67camper's Blog

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久々にオルガンジャズを! Johnny "Hammond" Smith

2010-02-06 04:14:01 | jazz & vocal

Talk That Talk/Johnny "Hammond" Smith
(New Jazz 8241)


 オルガンジャズはモダンジャズファンにはどうも敬遠される傾向がありますよね。ブルーノートの看板スターの巨匠ジミー・スミスですら比較的リーズナブルなお値段で流通しています。いわゆるコテコテ系のどす黒いアーシーな演奏を売りにしているプレイヤーも多いですが、オーバーファンクにならずプレイするジョニー”ハモンド”スミスなども聴き易いプレイヤーではないでしょうか?スミスのロングトーンを生かしたバラードプレイは一聴に値するものがあるのではと思っています。本日はテナーのオリバー・ネルソンとの共演盤をアップいたします。

 メンバーはJohnny "Hammond" Smith(org), Oliver Nelson(ts), George Tucker(b), Art Taylor(ds), Ray Barretto(conga)の五重奏団です。本盤ではギターがおらずベースプレイヤーが加わっていますよね。シャーリー・スコットもそうですがベースが入るとオルガンはかなり端正になりピアノ的になると感じるのは自分だけでしょうか?。強靭なピチカートで知られるタッカーのベースはここでも健在です。ネルソンはA-4の"Minors Allowed"、B-1の"Rip Tide"とB-3の”Bennie's Diggin'"で参加していてますが、いつものような迫力が感じられず、良く言えば端正でちょっとなぁ・・・という感じは否めませんね。一方、リーダーのスミスのバラードプレイはオルガンの特色を生かしたロングトーンが印象的でB-2の"Misty", B-4の"A Portrait Of Jennie"など好感がもてますね。

 所有盤はブルー、トライデントのプレステッジ盤です。オリジナルはNEW JAZZですよね。オルガンもたまには良いですよ!