67camper's Blog

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ピーターソンの背中シリーズ、第3弾

2010-02-17 00:01:57 | jazz & vocal

Oscar Peterson Palys Richard Rodgers/Oscar Peterson
(Clef MGC624)


 久々にピーターソンの背中シリーズをアップしてみます。今日はリチャード・ロジャーズのソングブックです。ロジャースもお馴染みの曲が多いコンポーザーですよね。ロレンツ・ハートと組んだ時期のものやオスカー・ハマースタインと組んだ時期のモノがありますが、やはり「マンハッタン」に代表されるような前者とのコンビの都会的なセンスが光ります。

 本アルバムも背中シリーズではお馴染みのギターを加えたトリオでドラムレスです。ギターはハーブエリス、ベースのレイ・ブラウン、そしてOPのトリオです。曲的にもジャズファンに馴染みのモノが多く、"My Funny Valentine"、「春の如く」、「飾りの付いた四輪馬車」、"Bewitched"、"The Lady Is A Tramp", "Blue Moon", "Isn't It Romantic"、「時さえ忘れて」、そして前述のマンハッタンと嬉しくなる選曲です。ここでもOPは好不調の波がすくない質の高いプレイでロジャースの名曲の美しさを損なう事なくプレイしています。


Oscar Peterson Palys The Richard Rodgers Song Book

(Verve MGVS-62055)

 もちろん、VERVE時代の絵画シリーズでもリリースされており、この絵画カバーの中でも個人的に好きなカバーがこのロジャース盤のジャケットです。背中盤はもちろんクレフのトランぺッターラベルのモノラル盤です。所有盤は決して状態が良くないですが、モノラルカートリッジで聴けばかなりノイズも低減できている感じですね。何と言っても、DSMによるオレンジバックに映える背中の存在感が抜群ですね。