サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

以前のようなアクリル板越しの面会

2022年06月27日 18時26分35秒 | 今日のサキさん
 先週の水曜日、サキさんの施設から「以前のような2週間に1回のペースの面会を再開する」という案内が届きました。
 翌朝、施設に電話しました。
「面会の予約をしたいのですけど・・」
「すみません、金曜日から予約の受付を再開するのですけど・・・」
案内の紙をよく見てみると確かに「24日(金)から事前に連絡をいただき、日程調整と面会条件を満たしていることを・・・・。」と書いてあす。1日フライングしてしまいました。しかし、施設側のご厚意で、面会予約を受け付けて下さることになりました。
 本当に早とちりで、すみませんでした。

 そして土曜日、お姉さんと一緒にサキさんの面会へ。4週間ぶりの面会。今回からは以前のような「アクリル板越しの面会」に戻りました。





 この日のサキさんは反応がいいです。
 最初、館内に流れている音楽に合わせるかのように、何かを口ずさんでいました。ブツブツと何かを話そうとしている感じではなくハミングしているような。
 目もちゃんと開いています。ときどきお姉さんをにらむかのように、右目が横に動いていきました。それも2度、3度と。
 腕も良く動いていました。

 そんなサキさんにちゃんと報告をしておきました。
「納豆、食べれるようになったでね。もっと昔から食べとけば、サキさんも、もっと楽できたのにね、ゴメンね」

 ふと見ると面会の机の上に、こんなのがセットしてありました。

こそっとサキさんに触れようと思っていたのでさうが、さすがに今回はやめておきました。次回(2週間後)は、スタッフさんの目を盗んで、少しだけこそっと触ってこようと思っています。

 面会の後は、午後から若年の交流会「笑っとこぐみ」。そして日曜日は認知症の人と家族の会岐阜県支部、岐阜地区の交流会。やはり、直接会って話すのはいいですね。いろんなお話を聞くことが出来ました。また、交流会では2・3年ぶりにお会いした方もみえました。私が少し家族の会の活動から遠ざかっていたので・・。これからはちょっとうっとうしがられるくらいに参加しようかと思います。

 皆さん、これからもよろしくお願い致します。

(最近、その日のことをすぐに書けない。何か面倒になって伸ばし伸ばしにしてしまう自分がいます。気力の衰えなのでしょうか。でも、これからも書く続けます。)