池袋古戦場

2012-05-19 11:42:00 | 司法試験関連
土曜日である。良い天気である。試験3日目である。ってなわけで,2時間半睡眠で元気よく池袋に出張った。

毎年のことだが池袋会場はなんだかアットホームと言うか,受験生さんのリアクションが優しい感じがする(笑)かなりの人とお話もできた。休み明けの3日目と言うこともあり,リラックスできているというのもあるかもしれないけれど。

論文最終日なので,実は答案を書くのは今日で最後である。万感の思いを込めて,刑事系にぶつかって欲しいと思う。
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感謝感激

2012-05-19 02:19:00 | 司法試験関連
172万ものブログの中でアクセス順位189位って感謝し過ぎてもし過ぎることはないです。
これからも少しでも役立つ情報を発信したいです。
3日目も頑張ろうぜ!
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微妙な変化

2012-05-18 19:51:47 | 司法試験関連
あくまでも何となくなんだが,今年の問題は例年に比べて妙に「親切」である。事実関係を明確に指摘したり,設問の指示が細やかで論点の抽出がしやすいようになっている。民法等が顕著であろう。

このような「全体を通じた変化」は,第2回大会以来である。第2回大会は,未修者が初参戦すると言うエポックメイキングな年であり,そのためこの年の問題はかなり特異であり一般化できない。そして第7回大会はロースクール経由ではない,予備試験組が初参戦する年である。そのため,事実関係で混乱しないようにしたり,論ずる点を明確にしたりする工夫をしているのかもしれない。

あくまでも推測であるが,何となく設問も例年に比べると「饒舌」であり,ここ3年とは明らかに違う雰囲気である,と思う次第である。なので,例年以上に問題文を良く読み,誘導に的確に乗ることが重要である。「書きたいことを書いたり」しないこと。
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全ては不確定

2012-05-18 19:04:21 | 司法試験関連
明日は池袋に出張ります。応援活動3日目であります。朝早いのが玉に瑕(笑)

そろそろ受験票に添付されているシールが徐々に減り始めて,試験が進んでいる感じも出てきたのではないでしょうか。あともう少しです。緊張感は薄れてきたと思いますが,気をつけないと無意識のうちに気が緩む危険があります。油断大敵,手綱は締めていきましょう。ケアレスミス厳禁です。明日は刑事系の4時間だけなので一番負担は無い日です。本日の休養で元気を取り戻しスコーンと解いちゃいましょう。

何度も言いいますが,実際には試験の出来は「傷だらけ」かもしれません。しかしそれは難し過ぎる試験なので当然です。完璧なパフォーマンスは総合一位の人でもありえません。「上位合格答案」が間違いだらけなのは周知の事実です。なので気にしない。少なくとも自分で不合格宣言はしないこと。現時点では,「まだ何も決まっていない」のです。諦めたら負けです。

投げたらあかん!
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未知との遭遇

2012-05-18 18:48:47 | 司法試験関連
本試験問題ですが,各受験指導校等の速報等を読む前に,自力で読みきって欲しいです。今後,本試験問題は何度も何度も検討することになりますが,「初見の問題」という経験は1問につき1回しか出来ません。非常に貴重な機会です。なので先入観無しにマッサらな気持ちで検討して欲しいのです。それがいずれ本試験本番で皆さんが経験することになる「未知との遭遇」なのですから。
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刑事系の注意点

2012-05-18 18:14:32 | 司法試験関連
何だか知らんが,刑事訴訟法の試験の夢を見た。伝聞法則出ていなかった(笑)訴因変更だったよ!さて,本番ではどう出るのでしょうか。しかし,こんな夢を試験期間中に見るとは,完全に受験生モードであるなぁ(苦笑)

さて,いよいよ明日は3日目論文最終日である。刑事系なのである。

刑事訴訟法は,いわゆる「フレームワーク」がカチッとしていて(しかも事案分析の枝分かれ部分が,例えて言えば枝の先端部分でと言うよりは枝の根元に近い部分で分かれるので,構成を誤ると激しく沈する危険性が高い。)。なので,事案の分析からの論点抽出を的確に行う必要がある。事実関係が詳細なので注意する。特に捜査機関の手元にある証拠のリストは作っておくべき。それらの証拠を「どう使うか。どう使って立証するのか」と言う視点は非常に重要である。あと,「被疑事実」を常に意識しながら論ずること。捜査の必要性や相当性,緊急性の有無は,被疑事実との関係から論じないと無意味であるし,そもそも論じられないはずである。添付資料で令状が出てきたら,記載内容を丁寧に確認することも必要である。下線部分は比較対照し,異同の「異」の部分を意識すること。

刑法は,2年連続総論メインである。まずは生の事実関係から,どの行為を問題にするか,一連の一個の行為と見るか,複数の行為と見るか決めること。最後に罪数処理の部分で調整する。共犯相互間の結論の整合性にも気を配ること。各論の場合は,構成要件のチェックを正確に行うこと。文書偽造系などは構成要件論の中で解釈部分が多いので落とさないこと。著名な判例がベースにありそうな時は,事実関係の相違をチェックすること。その違いが法的評価部分に影響してくるからである。

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ターゲットは刑事系!!

2012-05-18 13:41:45 | 司法試験関連
民事系の問題を(軽くですが)分析中です。自分の受験指導方針に問題は無い事が確認できて今年も良しっ!(笑)

さて,受験戦士の皆さんは,公法系,民事系のことは綺麗にさっぱりさんになりましょう。いや,ならないと駄目ですぞ!明日の刑事系です。「明日の刑事系で合否が決まる!!!」くらいの勢いで行きましょう。いや,行かないと駄目ですぞ!

まだまだ「ぐんぐん伸びる!」ように,テンプレートは竹林にしてみましたよ!
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自分の能力を引きずり出す

2012-05-18 02:14:48 | 雑感
「仕事の流儀」を見て激しく感動し、自分の温さ加減の半端なさに​愕然。

天野篤医師は本当に凄い人ですね。天野医師の1万分の1でも見習​えたら俺は別人になれると思う。

「成功するための必然性を作る」という言葉が非常に強く胸に響き​ました。
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前半戦終了

2012-05-17 20:12:37 | 司法試験関連
2日間が終わり前半戦終了です。いわばハーフタイム。上手く行った点は後半戦でも活かすようにし、拙かった点は二度と繰り返さないように注意すればOKです。既に6科目が終わっていますから、「もう失敗だらけ」と言う人の方が寧ろ普通でしょう。「自分だけしくじった」等と落ち込まないように厳重注意です。主観的終戦宣言は有害です。

いまのところ順調に来ている、と言う人も刑事系は外すとガツンと激しく凹む科目です(刑事訴訟法が特に)。なので油断大敵です。最後の科目が終わるまで、勝利宣言をしてはいけません。因みに吉野は刑事訴訟法の答案構成の最中に何故か「勝利宣言」をしてしまい、その後エライ目に遭う事になりました(笑)

今日は少し早めに休む方が良いでしょう。とにかく勝つことだけに集中しましょう。
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23日からの説明会で

2012-05-17 17:39:08 | 司法試験関連
5月23日から始まる初夏の講座説明会シリーズでは,本年度本試験問題について言及します。とりあえず現時点では,憲法と行政法を大まかに検討したので,この2科目について話そうかなぁ,と思案中。まぁ,民事系や刑事系に変るかもしれませんが,とにかく最新情報を提供しようと思っていますので,是非ご参加下さい。

そういえば,本試験7回目ともなると既に「受験回数4回目」,という受験生も出てきているんですよね。何とも凄い試験になって来ました。予備試験組も参入し始め,競争は更に激化してきているので,早め早めに「正しい試験対策」をとることの必要性は高まることはあれ低くなることは無いでしょう。日々気合を入れて頑張りましょう。
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中日の過ごし方

2012-05-17 14:22:43 | 司法試験関連
どうしても「ちゅうにち」と読んでしまいそうになりますが,「なかび」の過ごし方についてアドバイスをば。昨年から短答式試験が最終日に回るという頓珍漢なことになったので,中日の過ごし方がやや混乱気味になっているかと思います。

中日の役割として,まず疲れを取る,というのがあります。今晩は早めに寝て睡眠時間を確保しましょう。明日遅くまで寝ていると,夜寝れなくなり元も子もなくなるので,睡眠時間を確保しつつ,午前中には目を覚ます,というパターンにして欲しいところです。遅くとも10時くらいには起きたいですね。その後,天気がよければ少し外に出て身体を動かすと良いと思います。気分もリラックスさせましょう。

勉強はまずは論文の刑事系対策です。その次に短答式対策でしょう。試験3日目は試験終了時間が早いので,刑事系試験終了後から夜にかけて,短答式対策の時間をある程度確保できます。なので,中日と3日目の両方で7科目の復習ができる,と位置づけましょう。中日の夜は早めに勉強は切り上げて,疲労感を残さないようにしましょう。

因みに吉野の中日の過ごし方ですが,実はホテルに滞在したまでは良かったのですが,ベッドのスプリングがあまりに酷すぎて,起きたら,腰が痛くて背筋を伸ばせないほど酷く痛んでしまいました。もしあの痛みが中日でなかったら,試験途中放棄の可能性もあったくらい酷かったのです(そういう意味では中日に痛みが出て非常にラッキーでした)。そこで薬を塗りたくり,腰を自分で揉んでほぐしたり,リンゴ巣を沢山飲んだりして回復に努めました。ある程度痛みが和らいだところで,サンシャインシティをプラプラしました。非常に天気が良かったので屋外で気分転換したのです。特にアルバ屋上のサンシャイン広場は植木による迷路!?があって面白かった(笑)。後は,ホテルに戻り,当時3日目の民事系の予習をしました。夕食はガッツリとって(取りすぎた。バーガーキングでどでかいバーガー2個は完全に買い過ぎだった),早めに寝ました。
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8387名

2012-05-17 13:46:44 | 司法試験関連
今大会の受験者数が出たようです。

出願者数11,265人
受験予定11,100人:法科大学院修了11,005人+予備試験合格95人
受験者数8,387人 :受け控え2,713人・受験率75.6%

と言うことみたいです。7年目にして始めて,受験者数が減少しました。昨年比378人減になります。それでも第5回大会の8163人を超えて,史上2番目の受験者数ではあります。受け控え人数は2713名で,第6回大会2921名,第5回大会2745名に次ぐ史上3位の規模になります。しかし,受け控え率は毎年見事なまでに25%ラインですね。まるではかったようです。短答合格者数は,第5回5773名,第6回5654名と推移しているので,ボーダーラインの人数分布の影響は受けますが,5700名前後(約68%程度)になるのではないかと思われます。
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復習の重要性

2012-05-17 13:06:20 | 司法試験関連
憲法・行政法の内容については,踏み込んでいないので読んでも大丈夫です。

行政法は案の定,難化傾向が維持されています。仕組み解釈を詳細にさせてきていますね。普段から,個別法等の条文を追いかけ検討するトレーニングを積んでおかないとどのような規定に着目すべきかの判断に差が出てしまいます。

処分性は4年ぶりの登場ですが,2011年論文突破受講生向けの直前フォロー講義で処分性の判例3類型のまとめをしたので,それらを手がかりに検討していけばかなり良い線行くと思います!吉野講義の十八番,「判例の類型論」が威力を発揮する場面だと思います。

来季以降受験予定の方は,「論文突破レジュメ」の復習をシッカリやって欲しいと思います。
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平和島,嗚呼,平和島

2012-05-17 11:48:34 | 司法試験関連
2日目は平和島へ。2日連続で睡眠時間が3時間を切ると流石にしんどかったというのもあるが,この流通センター,試験会場としての適性は正直あれな感じもしますねぇ。

目ぼしい交通手段がモノレールしかないと言うのがそもそもミラクル過ぎますが,朝の混みようったらないです。羽田空港利用者で平時から混雑していますが,通勤時間ともかち合って,受験生的には会場に来るだけでも大変なのではないかと危惧します。帰りもモノレールの輸送量が大したこと無いので,直ぐには乗れず帰宅し辛いでしょうし,駅には待つ間座れるようなベンチ一つありません。大きな荷物に1日の疲労を考えると,ロケーションとしては不適格だと思いました。昨年までの国際展示場近くの会場もあれでしたが,流通センターの使用は来年からは止めるべきではないか,と思う次第です。コンビ二も実質的に1軒しかなく,店内ではレジの順番待ちでエライ並んでいました。これでは,会場間格差があり過ぎだと思うのです。

明日は中日でお休みですが,3日目は池袋会場に出張ります。池袋は,個人的に思い入れのある「古戦場」です。

あ,今日は更に縁起かついで,「ダブルカツ丼」を食べました。なので今はお腹一杯です(笑)
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来年以降受験予定の方へ

2012-05-17 11:23:59 | 司法試験関連
去年,3月のオープンスクールでプライバシーをこれでもか!と扱ったところ,本試験でガツンと出題されました。

そして今年は思想良心の自由と並んでずっと大本命と言ってきた政教分離が登場。政教分離については,昨夏の大阪夏の陣公法系編で最新判例を2つ扱いました(これは塾生さんのご要望を受け,商品化もされています)。2012年版論文突破では補助レジュメで10ページ扱いました(2011年受講生向けの直前講義でも政教分離事例の処分違憲の処理手順について言及しています)。本ブログでは,藤田裁判官の個別意見を紹介したり,2012年版セレクト掲載判例にも言及しました。また昨年4月には,政教分離事件2つにつきポイントをコメントもしています(2011年4月8日付け)。

何が言いたいかというと,これらはほとんどが「無料」で提供した情報である,と言うことです(講義以外ということ)。いつも「司法試験は異常なまでの情報戦である」,と言って来ましたが,有料講義はもちろんのこと,無料でもかなりな情報提供をしてきたつもりです。このような無料で手に入る情報に関心を示さない理由が未だに分からないのですが,昨年,そして今年と続いて,このような「情報に無関心な態度」が少しは改まるといいなとは思っています。まぁ,このブログを読んでいる人に言っても仕方ないんですけどね(笑)毎度毎度,残念に思っています。

というわけで,来年以降受験予定の皆さん,「情報戦」ということを改めて肝に銘じてください。
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