サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

理沙ちゃん 結婚おめでとう

2015年12月22日 22時00分10秒 | 若年認知症のつどい
岐阜県には2つの若年性認知症の人と家族のつどいがある。

毎月、第3日曜日に、各務原市のニッケさんで開かれる
あすなろ絆会
そして第4日曜日に、岐阜市長良雄総のアルトさんで
アルトひまわり会
この2つのつどいが行われる。希に、この2つのつどいの開催日が重なることがある。基本的には重なっても、その日が第3日曜日ならニッケさんへ、第4日曜日ならアルトさんへ行っていた。どちらのつどいも私にとっては大切な場所なので、どちらかを優先はせず機械的に行き分けていた。

今月は年末ということもあり、アルトさんが第3日曜日に開催日変更となった。普段なら第3なのでニッケさんへ行くのだが、今回はアルトさんへ行くことにしました。
理由は1つ。アルトの理沙ちゃんが結婚すると聞いたからだ。先日、奥様を看取られたばかりのMさんから聞き、ぜひサプライズでお祝いをしようということになりました。サキさんも本当にお世話になった理沙ちゃん。ベッドからの起き上がらせ方を指導してくれたり、いつも的確なアドバイスをくれた。サキさんが座り込んで、どうにも動けなくなりデイに行けなくなったとき、わざわざ家まで来てくれて、二人がかりでサキさんを玄関まで動かし、玄関の段差でやっとこさ立ち上がれたサキさん。あの時は本当に助かりました。

理沙ちゃん、本当に本当におめでとう。こんないい子が、息子のお嫁さんになってくれたらな~~と、本気で思っていました。今も思っています。理沙ちゃんのような人に、息子がめぐりあえますように

そして、Mさん。ご自身がまだ完全には傷が癒えていないのに、理沙ちゃんを心から祝福し、花束やクラッカーも用意して下さった。本当に細やかな心配りのできる素敵な人だ

理沙ちゃんの入籍はクリスマスに、式は来年行うそうだ。笑顔のあふれる素敵な家庭をきっと作っていけるだろう。
理沙ちゃん、本当におめでとう。そして、これからもよろしくお願いします