっ、今日は歌うつもりないよ~もうライブやったし、時間もない!体よく逃れようとしてたところにたつのりが「歌おうよ」「それじゃ、たつのり歌えよ!」といった途端、たつのりが店に常備してあるギターでおもむろに歌いだしたー。
歌う、たつのり・・・今年は所用によりまだライブをやってないとのことで歌い出したら止まらん状態。オリジナル曲を立て続けに披露している~。しかし実に楽しそうだ・・・帰りの時間を気にしているオレをよそに・・・以下、会話はこうなった。
NAO 「おっ、もうそろそろTXの最終の時間だからオレ帰るよ」
たつのり 「えっ、まだ始まったばっかりじゃん」
NAO 「そろそろ出ないと終電に間に合わないんだよ!」
たつのり 「まさか今日帰る気でいるのか?泊まっちゃえよ」
NAO 「どこに?」
たつのり 「飲むだけ飲んで始発までマンガ喫茶で寝ればいいじゃん、会社の後輩とかと飲むときみんなそうしてるよー」
NAO 「ハメやがったなー、初めからそのつもりかよ!」
たつのり 「いいじゃん、たまになんだから・・明日休みだし」 そこでマスターが
マスター 「それじゃあ、前田さん、泊まり決定だね。」
NAO 「・・・うっ、ギターケース抱えて泊まるのかよ~」
とか何とか言ってるうちに時間は刻々と過ぎ、すでに23時40分を回っていのただめだ~間に合わん、雰囲気に流されてゆく自分を反省したのち、こうなりゃヤケのヤンパチ(死語)「よし!じゃ歌うぞー!飲むぞー!」しまいにゃ自分のギターを取り出してたつのりとツインギターで歌合戦。夕凪・ひまわり・HeartBeatソングなどなどオレの曲&たつのりの曲&カヴァー曲など歌いかつ飲んだ。(お客さんいなくなってもね)
上機嫌でまだまだ歌う たつのり
気さくな人柄 マスターのオオマチさん
夜もかなり更けた頃、お店じまいということで『以心』を後にした。ありがとう、マスター!いつも騒いですいませんね。またよろしくお願いいたしまーす。
しかしここで終わる訳が無いっ、たつのりに連れられるままに歩を進めると今度はたつのりご執心の『アキちゃん』がいるスナック?パブ?(店名失念いたしました失礼!)だった。
さらにご機嫌な たつのりそしてアキちゃん
驚いたことにこのアキちゃん、たつのりから聞いたとこのブログを観てくれていたり、更には去年の「アコースティックウインドきらくやま」にも足を運んでくれたそうだ!(たつのり目当てに行ったが出番終わっていたそうだ・・・)
ここでもっとメートル上がって(これも死語)普段聴いたこともないたつのりのカラオケを聴き、オレも歌った!オザキとかナオタロウとかキョンキョンとか・・・。
楽しい時間を過ごしたがオレはこの日懐寂しかったのでお会計はたつのりにまかせてギターケースを担ぎ外に出た。(ギターを弾いてくれと言われたが丁重にお断りした。)
まだ終わらないっ、「松屋」で軽い食事を済ませた後今度は「以心」のマスターがいるかも知れないと おでんや(ここも店名失念しました)に入った。マスターはいなかったが夜遅いというか朝早いという時間帯なのでお水のご商売とおぼしき方々がたくさんいた。あがりに軽く飲んでると横の席の女性がギターケースを見て「それ何の楽器?」と聞いてきた。面倒なので「バリチェロ」だとか「バリトン」だとか適当なことを返していた(酔っていたせいもある)。「聴かせてください!」と結構強硬な要求・・・酔いも手伝い「よし!」とばかりに「これはギターなのだ!」取り出し、弾いて歌ってやった。そしてここでもたつのりに交代。
酔ってもさらに歌う たつのりとリクエストの女性(顔出しNGだそうだ)
何曲かごちょごちょ演っているとそこでカウンターの隅にいた男性が近寄ってきて「井上陽水のジェラシーやって!」とリクエストしてきた。丁度いい!「ジェラシー」は昨年他の所でリクエストされて練習していた曲なのだ。オレが歌うとその男性が何気なくビールを一本出してくれた、ありがとう!しかしまるでこれでは「流し」だな・・・周りのオネエさま方にも拍手をいただいたし、それはそれでいっかと気分よくいただいた。
都合3軒、オリンズ入れると4軒、時間にして約10時間にも及ぶツアーもお酒量の限界によって幕を閉じたのであった。たつのりの根城に足を踏み入れて「まさか・・」という状態に陥ったがそれはそれで楽しかったのである。たつのり、お世話さま!またね~。
朝帰りとなった2日に渡る超大作はこれにて一件いや4軒落着~!結局、マンガ喫茶に泊まる間もなく始発の駅へと向かっていった。