サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

情けないけど・・

2022年06月22日 16時51分19秒 | 私の日記
 先週の金曜日、ハローワークで紹介状をもらい、月曜日、その会社に面接に行きました。

 小さな工場で、作業は誰にでもできるような単純(単調)な内容。しかも午前中4時間のみという短時間のパートで採用してもらいました。
 しかし、社長はしきりに「体力勝負だから」「何より精神的にきつい仕事です」「高齢者でもできる内容だけれど、ついて行けずにやめた人もいます」と、不安情報を煽ってきます。

 「なまった体でついていけるかな?」と私の体型を見て不安げなそぶり。
 しかし会社は、人手が欲しいと言う事で、「じゃ、明日から来てください」という事になりました。

 そして翌日。8時少し前に会社(工場)に到着。

 そこから4時間、単純作業の繰り返し。仕事自体は難しいことは一つもないのですが、その単純さと私の不器用さと、気の利かなさと雑さと。
 根気と体力、私に足りないこの2つの力が最大限求められる要素でした。

 加えて、中途半端な姿勢のままでの作業。慣れてくれば自分なりのベストな姿勢を探し出すことも出来たでしょうが・・。仕事が終わった昼には、私の腰はもう限界近くに達していました。

 家に帰ってからも腰の痛みは全く引かず、姿勢を少し変えるだけで腰(まわりの筋肉)に痛みを感じます。

 そして今朝7時前、社長に電話しました。
「昨日、帰宅してからずっと考えたのですが、やはり無理だと思いますので辞めさせてもらいます。」

 たった一日で終ってしまいました。情けないけど・・。

 昔、サキさんに言われました。「お父さんは三日坊主じゃなくて、一日坊主だもんね。」
 今回は、まさにサキさんの言った通りになってしまいました。

 もう働くのは無理かな。
 頭も働かへんし、身体もすぐに悲鳴をあげるし・・。

 でも、まだ自分に出来ることはあるかもしれないから、地道に探していきましょう。そして、ある程度の仕事に耐えられるだけの基礎体力をつけないと。


 最近食べている「酢キャベツ」。痩せようと毎日、毎食前に少しずつ食べています。それと納豆。こちらは食べられるようになってから毎日欠かさず1パックずつ食べています。

 後、運動にも気を配りながら(また、ハローワークまで歩いたり)体力をつけ、ある程度の体力勝負の仕事でもへこたれないような体を作っていきたいと思います。