甘くない砂糖の話のお話です
この映画、監督自らが60日間、毎日砂糖を摂取し続けたらどうなるか?という身体を張ったドキュメンタリー映画なんですが
この映画の面白い・興味深いところは、オーストラリア人の一般的な、1日の平均砂糖摂取量とも言われるスプーン40杯を、お菓子やパン、ジャンクフードなどは抜きで摂取するところです
それは、ジュースやヨーグルト、健康食品とされているシリアルなどの"糖分"のみでスプーン40杯摂る!という実験なんです
お菓子やパンの砂糖量はカウントせずにスプーン40杯分?
映画を見ると分かりますが、これがも意外にもとっても簡単な話しなんです
また、ドキュメンタリーとはいえ監督のユーモア感満載で、監督の人柄が伺える、子供も一緒に楽しめる映画!です!
監督はオーストラリアで俳優としても活躍してるみたいです
監督が若いからなのか(?)その映画構成も本当に斬新で面白い
血糖値や脳内で起きていることなど、専門的な話しや検証も組み込まれているんですが、子供でも楽しめるように難しい部分はコメディタッチで分かりやく楽しめるように描かれているところは見事です
(ヒュージャックマンも登場しますよ)
クスッと笑ってしまうような場面や、砂糖の怖さに胸が締め付けられるような場面まで、約100分間ほど、飽きさせません
映画の中でも言われていましたが、
大切なのは教育なんです
これは本当にその通りだと感じます
脳のエネルギーだからと、子供に甘いおやつを与える優しいおばあちゃん
おばあちゃんは甘〜いそのおやつが脳のエネルギーと信じて孫たちに与え続けます
私たちは子供の頃から甘いおやつが当たり前のよう手に入る生活の中で育ってきています
これほどに余計な糖質で溢れる時代ってあったのかな〜と思ってしまいます
砂糖の摂りすぎが、身体に悪い、私たちの身体にどう影響するのか…??
砂糖で溢れた世界の食文化とは対照に、私たちはその影響を学校でしっかりと教えられることはほとんどないでしょう
教えられていないので、そういった認識も進みません
子供たちに何を食べさせるのか、
食べることがどういうことなのかを、子供の頃からしっかりと教えておくことが本当に大切なのではないかと改めて感じます
きれやすい、落ち着きがない、集中力のない、そんな子供たちが増えているとも言われています
青少年による怪奇的なニュースも耳にしますが、そういった異常な行動が私たちの食べているものとの因果関係が全くないとも言い切れないということ
私たちが普段口にするものの重要性をもう少ししっかりと考えていくことが大切と言えるかもしれません
映画、甘くない砂糖の話
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