サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

言葉がひとつ増えた

2015年11月03日 19時43分42秒 | 今日のサキさん
昼から、お姉さんとサキさんの面会へ
目に涙をためながらベッドに横になっているサキさん。


すぐに表情は明るくなり、お姉さんの差し入れの おイモと、かっぱえびせんを食べてもらう。イモは大好きなので、いつもより大きな口が開く。かっぱえびせんもいい音をたてて食べてくれる。

お姉さんが、リハビリで指をひろげようとした瞬間に
痛い!」
とてもはっきりした口調だった。ちょっとびっくりした。それほど、はっきりとした大きな声だった

また、お姉さんが「もっと、食べる?」と聞いたときも、サキさんが間髪入れずに
うん
ちゃんと意味の通った使い方での「痛い」と「うん」だ。
「バカ」は、今日はなかったけど、少しずつ言葉が増えてきたね。この調子で増えてくれるといいね。
「うふふ」と久々に笑ってもくれたもんね。



さて、家に帰って、夕食作り。
約束したように、「納豆チャーハン」を作ることにした。
納豆は、におわなっとう にした。

匂いは多少少ないが、あのネバネバは残っている。強敵だ。

まず、ひき肉と玉ねぎを炒め、そこに納豆を投下。ついでに付属のタレも。みるみるフライパンの底が粘っていく。
よく炒めていったん皿にとる。

次に、溶き卵、すぐにご飯を入れる。ご飯に卵が絡まったら、先ほどの具材を投入。よく炒めて、最後にしょうゆを少し垂らしてからめたら出来上がり。でも若干のにおいが。

ほとんどミンチと玉ねぎの具材なので、(納豆は1パック)あまり気にせずに食べることが出来ました。

月に1回くらいなら、チャーハンに納豆、入れてみますか。